美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2007-09 Archive

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「ギリシア悲劇をすべて読む」 記録

2007年9月28日

2007年度夏休み特別企画「ギリシア悲劇をすべて読む」の全6回が完結しました。
ややマニアックな企画ではありましたが、参加者の数、各担当者の発表、全体での議論のいずれの点からも、大成功に終わったといえるかと思います。
参加者のみなさん、おつかれさまでした。

各回の内容・担当者は以下のとおり。

【第1回(8/05)】 ギリシア悲劇・喜劇の全体像(イガラシ)
【第2回(8/21)】 アイスキュロス「縛られたプロメテウス」「アガメムノン」(マツモト)
【第3回(8/21)】 ソポクレス「オイディプス王」「アンティゴネ」(モリワキ)
【第4回(9/01)】 エウリピデス「バッコスの信女」「メデイア」(キウチ)
【第5回(9/07)】 アリストパネス「女の平和」(イガラシ)
【第6回(9/28)】 ギリシア悲劇とソクラテス(プラトン「ソクラテスの弁明」)(イガラシ)
※ 第5回にギリシア悲劇・喜劇のエッセンスの確認もしました。
※ 第6回にニーチェ『悲劇の誕生』の読解もしました。

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カテゴリー:ギリシア悲劇の会

第31回読書会『女の平和』

2007年9月7日

第31回読書会は、ギリシア悲劇の会と合同で、9月7日(金)に実施しましょう。

【集合】 20:00に高田馬場駅BIGBOX前(この会の前に第30.5回読書会)
【場所】 高田馬場駅周辺の喫茶店
【テキスト】 アリストパネス『女の平和』(岩波文庫,約100頁)

今回は古典・名著読書
テキストはアリストパネス(高津春繁訳)『女の平和』(岩波文庫,1951年(原著BC411年))
ギリシア悲劇の会に参加していないかたを基準とします。
そのため、はじめに20分ほどでギリシア悲劇・喜劇のエッセンスをまとめてから、テキストについて歓談・議論しましょう。
いつもの読書会と同じように、あるいは短い作品ですからいつも以上に、気軽にどうぞ。

アリストパネス『女の平和』はギリシア喜劇のなかで最も有名な作品。
アテナイとスパルタの男たちの長きにわたる戦争をやめさせるべく、女たちはセックス・ストライキを武器に立ち上がる。一神教や儒教の道徳に縛られない古代ギリシアの、明るく朗らかなエロティシズムと滑稽。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。はじめてでも気軽にどうぞ。
一年生・二年生以上・他大生・院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。

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カテゴリー:読書会

第30.5回読書会『物語の構造分析』

第31回読書会の前の時間に、批評研究会と合同で、第30.5回読書会を実施しましょう。

【集合】 17:15に高田馬場駅BIGBOX前(この会の後に第31回読書会)
【場所】 高田馬場駅周辺の喫茶店
【テキスト】 ロラン・バルト『物語の構造分析』(みすず書房)所収の論文

次回の批評研究会は、第3期の初回なので前提知識がいらず、しかも1回完結の本を読みます。
また、文学・小説のみならず芸術・文化を考えるうえでとても示唆的でとても有名な論文・評論を読みます。
そこで、批評研究会参加者以外のひとにも気軽に参加してもらえるように、次回の批評研究会は第30.5回読書会としても実施したいと思います。
第31回読書会に参加予定のかたはついでにどうぞ。第30.5回読書会のみに参加のかたもぜひどうぞ。

テキストはロラン・バルト(花輪光訳)『物語の構造分析』(みすず書房,1979年)
本書所収の論文のうち、「物語の構造分析序説」「作者の死」「作品からテクストへ」を必読とし、他をなるべく読むものとしましょう。
すべて読んでもそれほど長くはありませんし、バルトは読みやすいとよく言われます。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。はじめてでも気軽にどうぞ。
一年生・二年生以上・他大生・院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。

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カテゴリー:批評スタディ | 読書会

批評研究会第3期予定&第3期第1回予定

2007年9月1日

批評研究会第3期「ポストモダンの諸思想」をテーマとして実施します。
各回のテキストは以下のとおり。時期と担当者は仮。

第1回(09月上旬)  ロラン・バルト『物語の構造分析』選 (マツモト)
第2回(10月上旬)  浅田彰『構造と力』前半 (イガラシ
第3回(11月上旬)  浅田彰『構造と力』後半 (オオサワ
第4回(12月上旬)  東浩紀『存在論的、郵便的』前半 (フジムラ)
第5回(01月中旬)  東浩紀『存在論的、郵便的』後半 (モリワキ)
第6回(02月中旬)  リオタール『ポスト・モダンの条件』 (イガラシ
第7回(03月中旬)  ボードリヤール『消費社会の神話と構造』(仮)前半 (だれか)
第8回(04月中旬)  ボードリヤール『消費社会の神話と構造』(仮)後半 (だれか)
※ 1期が長いため、第6回で一旦締め、第4期としてボードリヤールか他のポストモダン系の本を読むかも。
※ 最終回には、ポストモダンの諸思想についてのまとめも。

追加の参加希望は第1回実施前にinfo@artsbooks.jpへ。
新人さんの参加も歓迎します。参加条件はこちらで確認してください。

第3期第1回9月7日(金)に実施予定です。

【集合】 17:15に高田馬場駅BIGBOX前
【場所】 高田馬場駅周辺の喫茶店
【テキスト】 ロラン・バルト(花輪光訳)『物語の構造分析』(みすず書房)
【範囲&担当】
 「物語の構造分析序説」「作者の死」「作品からテクストへ」を必読、
 他をなるべく読むものとする。上記3論文を中心にマツモトが担当。

構造と力    存在論的、郵便的

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カテゴリー:批評スタディ

「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」観覧会

9月の観覧会は9月1日(土)に実施し、「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展―アリス、あるいは快楽原則」(ラフォーレミュージアム・原宿)を見にいきましょう。

【集合】 昼食からなら14:00に、観覧からなら15:00にJR原宿駅表参道口
※ 全員が昼食から参加なら15:00の集合は省略します。飛び入り参加は昼食からどうぞ。
【流れ】 昼食 → 観覧 → 歓談 → 解散 (→ ギリシア悲劇の会)
【費用】 チケット 学生600円/一般800円

シュヴァンクマイエルは、人形やオブジェをもちいたシュールな映像・映画・アニメで有名なチェコのアーティスト、シュルレアリスト。
絵画、コラージュ、リトグラフなどの平面作品と、オブジェや映画の美術セットなどの立体作品を展示。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。はじめてでも気軽にどうぞ。
一年生・二年生以上・他大生・院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。

以下、展覧会の概要(公式サイトより)。

 本展は、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を原作とした彼の代表作のひとつ『アリス』の世界を主軸に、絵画や立体など、200点にもおよぶ作品を一堂に展示する大型企画展であり、シュヴァンクマイエル自らが作品選定を行う極めて貴重な試みです。
 会場は、「博物誌」「アンチンボルド/判じ絵」「錬金術(秘儀)」「触覚主義」「夢とエロティスム(快楽原則)」「操り人形」「物語」「アリス」「資料」、以上9つのキーワードで構成。各セクションには、絵画、コラージュ、フロッタージュ、リトグラフなどの平面作品に加え、オブジェや映画の美術セットといった立体作品を渾然一体に展示、シュヴァンクマイエルの魔術的な迷宮世界を体験していただけます。

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カテゴリー:観覧会
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