美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2025-08 Archive

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第209回読書会『冬の夜ひとりの旅人が』

2025年8月30日

第209回読書会8月30日(土)夜に実施し、イタロ・カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。

【 日にち 】 8月30日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 イタロ・カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』(白水uブックス、約340頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ テキストの概要
20世紀イタリアを代表する「文学の魔術師」イタロ・カルヴィーノ(1923-1985)。
Arts&Books読書会では、過去に中期の寓話的な作品『不在の騎士』をとりあげ、好評を博しました。
今回は彼の晩年の代表作であり、洗練されたメタフィクション、究極の〈読書〉小説として名高い、
『冬の夜ひとりの旅人が』(1979)とりあげましょう。

「あなたはイタロ・カルヴィーノの新作『冬の夜ひとりの旅人が』を読み始めようとしている」
そう書き出される本作は、解説を読むとむずかしい印象を受けがちな作品ですが、カルヴィーノの
他の作品と同様、読みにくい作品ではありません。
失われた小説を求めて。「男性読書」と「女性読者」による読書をめぐる冒険。

◆ その次の読書会
その次の第210回読書会9月28日(日)昼夏目漱石『文鳥(100分間で楽しむ名作小説)』を予定
リアル開催。同書収録の短篇「夢十夜」と漱石の私小説的な掌編「文鳥」を。青空文庫でも読めます。

『冬の夜ひとりの旅人が』の概要は下記(白水uブックスの紹介文より)。

書き出しだけで中断され続ける小説を追いかけて世界をめぐる〈男性読者〉と〈女性読者〉の冒険。文学の魔術師による究極の読書小説。/あなたはイタロ・カルヴィーノの新作『冬の夜ひとりの旅人が』を読み始めようとしている。しかしその本は30頁ほど進んだところで同じ文章を繰り返し始める。乱丁本だ。あなたは本屋へ行き交換を求めるが、そこで意外な事実を知らされる。あなたが読んでいたのは『冬の夜ひとりの旅人が』ではなく、まったく別の小説だったのだ。書き出しだけで中断されてしまう小説の続きを追って、あなた=〈男性読者〉と〈女性読者〉の探索行が始まる。大学の研究室や出版社を訪ね歩くうちに、この混乱の背後に偽作本を作り続ける翻訳者の存在が浮上するのだが……。/様々な文体を駆使したメタフィクションの手法を用いて、「あらゆる本を書く」という不可能事に挑み、読書という不思議ないとなみ、その至上の歓びを謳いあげる〝文学の魔術師〟カルヴィーノによる究極の〈読書〉小説。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第209回はできるだけ8月26日までに、第210回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

イタロ・カルヴィーノ(脇功訳)『冬の夜ひとりの旅人が』    イタロ・カルヴィーノ(米川良夫訳)『不在の騎士』    イタロ・カルヴィーノ(関口英子訳・酒井駒子絵)『梨の子ペリーナ(イタリアのむかしばなし)』

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カテゴリー:読書会

Arts&Books全体納涼会(懇親会)

2025年8月10日

Arts&Books全体納涼会(懇親会)8月10日(日・祝前)夕東京駅近くで実施しましょう。
いつものみなさんも、ひさびさのみなさんも、コロナ以前ぶりのみなさんも、そのほかのみなさんも、
ぜひお気軽にご参加ください。
今回の全体納涼会では、今後のArts&Booksの一部リニューアルについてもお知らせする予定です。

【 日 時 】 8月10日(日)17:30開始~19:30終了
【 集 合 】 17:30に「銀座ワイン食堂 パパミラノ サピアタワー店
※JR東京駅日本橋口徒歩1分、東京メトロ大手町駅B8出口直結のサピアタワー3階
【 費 用 】 5,000円(飲み放題付き)
【 定 員 】 30名程度まで
【参加要件】 Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること(全体納涼会当日の観覧会を含む)

なお、全体納涼会前の「ルノワール×セザンヌ」展観覧会も同じく東京駅周辺で開催します。
こちらもご関心のあるかたはぜひ。全体納涼会だけの参加も観覧会だけの参加も歓迎です。

参加連絡等はinfo@artsbooks.jpまで。
参加人数が読みにくいため、参加するかもしれないかたは一旦7月末日までにご連絡ください。
その後のキャンセルは8月6日(水)まではお気兼ねなくどうぞ。

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カテゴリー:その他

「ルノワール×セザンヌ」展観覧会

8月10日(日・祝前)昼「ルノワール×セザンヌ モダンを拓いた2人の巨匠」観覧会
実施しましょう。
展覧会場は三菱一号館美術館(東京・丸の内)。

入場待ちの列が発生する可能性があり、かなりの暑さも予想されることから、
今回は鑑賞前や鑑賞直後の集合は無しとして、歓談会場での集合のみとします。

また、今回は観覧会の歓談後に、Arts&Books全体納涼会(懇親会)を実施しましょう。
観覧会に不参加の方もみなさんぜひ。

【 日にち 】8月10日(日)
【 集 合 】
歓談会場で集合:14:40にイオンコンパス東京八重洲会議室(最寄りは日本橋駅・東京駅)
※ 東京駅からの距離は美術館と同程度ですが、駅の反対側のため美術館から徒歩15分程度。
※ 各自で当日または事前に展覧会を鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
14:40 集合 → 14:45~ 歓談 → ~17:00 終了 → 移動(10分程度) → 17:30~ 全体納涼会(任意)
【歓談費用】1,500円(=会場費の割勘相当)
【 定 員 】20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
パリのオランジュリー美術館の企画・監修による本気の世界巡回展

ルノワールの代表作《ピアノの前の少女たち》やセザンヌの代表作《画家の息子の肖像》をはじめ、
2人の巨匠による肖像画、静物画、風景画を対比しながら、モダン・アートの原点を探ります。
ピカソの作品も含めた全52点。キャッチーなテーマに甘んじない、意欲的な展覧会です。

2025年前半の「抽象」シリーズを終え、このあと数回、Arts&Books観覧会としては原点回帰的な
展覧会をいくつかとりあげていきます。

◆ その次の観覧会
9月7日(日)昼「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展」(国立西洋美術館)を予定。
世界最古の美術館の、世界屈指のコレクション。ルネサンス~バロックの、デューラーやレンブラントら。

ルノワール×セザンヌ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

本展は、フランス、パリのオランジュリー美術館が、ルノワールとセザンヌという2人の印象派・ポスト印象派の画家に初めて同時にフォーカスし、企画・監修をした世界巡回展です。ルノワールの代表作《ピアノの前の少女たち》やセザンヌの代表作《画家の息子の肖像》をはじめとし、2人の巨匠による肖像画、静物画、風景画、そして、2人から影響を受けたピカソを加え52点の作品から、モダン・アートの原点を探ります。また、この世界巡回展はオランジュリー美術館とオルセー美術館の協力により、ミラノ、マルティニ(スイス)、香港を経て来日し、三菱一号館美術館が日本唯一の会場となります。ルノワールとセザンヌの交遊と合わせて、自在で多様な表現が生み出されるモダン・アートの誕生前夜に立つ2人の巨匠の、卓越した芸術表現を存分にお楽しみいただけます。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
ルノワール×セザンヌ展は8月6日までに、素描コレクション展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には1週間程度かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ルノワール×セザンヌ展    ルノワール×セザンヌ展    ルノワール×セザンヌ展

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カテゴリー:観覧会
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