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「クラーナハ展」観覧会
2016年12月25日
次の観覧会は12月25日(日)に実施し、国立西洋美術館(上野)へ、
「クラーナハ展 500年後の誘惑」をみにいきましょう。
【 日にち 】 12月25日(日)
【鑑賞集合】 14:50に国立西洋美術館の建物入口付近(JR上野駅公園口より徒歩2分)
【歓談集合】 歓談から参加なら17:30頃に上野の飲食店(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 20:30頃までに解散
【 チケット 】 学生1,200円/一般1,600円(20名以上なら団体料金で学生1,000円/一般1,400円)
【歓談費用】 ~3,500円前後
【 定 員 】 40名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 2016年最注目の展覧会のひとつ。
ドイツ・ルネサンスを代表するルカス・クラーナハ(1472~1553)の日本初の大回顧展。
特異なエロティシズムで描かれたユディトやサロメなどの女性像で知られる画家の、
その全貌を明らかにするとともに、近現代におけるその影響にも迫ります。
今年最後の観覧会になりますので定員を若干拡大。忘年会がわりにみなさんぜひ。
◆ 鑑賞の後には、美術館付近の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想などについて歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。
◆ また、観覧会の前には、アートスタディ「美術を書く」を実施しましょう。
お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽にどうぞ。観覧会のみの参加ももちろん歓迎。
◆ なお、その次の観覧会は、1月29日(日)に「世界遺産ラスコー展」(上野)を予定。
ラスコーの洞窟壁画を1ミリ以下の精度の実物大で再現した世界巡回展を国立科学博物館で。
クラーナハ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)は、ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家です。大型の工房を開設して絵画の大量生産を行うなど、先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、一方でマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも、きわめて深く関与しました。けれども、この画家の名を何よりも忘れがたいものにしているのは、ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。艶っぽくも醒めた、蠱惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世の人々をも強く魅了してきました。/日本初のクラーナハ展となる本展では、そうした画家の芸術の全貌を明らかにすると同時に、彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。1517年に開始された宗教改革から、ちょうど500年を数える2016-17年に開催されるこの展覧会は、クラーナハの絵画が時を超えて放つ「誘惑」を体感する、またとない場となるはずです。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
クラーナハ展は12月20日までに、ラスコー展は詳細掲示後にお願いします。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~常連の方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。
アートスタディ「美術を書く」
12月25日(日)の観覧会の前に、アートスタディ「美術を書く」を実施しましょう。
お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
サブテキストは事前配布します。
【 日にち 】 12月25日(日)
【 集 合 】 12:25に喫茶室ルノアール ニュー秋葉原店の会議室(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
【 費 用 】 各自注文の飲食代のみ
【サブテキスト】 『美術手帖』2016年1月号~12月号の展覧会レビュー部分
今回のアートスタディでは、美術・アートや展覧会について話したり書いたりする際の
切り口や語り口を考えるために、プロの展覧会レビューをまとめて読んでみましょう。
参加予定者には、1年分の『美術手帖』から展覧会レビューのページだけ抜粋して配布します。
文章1ページ+写真1ページのレビュー7~11本が12号分なので適度な文章量。
これを読んできて、どのレビューがどうよかったかを話しあいつつ切り口・語り口を考えましょう。
ほかに、シルヴァン・バーネット『美術を書く』(東京美術)が参考になるかもしれません。
◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
第123回読書会『赤い高梁』
2016年12月11日
第123回読書会は12月11日(日)に実施し、莫言『赤い高梁』を読みましょう。
【 日にち 】 12月11日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 読書会 → 移動 → 歓談 → 解散(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円程度 + 歓談~3,500円程度
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 莫言『赤い高梁』(岩波現代文庫ほか、約300頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 今回のテキストは、莫言『赤い高梁(こうりゃん)』(1987)。
莫言(ばくげん、1955~)は2012年に中国籍の作家としては初めてノーベル文学賞を受賞。
ガルシア=マルケスやフォークナーの影響を受けた、「幻想的なリアリズムによって民話、
歴史、現代を融合させた」作風で知られます。
『赤い高梁』は中国の農村のありようを豊穣な語りで凄烈に描いた、莫言の代表作。
もとは『続 赤い高梁』(岩波現代文庫ほか)とあわせて1作の連作中篇集ですが、今回は
『赤い高梁』1冊のみをとりあげましょう(余裕があれば『続 赤い高梁』もどうぞ)。
1987年に制作された本作品原作の映画はベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。
今回は2016年の読書会をふり返る会を兼ねます。みなさんぜひ。
◆ なお、その次の第124回読書会は、1月8日(日)にバーネット『秘密の花園』(1911)を予定。
お屋敷の秘密の花園をめぐる少女と少年たちの物語。早めの開始で読書会後に全体の新年会。
『赤い高梁』の概要は下記(岩波現代文庫の紹介文より)。
婚礼の輿が一つ、赤に染まる高粱畑の道を往く。輿に揺られる美しい纏足を持った少女。汗に濡れ輿を担ぐ逞しい青年。中国山東省高密県東北郷。日本軍が蛮勇を振るうこの地を舞台に、血と土、酒に彩られた一族の数奇な物語が始まる。その名「言う莫れ」を一躍世界に知らしめた、現代中国文学の旗手の代表作。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人、どなたでもどうぞ。
第123回はできるだけ12月6日までに、第124回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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