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2018-06-17 Archive

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第142回読書会『蜜のあわれ』

2018年6月17日

第142回読書会6月17日(日)に実施し、室生犀星『蜜のあわれ』を読みましょう。

【 日にち 】 6月17日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 読書会 → 解散(18:00~19:00)
【 費 用 】 読書会1,000~1,200円
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 室生犀星『蜜のあわれ』(講談社文芸文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、室生犀星『蜜のあわれ』(1959年、約150頁)。

詩人・小説家の室生犀星(1889~1962)が晩年に書いた傑作をとりあげましょう。
少女に化身した金魚と、作者と同じ70歳の老小説家との会話だけからなるシュールな小説。
めだかや金魚を偏愛した犀星の、詩的で妖しく艶やかな異色作。2016年に映画化も。

◆ なお、その次の第143回読書会は、7月15日(日)國分功一郎『中動態の世界』を予定。
読書会のスタイルで哲学カフェとミックスして実施しましょう(初参加のかたは参加不可)。
能動態でも受動態でもない、失われた「態」を求めて。2017年の新刊中で最も刺激的な一冊。

『蜜のあわれ』の概要は下記(講談社文芸文庫の紹介より)。

ある時は「コケティッシュ」な女、ある時は赤い三年子の金魚。犀星の理想の「女ひと」の結晶・変幻自在の金魚と老作家の会話で構築する艶やかな超現実主義的小説「蜜のあわれ」。凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」、自己の終焉をみつめた遺作詩「老いたるえびのうた」等、犀星の多面的文学世界全てを溶融した鮮やかな達成。生涯最高の活動期ともいうべき晩年の名作五篇を収録(読書会では「蜜のあわれ」のみをとりあげます)。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第142回はできるだけ6月12日までに、第143回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

蜜のあわれ/うたはうたえどもやぶれかぶれ室生犀星詩集蜜のあわれ

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カテゴリー:読書会
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