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「スペインの彫刻家 フリオ・ゴンサレス展」観覧会
2015年11月29日
次回の観覧会は11月29日(日)に実施し、世田谷美術館(用賀)へ、
「スペインの彫刻家 フリオ・ゴンサレス展」を見にいきましょう。
【 日にち 】 11月29日(日)
【鑑賞集合】 15:20に世田谷美術館入口付近(用賀駅より徒歩17分・バス利用、他駅よりバス利用)
【歓談集合】 歓談から参加なら17:30頃に用賀の飲食店(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(20:30前後に)
【 チケット 】 学生800円/一般1,000円(20名以上なら団体料金で学生600円/一般800円)
【歓談費用】 ~3,500円前後
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ フリオ・ゴンサレス(1876~1942)は、ピカソにも教えた、スペイン出身の鉄彫刻のパイオニア。
20世紀の彫刻の展開においては、ブランクーシやジャコメッティと並ぶ重要作家とされています。
「空間の中のドローイング」とも呼ばれる、抽象的かつ有機的でのびやかな彫刻で知られます。
今回の展覧会はその初期~晩年の94点を紹介する、国内初の貴重な大回顧展。
公式サイトも作られないほど宣伝・広告がされていませんが、はずせない展覧会のひとつ。
◆ 鑑賞の後には、用賀の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想などについて歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。
◆ なお、その次の観覧会は、1月10日(日)に「英国の夢 ラファエル前派展」(渋谷)を予定。
これまでまとめて紹介されることのなかった、同派生誕の地リバプールの国立美術館が誇る傑作コレクション。
アートスタディ「はじまりの三部作」の第一弾「デザインのはじまり」もあわせて実施予定。
ゴンサレス展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。
20世紀鉄彫刻の父、フリオ・ゴンサレス(1876-1942)。19世紀末、バルセロナの若き金工職人だった彼は、1900年からパリを拠点に、金工で生計を立てつつ画家をめざしました。ブランクーシの技術助手を経て、1920年代末、同郷の旧友ピカソに鉄の溶接技術を教えたことで、ゴンサレスは50歳を過ぎてから「彫刻家」としての自分を発見します。以後、「空間の中のドローイング」とも呼ばれる、抽象的でいて有機的なのびやかさをもつ彫刻によって注目されますが、スペイン内戦や第二次世界大戦という苦難のなか、志半ばで世を去りました。/ゴンサレスが彫刻家として活動したのは、わずか10年あまりです。しかし、鉄などの金属素材を知りつくした手と、同時代の多彩な芸術を咀嚼する粘り強い精神から生まれた彼の作品は、デイヴィッド・スミス、アンソニー・カロなど、戦後の現代彫刻家たちが進むべき道を指し示すものとなりました。/本展は、ゴンサレスの仕事の全体像をとらえる、わが国初の体系的な回顧展です。スペインのバレンシア現代美術館(IVAM)の所蔵品を中心に、バルセロナ時代の貴重な金工作品をはじめ、彫刻、素描など計94点を展覧し、知られざる巨匠ゴンサレスの魅力をお伝えします。。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
ゴンサレス展はできるだけ11月24日までに、ラファエル前派展は詳細掲示後にお願いします。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~常連の方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。
第21回文学フリマ東京に出展します
2015年11月23日
第21回文学フリマ東京にて「コレコネ Vol.00」を販売します。
【 日時 】 2015年11月23日(月・祝)11:00~17:00
【 会場 】 東京流通センター 第二展示場 2Fオ-27
文学フリマ仕様のチラシも配布。ぜひお手にとってみてください。
哲学カフェ第13回『時間と自由』
2015年11月22日
哲学カフェ第13回(セッション06)を、11月22日(日)に実施しましょう。
前回と今回はベルクソンをとりあげ、「時間」について考えてみましょう。
哲学カフェの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。
【 日にち 】 11月22日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → セッション(3~4時間) → 解散 or 夕食
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度
【サブテキスト】 ベルクソン『時間と自由』の「第2章」と「結論」(岩波文庫、計90頁)
※ サブテキストは全部読んできてもOK、途中まででも、読んでこなくてもOK。
◆ 通常の哲学カフェはスタディ編とセッション編の2回で1組(片方だけ参加でもOK)。
スタディ編では、Arts&Booksの選ぶ「哲学者20」から1人をとりあげ、担当者のレジュメを
もとに、その哲学者の哲学・思想の全体像をおさらいします。
セッション編では、スタディ編でとりあげた哲学者の代表作をその場で読み解きます。
どちらの回も、特定のテーマを中心としたセッションをはさみながら進めていきます。
哲学カフェの様子を知りたいかたはアートと読書の雑誌「コレコネ」を読んでみてください。
ヘーゲルの回のスタディ編が収録されています。
◆ 今回はセッション編。
ベルクソンの最初の主著『時間と自由―意識に直接に与えられたものについての試論』の
「第2章」と「結論」をその場で読み解きながら、ひきつづき「時間」について考えてみましょう。
前回には参加できなかったかたもお気軽に参加どうぞ。
◆ なお、その次の哲学カフェ第14回は2月7日(日)に実施予定。
ベルクソンとつなげながら、フッサールをとりあげ、「もの(事象そのもの)」について考えてみましょう。
その前に、12月30日(水)にドゥルーズのDVD『アベセデール』を観る会もクローズドで実施予定。
後者に興味のあるかたは活動参加時に直接お尋ねください。
サブテキストの概要は次のとおり(同書の表紙より)。
ベルクソン(1859~1941)の哲学的出発を告げた時間論の古典的名著。「意識に直接与えられた」現実を純粋な時間的持続とみなす立場から、自由の決定論と非決定論の双方を〈時間の空間化〉として批判した。時間意識の緻密な分析を通して具体的現実の復権と真の自由の顕彰を図った20世紀初頭の思想動向を代表する記念碑的労作である。
参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
参加人数に応じて会場が変更になる可能性があるため、できるだけ11月17日までにお願いします。
予告! アートスタディ「はじまりの三部作」
2015年11月15日
2010年から5ヶ年計画で進めてきたアートスタディ。
その最後の3回を1月~3月に実施し、全20回を予定どおり完結させましょう。
最後の3回は「はじまりの三部作」として以下のとおり実施します。
【 01月10日(日)】 デザインのはじまり(No.18 エコール・ド・パリ&アール・デコ)
「英国の夢 ラファエル前派展」観覧会の前に、「エコール・ド・パリ&アール・デコ」を横目に、
ウィリアム・モリス、アール・ヌーヴォー、バウハウス、ロシア・アヴァンギャルドなど、
デザインのはじまり~現代をおさらいしながら、「デザインとはなにか」を考えましょう。
いまのところ、サブテキストは原研哉『デザインのデザイン』(岩波書店)を予定。
【 02月14日(日)】 美術・芸術のはじまり(No.01 原始美術)
同日の「村上隆の五百羅漢図展」観覧会の前に、「原始美術」をおさらいしながら、
美術・芸術のはじまりについて、あるいは「美術・芸術とはなにか」について考えましょう。
いまのところ、サブテキストはバタイユ『ラスコーの壁画』(二見書房)を予定。
【 03月20日(日)】 西洋美術のはじまり(No.06 ルネサンス美術)
同日の「ボッティチェリ展」観覧会の前に、「ルネサンス美術」についておさらいしながら、
最終回にふさわしいテーマとして、「西洋美術・近代美術とはなにか」を考えましょう。
サブテキストは池上英洋『ルネサンス 歴史と芸術の物語』(光文社新書)を予定。
最終回以外は同日の観覧会とはゆるいつながりですが、だからこそ展覧会の見えかたが変わりそう。
どの回も会場費無料(飲食代のみ)で実施予定。観覧会のついでにぜひお気軽にご参加ください。
参加連絡はそれぞれの回の詳細お知らせ後にお願いします。
第112回読書会『人間失格』
2015年11月8日
第112回読書会は11月8日(日)に、最後のコレコネ発行記念企画として実施し、
太宰治『人間失格』を読みましょう。
【 日にち 】 11月8日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円程度 + 歓談~3,500円程度
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 太宰治『人間失格』(新潮文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 今回のテキストは、太宰治『人間失格』(1948年、約150頁)。
「恥の多い生涯を送って来ました」。太宰治が最期に完成させた自伝的告白小説。
この日本文学の王道をさまざまな角度から読みこんでみましょう。
新潮文庫がオススメですが(コレコネ掲載批評の引用元)、太宰作品を網羅的に収録した文春文庫も便利。
今回もアートと読書の雑誌「コレコネ」を多数持参します。興味を持たれたかたはお手にとってみてください。
コレコネはジュンク堂書店池袋本店の文芸誌コーナーなどにも並んでいます。
◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。
◆ なお、その次の第113回読書会は、12月13日(日)にサラマーゴ『複製された男』(2002年)を予定。
ポルトガル初のノーベル賞作家が描く、現代社会におけるドッペルゲンガー。2014年に映画化。
『人間失格』の概要は下記(新潮文庫の紹介文より)。
この主人公は自分だ、と思う人とそうでない人に、日本人は二分される。/「恥の多い生涯を送って来ました」。そんな身もふたもない告白から男の手記は始まる。男は自分を偽り、ひとを欺き、取り返しようのない過ちを犯し、「失格」の判定を自らにくだす。でも、男が不在になると、彼を懐かしんで、ある女性は語るのだ。「とても素直で、よく気がきいて(中略)神様みたいないい子でした」と。ひとがひととして、ひとと生きる意味を問う、太宰治、捨て身の問題作。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人、どなたでもどうぞ。
第112回はできるだけ11月3日までに、第113回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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