Home > Archives > 2013-10 Archive
第91回読書会『デミアン』
2013年10月27日
第91回読書会は10月27日(日)に実施し、ヘッセ『デミアン』を読みましょう。
【 日にち 】 10月27日(日)
【 集 合 】 14:40に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:00頃~21:00)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円程度
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 ヘッセ『デミアン』(新潮文庫ほか、約240頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
ドイツ文学を代表するノーベル賞作家ヘルマン・ヘッセ。
Arts&Booksでは多読会でも彼の前期の作品『車輪の下』をとりあげましたが、今回は、
前期と後期の過渡期に書かれた代表作『デミアン』をとりあげましょう。
光と闇の二つの世界のあいだを揺れ動く、主人公シンクレールの成長を描いた青春小説。
今回の読書会は渋谷のおしゃれ空間で実施しましょう。
読書会の後には、そのままそこで、夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、なるべくこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第92回読書会は、12月1日(日)にヘンリー・ミラー『北回帰線』を予定。
第92回の参加募集は第91回の終了後に開始します。
『デミアン』の概要は下記(新潮文庫の背表紙より)。
ラテン語学校に通う10歳の私、シンクレールは、不良少年ににらまれまいとして言った心にもない嘘によって、不幸な事件を招いてしまう。私をその苦境から救ってくれた友人のデミアンは、明るく正しい父母の世界とは別の、私自身が漠然と憧れていた第二の暗い世界をより印象づけた。主人公シンクレールが、明暗二つの世界を揺れ動きながら、真の自己を求めていく過程を描く。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく10月23日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
「カイユボット展」観覧会
2013年10月13日
次回の観覧会は、10月13日(日)にブリヂストン美術館(東京)へ、
「カイユボット展―都市の印象派」を見にいきましょう。
【 日にち 】 10月13日(日)
【鑑賞集合】 15:00にブリヂストン美術館の入口内(変更の可能性あり)
【歓談集合】 歓談から参加なら、17:30頃に日本橋~銀座の飲食店(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(~20:00頃)
【 チケット 】 学生1,000円/一般1,500円(15名以上なら団体料金で学生800円/一般1,300円)
【歓談費用】 ~3,000円程度
【 定 員 】 25名程度まで(初参加の新人さんは7名程度まで)
※ 初参加の方の参加連絡はお早めに。2週間前に定員に達することもあります。
◆ ギュスターヴ・カイユボットは、画家としても収集家としても印象派を支えた、印象派の中心人物。
日本ではそれほど知られていませんが、印象派のなかではめずらしい写実的な手法を駆使しながら、
パリの近代的な都市風景や風俗を柔らかな光のなかに描いた作品には独特の魅力があります。
今回の展覧会では、このカイユボットの全貌を、約60点の作品によって日本ではじめて紹介。
あわせて、パリを撮り、兄ギュスターヴと影響を与えあった弟、写真家マルシャルの約80点も展示。
◆ 鑑賞の後には、日本橋~銀座の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。
◆ なお、その次の観覧会は、11月17日(日)に待望の「ターナー展」(上野)の予定です。
また、10月4日(金)の夜にヨルカンを実施し、「竹内栖鳳展」(竹橋)をみにいきましょう。
カイユボット展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。
ギュスターヴ・カイユボット(1848~1894)はモネやルノワールとともに印象派を代表する画家で、1876年の第2回印象派展以降、5回にわたって印象派展に参加しました。その存在は、仲間の作品を購入することによって、経済的に彼らを支えたほか、印象派展の開催の継続などでも、仲間の意見調整や経済支援などをおこなった人物として知られています。しかし近年では、印象派の画家としての活動に関心が集まり、作品の再評価が進んでいます。すなわち、ドガと同様に、近代都市パリの新しい風俗や都市風景を光り溢れる繊細な筆致で描いた作品に関心が高まっているのです。本展は、印象派を中心とするコレクションを美術館の中核にすえるブリヂストン美術館が、開館以来半世紀を経て、印象派の代表的な画家であるギュスターヴ・カイユボットを日本において初めて紹介しようとするものです。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく10月9日までにお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方は、できるだけ鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握したうえで、歓談の会場を確保するなどします。
ヨルカン「竹内栖鳳展」
2013年10月4日
平日夜の観覧会、ヨルカンを10月4日(金)に実施しましょう。
今回は東京国立近代美術館(竹橋)の「竹内栖鳳展―近代日本画の巨人」をとりあげましょう。
【 日にち 】 10月4日(金)
【 集 合 】 20:00までに東京国立近代美術館の出入口付近(または後日連絡する飲食店へ)
【 流 れ 】 事前・当日に各自鑑賞 → 集合 → 移動 → 歓談 → 解散(22:00過ぎ)
【歓談費用】 3,000円前後
【参加要件】 Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること
ヨルカン(夜の観覧会)とは、美術館が遅くまで開館している金曜などの夜に、事前・当日に鑑賞済みの
参加者が集まり、観覧会の歓談と同様に「アートのはなし」を楽しむ、新スタイルの観覧会。
参加要件を設け、顔なじみのメンバーと気楽に過ごせる活動として、不定期に開催していきます。
マイナーだったり時期がかぶったりで観覧会ではとりあげられなかった、はずせない展覧会をフォロー。
今回とりあげる竹内栖鳳展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
日本画家の竹内栖鳳(1864~1942)は、京都画壇の近代化の旗手として土田麦僊をはじめとする多くの後進に影響を与えるなど、近代日本画史に偉大な足跡を残しました。/栖鳳は京都に生まれ四条派の幸野楳嶺に学びましたが、積極的に他派の筆法を画に取り入れ、また定型モティーフとその描法を形式的に継承することを否定し、画壇の古い習慣を打ち破ろうとしました。その背景には、1900年のパリ万博視察のための渡欧がありました。現地で数々の美術に触れ、実物をよく観察することの重要性を実感したのでした。/しかし、やみくもに西洋美術の手法を取り入れたのではないところに栖鳳の視野の広さがありました。江戸中期の京都でおこった円山派の実物観察、それに続く四条派による対象の本質の把握と闊達な筆遣いによる表現は幕末には形式的なものとなり、定型化したモティーフとそれを描くための筆法だけが残されてしまいました。栖鳳は実物観察という西洋美術の手法を参考にしつつ、西洋と肩を並べられるような美術を生み出そうという気概でこれら伝統絵画の根本的理念をもう一度掘り起こそうとしたのです。/本展は、栖鳳の代表作、重要作、長らく展覧会に出品されてこなかった作品約110点、素描などの資料約60点で栖鳳の画業を通観し、栖鳳が新たな時代に築いた日本画の礎を示します。
参加するかもしれない方はinfo@artsbooks.jpまでひとまずご連絡ください。
お仕事の都合などによる連絡なしのドタキャンにも対応。ひとまずの参加連絡は9月30日までに。
- Feed