美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

Arts&Books 美術鑑賞と読書会のサークル ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

2010-09 Archive

Home > Archives > 2010-09 Archive

「カポディモンテ美術館展」&「シャガール」展観覧会

2010年9月23日

今回の観覧会は上野×2。
9月23日(木・祝)に、国立西洋美術館へ「カポディモンテ美術館展―ルネサンスからバロックまで」を、
東京藝術大学大学美術館へ「シャガール―ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」展を見にいきましょう。
②からの参加も、もちろん歓迎。

【 日にち 】 9月23日(木・祝)
【 集 合 】 ①からは11:15に、②からは14:30に、JR上野駅公園口改札前
【 流 れ 】 集合 → ①鑑賞 → 昼食 → ②鑑賞 → 歓談 → 解散(18:30~19:00)
【 費 用 】 チケット代、昼食代、喫茶・飲食代(安めに)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)

①カポディモンテ美術館は、ナポリを見下ろす丘の上に建つ、イタリア有数の宮廷美術館。
ファルネーゼ家とブルボン家のコレクションを中心に、イタリアのルネサンス~バロックの絵画を紹介(約80点)。

②シャガール展は、ポンピドー・センターが誇る代表作でシャガールの生涯をたどりながら、
シャガールを祖国ロシアの美術史に位置づけようという試み(約110点)。
カンディンスキー、マレーヴィチ、ゴンチャローワなど、ロシア前衛芸術の巨匠たちの作品も紹介。

鑑賞後は、喫茶店か飲食店で、展覧会の感想やその他についておしゃべりしましょう。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでもどうぞ。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、喫茶店・飲食店での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
  美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
  事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談のお店を確保するなどします。

以下、展覧会の概要。まずはカポディモンテ美術館展artscapeより)。

ナポリの丘の上に建つその名もカポディモンテ美術館(カポディモンテとは「山の上」の意)は、イタリアを代表する美術館のひとつとしてその名を知られています。所蔵品の核となっているのは、16世紀にファルネーゼ家が収集した作品です。当時権勢をふるったファルネーゼ家は、一級の美術品を収集することで家名を高めました。本展の前半は彼らが収集したルネサンスからバロックまでの作品を紹介します。後半は、17世紀のナポリ絵画を紹介します。当時ナポリはバロック美術の中心地のひとつとして、多くの優れた画家たちを輩出しました。これらはナポリを統治したブルボン家が収集したものでした。/展示されるのは約80点の絵画・彫刻・工芸・素描です。かつての大貴族の栄華を物語る名品の数々をご鑑賞ください。

つづいてシャガール展artscapeより)。

鮮やかな色彩と幻想的な作風で親しまれるシャガール(1887~1985)。20世紀初頭に始まるロシア・アヴァンギャルド運動と密接な関係があったことをご存じでしょうか?フランスで活躍したイメージの強い作家ですが、実は旧ロシア帝国のヴィテブスク(現ベラルーシ共和国)の生まれ。ロシアの前衛的芸術とは切っても切り離せないつながりを持ち続けてきました。本展は、「シャガールのシャガール」ともいえる充実したコレクションを誇るポンピドー・センターからシャガールの作品約70点を選りすぐり、シャガールの人生を追うとともに、同時代に活躍したロシア前衛芸術の巨匠たちの作品約40点と対比して紹介するものです。

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:観覧会

精読会第02回 バルト『S/Z』後半

2010年9月11日

精読会第02回9月11日(土)に実施しましょう。
今回はTEXT01 基礎編の後半。バルト『S/Z』の後半をとりあげましょう。

【 日にち 】 9月11日(土)
【 集 合 】 17:15に高田馬場駅BIGBOX前
【 流 れ 】 集合 → 多読会 → 夕食 or 解散
【 場 所 】 高田馬場周辺の喫茶店かその個室

多読のつぎは精読を。精読会の概要説明はこちらの記事で。

第02回も、ロラン・バルト『S/Z―バルザック『サラジーヌ』の構造分析』(みすず書房)をとりあげましょう。
本文の後半(p.105~p.255)を読んできてください。余裕があればバルザック「サラジーヌ」もぜひ再読を。

TEXT01にふさわしく「精読」なるものの一例を確認しながら、文学作品をはじめとする「テクスト」をめぐる
バルトの「構造主義」的な考え方や手つきを学びましょう。
とても高価な本のため、買うのに困ったり迷ったりする方は遠慮なくご相談ください。

前回はバルザック「サラジーヌ」とバルト『S/Z』の感想を聞き、バルトの批評用語を解説しました。
今回はバルトがバルザックを構造分析する際の考え方や手つきを「使える」かたちにまとめていきます。
そして、第3回のTEXT01 実践編で他の小説をバルト的に読む準備を整えましょう。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでもどうぞ。
参加連絡はなるべく8月31日までに(キャンセルは精読会当日までOK)。

S/Z

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:精読会

第58回読書会『テンペスト』

2010年9月4日

第58回読書会9月4日(土)に実施し、
シェイクスピア『テンペスト』をとりあげましょう。

【 日にち 】 9月4日(土)
【 集 合 】 16:45に高田馬場駅BIGBOX前
【 場 所 】 喫茶店か喫茶店個室
【 費 用 】 喫茶代+室料(300円前後)
【テキスト】 シェイクスピア『テンペスト』
  ※ テキストはあらかじめ読んできてください。

『テンペスト』はシェイクスピア単独で執筆した戯曲としては最後の作品。
孤島、魔法、妖精、嵐と想像力全開で、ときに彼の最高傑作と評されることも。

読みやすくて訳注も充実の松岡和子訳(ちくま文庫)でも、
オーソドックスな小田島雄志訳(白水社Uブックス)でもOK。

作品の概要は下記のとおり(ちくま文庫裏表紙より)。

弟の奸計により、地位を奪われ、娘ミランダとともに孤島に流されたミラノ大公プロスペロー。歳月を経て秘術を身に付けた彼は、ある日魔法の力で嵐を起こす。彼を陥れた弟とナポリ王、王子を乗せた船は難破し、孤島へ。そこでミランダとナポリ王子は恋に落ち、プロスペローは妖精を操って公国を取り戻す。詩的音楽性と想像力に満ちた作品を、評価高まる新訳で。

初参加のかたもお気軽にどうぞ。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく8月30日までに(キャンセルは読書会当日までOK)。

テンペスト

Comments: 0 / Trackbacks: 1
カテゴリー:読書会
Feed
クリア
ページの先頭へ戻る

美術鑑賞と読書会のサークル Arts&Books