美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2006-03 Archive

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2005年度の活動記録

2006年3月31日

・ 東京―ベルリン/ベルリン―東京展(06/3/10)……19世紀末?現在の日独アートを年代順に

・ 「絵画の行方―現代アートの美しさって何?」展(06/2/19)……日本の作家。シンポジウム聴講

・ ポーラ美術館の印象派コレクション展(06/2/8)……ルノワール、モネ、セザンヌ。現地もGood

・ 印刷博物館企画展&常設展(05/12/27)……貴重な書籍を見られ、印刷の歴史・工程が学べる

・ 「ドイツ写真の現在」展(05/12/11)……作家10人を広く見渡す。「現実」における「人間」の位置

・ プーシキン美術館展(05/11/20)……印象派?マティス、ピカソを広く展示。大勢参加

・ 写真の歴史展第4部[混沌](05/11/3)……シリーズ完結。コンテンポラリーな写真の多様性

・ シュヴァンクマイエル展&映画祭(05/10/16)……再び遠出して逗子まで。魔術的な造形と映像

・ ギュスターヴ・モロー展(05/9/25)……絵画史における過渡的な存在。「一角獣」「出現」は必見

・ ドレスデン国立美術館展(05/8/10)……絵画のみならず、工芸品から武器や実験用具まで

・ 東京都写真美術館(05/7/3)……絵画を模倣する芸術写真はどこか滑稽。報道写真展も観覧

・ クールベ美術館展(05/6/5)……最多の14名参加。40数点出展されており、クールベを堪能

・ ベルリンの至宝展(05/5/26)……一般にはあまり知られていない画家の絵が光っていた

・ ゴッホ展(05/5/8)……ゴッホの名品を多数展示。入場まで30分待ちという混雑ぶり

・ ベルギー象徴派展(05/4/23)……マイナーかつ小粒の絵画展。彫刻に見るべきものが多い

・ ルーヴル美術館展(05/4/10)……横浜中華街にて昼食後、観覧。おおぜいの新入生が参加

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カテゴリー:Arts

哲学研究会第1期第1回記録&第2回以降予定

2006年3月19日

きのうはおつかれさまでした。
まず、哲学研究会第1期第1回(ルノアール高田馬場第一店にて)の活動記録。
今回はIntroductionということで、メルロ=ポンティや『知覚の現象学』、現象学の解説書を各自で選んで読んできて、全員がそれについて発表しました。
最初にnakamuraが、村上隆夫『メルロ=ポンティ』(清水書院)をもとに、「メルロ=ポンティの基本的な思想概念」について「パースペクティヴ」と「ゲシュタルト」を中心に発表しました。
つぎにKが、山口一郎『現象学ことはじめ―日常に目覚めること―』(日本評論社)をもとに、現象学について「意識」「感覚」「時間」「気づくこと、心と身体が育つこと」の4点を中心に発表しました。
最後にigarashiが、おもに廣松渉・港道隆『メルロ=ポンティ』(岩波書店)の「内篇 メルロ=ポンティ哲学の輪郭と軌跡」をもとに、メルロ=ポンティ哲学の全体像について「前期」を中心に発表しました。
今回は欠席のhhは、熊野純彦『メルロ=ポンティ―哲学者は詩人でありうるか?―』(NHK出版)をもとに、『知覚の現象学』についてまとめたレポートを配布しました。
各自の発表のあとには、基本的な概念等について質問しあい確認しあいました。

つづいて、以後の活動予定。
第2回以降はMainということで、以下のとおりに進めていきます(内部資料「&Critiques哲学研究会の進めかた」より)。

【追記(2006/05/15)】
哲学研究会の参加条件や進めかたを緩める方向で改訂しました。
哲学研究会に興味のあるかたはお気軽にお尋ねください。

Main テキストを読む
【事前】
1.各自で、テキストのその回の範囲を読みこむ。
  ・発表担当者以外の参加者も、発表担当者の整理と解釈とを批評できる程度に読みこむ
2.発表担当者は、テキストのその回の範囲について、内容を整理し、自身の視角・問題意識からの解釈を盛りこみ、レジュメをつくる。
  ・レジュメはA4用紙4枚までとし、30?60分程度で発表できるものとする。
【当日】
1.発表担当者は、テキストのその回の範囲についての整理と解釈とを、事前に準備してきたレジュメに沿って発表する。
  ・レジュメは発表担当者が参加人数分を印刷してくる。
2.全体で、発表担当者の整理と解釈とを批評し、各自の視角・問題意識からの解釈を披露しつつ、テキストのその回の範囲について議論する。
3.各回の終了後には、発表担当者は、「&Critiques Blog」に活動記録を書きこむ。

第2回以降のテキスト配分・発表担当は以下のとおりです。

[第2回] 序文・緒論(hh)
[第3回] 第1部I(nakamura)、第1部II・III(igarashi)
[第4回] 第1部IV・V(K)、第1部VI(nakamura)

第2部・第3部については、第1部を読んでみてから読む/読まないを決めましょう。

そして、第2回の活動日時。
とりあえず4月16日(日)の16:00に高田馬場駅BIGBOX前集合で実施の予定です。
この日の1週間前頃にメールを流しますので、都合が悪くなった場合はそのときにお知らせください。

なお、次回以降は各回の発表担当者(あるいは司会者)に活動記録&予定を書いてもらいます。
よろしくお願いします。

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カテゴリー:哲学スタディ

「絵画の行方」展と「東京―ベルリン展」、批評研究会構想

2006年3月11日

先日の「絵画の行方―現代美術の美しさって何?―」展観覧会と関連したレポート「『シミュレーショニズム』とその周辺―現代アートの諸相1―」と、昨日の「東京―ベルリン/ベルリン―東京展」観覧会と関連したレジュメ「「東京―ベルリン/ベルリン―東京展」へ向けて」とをつくりました。どちらも20世紀のアートを概観するものです。興味のあるかたはigarashiまで。

これらをつくりながら、実現の可否はさておき、Artsの補助としての批評研究会・通常版は以下のように進めていけばいいかもしれないと思いました。

[日時] 各観覧会の集合時間の2?3時間前から各観覧会の集合時間まで
[対象] 各観覧会への参加希望者とはべつに各批評研究会への参加希望者を募る
[目的] 各観覧会で観覧する展覧会の内容に関連した内容の知識を深める
[方法] 発表希望者が事前に調べてきた内容について参加希望者に講義する
[条件] 1名以上の発表希望者と発表希望者を含む3名以上の参加希望者とがいること

ほかに、Artsの補助としての批評研究会・特別版で芸術学・美学の評論・論文を読んだり、Booksの補助としての批評研究会で文学の評論・論文を読んだりできれば理想的。

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