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2022-09 Archive

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第185回読書会『センス・オブ・ワンダー』

2022年9月18日

第185回読書会9月18日(日)夜にオンラインで開催し、
レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』を読みましょう。
今回は翌日が祝日の日曜の夜に開催します。

オンライン開催にはTeamsを使用します(参加者の費用発生なし)。
6月時点では昼にリアル開催予定でしたが、コロナ状況をふまえ、夜にオンライン開催へ変更しています。

【 日にち 】 9月18日(日)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』(新潮文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ テキストの概要
今回のテキストは、レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』(1965年、本文約70頁)。

文学とアートと科学の交わるところ『沈黙の春』でも知られる生物学者の遺作エッセイ
「雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、
生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……」
(新潮文庫の紹介文より)

旧版で読んできてもかまいませんが、2021年刊の新潮文庫版がオススメ。
川内倫子の美しいカラー写真が多数差し挟まれ、また、本作に関連した本を出してもいる
福岡伸一若松英輔、『魔女の宅急便』の角野栄子らの解説エッセイが詰め込まれています
(写真込みで約70頁のごく短い本文だけを読んでの参加も歓迎します)。

◆ その次の読書会
第186回読書会10月15日(土)夜『グリム童話』を予定。オンライン開催。
バランスのよさから、ちくま文庫の池内紀訳『グリム童話(上)』をとりあげましょう。
ラプンツェル、ヘンゼルとグレーテル、シンデレラ、赤ずきん、ブレーメンの音楽隊、など。

『センス・オブ・ワンダー』の概要は下記(新潮文庫の紹介文より)。

美しいもの、未知のことに感応できる、みずみずしい感性を育みたい人に贈る名著。/雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。川内倫子の美しい写真と新たに寄稿された豪華な解説エッセイとともに贈る。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第185回はできるだけ9月14日までに、第186回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』    レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』    レイチェル・カーソン『沈黙の春』

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カテゴリー:読書会

「李禹煥」展観覧会

2022年9月4日

9月4(日)昼「李禹煥 国立新美術館開館15周年記念」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は国立新美術館(乃木坂)。

◆ コロナ状況をふまえ、今回は例外的に、条件つきのハイブリッド開催としましょう。

リアル参加定員は12名程度とします。定員30名程度の広めの会議室を利用します。
リアル参加できるのは、直近1年間のArts&Booksの活動に3回以上の参加経験のあるかた、
または過去にArts&Booksの活動に頻繁に参加していたレギュラーメンバーに限定します。
定員少なめのため、参加連絡はいつもよりもお早めにどうぞ。

オンライン参加(Teams)の定員は8名程度とします(初参加のかたは4名程度まで)。
合計の定員は最近の標準どおり20名程度となります。
オンライン参加は初参加~2回目のかたもそのほかのみなさんもお気軽に参加どうぞ。
展覧会場に出向けない場合には、展覧会の図録を読んでの参加も可です。

◆ リアル参加の場合
【 集 合 】 各自鑑賞後14:30に歓談会場(喫茶室ルノアール四谷店)へ
※ 乃木坂駅から四ツ谷駅までは最短11分。歓談会場は四ツ谷駅から徒歩3~4分。
【 時 間 】 14:30に集合 → 14:40に開始 → 16:30までに終了
【 費 用 】 1,500円(会場費・機材費等の諸経費割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)

◆ オンライン参加(Teams)の場合
【 時 間 】 14:40に開始 → 16:30までに終了
※ Teams招待メールは数日前に送付します。オンライン参加への変更は当日でも可。
【 費 用 】 1,000円(会場費・機材費等の諸経費割勘相当)
※ オンライン参加時の精算方法は個別に連絡します(初参加~2回目のかたは原則銀行振込)。

◆ 展覧会の紹介
李禹煥(リ・ウファン、1936~)は国際的にも大きく注目される日本の現代美術の「もの派」を代表する美術家。
国立新美術館の開館15周年を記念して、東京では初めて大規模な回顧展を開催。李禹煥自身が展示構成を考案。
彫刻の概念を変えた「関係項」シリーズ、静謐なリズムを奏でる抽象絵画など、初期~現在の代表作をたどれます。
だれかと話したくなる・話さずにいられない、深みのあるオススメの美術家・展覧会。

◆ その次の観覧会
10月30日(日)昼「国宝 東京国立博物館のすべて」展(上野)をリアル開催予定。
東京国立博物館創設150年を記念し、所蔵する国宝89件をすべて展示する、史上初の大国宝展。

李禹煥展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

国立新美術館では開館15周年を記念して、国際的にも大きな注目を集めてきた「もの派」を代表する美術家、李禹煥(リ・ウファン、1936年生)の東京では初めてとなる大規模な回顧展を開催します。/東洋と西洋のさまざまな思想や文学を貪欲に吸収した李は、1960年代から現代美術に関心を深め、60年代後半に入って本格的に制作を開始しました。視覚の不確かさを乗り越えようとした李は、自然や人工の素材を節制の姿勢で組み合わせ提示する「もの派」と呼ばれる動向を牽引しました。また、すべては相互関係のもとにあるという世界観を、視覚芸術だけでなく、著述においても展開しました。/李の作品は、芸術をイメージや主題、意味の世界から解放し、ものともの、ものと人との関係を問いかけます。それは、世界のすべてが共時的に存在し、相互に関連しあっていることの証なのです。奇しくも私たちは、新型コロナウィルスの脅威に晒され、人間中心主義の世界観に変更を迫られています。李の思想と実践は、未曾有の危機を脱するための啓示に満ちた導きでもあります。/本展では、「もの派」にいたる前の視覚の問題を問う初期作品から、彫刻の概念を変えた<関係項>シリーズ、そして、静謐なリズムを奏でる精神性の高い絵画など、代表作が一堂に会します。また、李の創造の軌跡をたどる過去の作品とともに、新たな境地を示す新作も出品される予定です。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
李禹煥展は8月31日までに、国宝展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

李禹煥展  李禹煥展  李禹煥展

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カテゴリー:観覧会
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