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「ドガ展」観覧会
2010年10月31日
次回の観覧会は10月31日(日)に実施し、横浜美術館へ「ドガ展」を見にいきましょう。
【 日にち 】 10月31日(日)
【 集 合 】 14:30にJR渋谷駅南口改札前か15:30にJR桜木町駅改札前
【 流 れ 】 (AS →) 集合 → 移動 → 鑑賞 → 歓談 → 解散(19:30頃に桜木町で)
【 費 用 】 チケット代(一般1,500円/学生1,200円)、夕食代(安めに)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
踊り子と近代都市を描いた作品で有名な、印象派の中心人物エドガー・ドガ。
オルセー美術館の全面的な協力により、国内では21年ぶりの大回顧展が実現しました。
傑作《エトワール》を含む、初期から晩年までの約120点を展示。
鑑賞後は、喫茶店か飲食店で、展覧会の感想やその他についておしゃべりしましょう。
観覧会の前には、アートスタディ「ロマン主義&新古典主義」を実施しましょう。
今回のASでは、ドガにちなんで「バレエ/バレリーナ」についても学んでみましょう。
観覧会のみ、アートスタディのみの参加も歓迎です。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでもどうぞ。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、喫茶店・飲食店での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談のお店を確保するなどします。
以下、展覧会の概要(公式サイトより)。
冷静さと機知をあわせ持ち、客観的な視点で近代都市パリの情景を描き残したエドガー・ドガ(1834~1917)。/ドガは、印象派展に第1回から出品し、そのグループの中心的な存在でした。しかし、屋外で光と色彩に満ちた風景画を描いた多くの印象派の画家たちとは異なり、主にアトリエの中で制作し、踊り子や馬の一瞬の動きや都市の人工的な光をテーマとして、知的で詩情あふれる世界を築きました。油彩の他、パステル、版画、彫刻など様々な技法を研究し新しい表現を試みると同時に、日本美術や写真など、当時紹介されたばかりの美術の要素を取り入れ、近代絵画の可能性を大きく切り開いた画家といえるでしょう。
アートスタディ「ロマン主義&新古典主義」
次回のアートスタディは10月31日(日)の観覧会の前に実施し、「ドガ展」をさらに楽しむために、
「ロマン主義&新古典主義」を、そしてさらに「バレエ/バレリーナ」をとりあげましょう。
アートスタディのみ、観覧会のみの参加も歓迎。テキスト未読の参加も歓迎。
【 日にち 】 10月31日(日)
【 集 合 】 12:10にJR渋谷駅南口改札前
【 場 所 】 南口すぐのカフェミヤマの個室
【 費 用 】 昼食代または喫茶代、室料300~400円
【サブテキスト】 三浦雅士『バレエ入門』(新書館)
お昼をとりながらの参加も歓迎。観覧会のついでに気軽にどうぞ。
アートスタディは2部構成。
前半では、美術史の観覧会に関連した箇所を、担当者が教科書的におさらい。
後半では、観覧会に関連した本の内容について、参加者でおしゃべり。
今回の前半では、印象派の一時代前の「ロマン主義&新古典主義」を教科書的におさらい。
それとともに、古典主義、ロマン主義、印象主義の三者の絡みあいから、ドガに迫ってみましょう。
後半では、三浦雅士『バレエ入門』でドガが最も愛した主題の「バレエ/バレリーナ」に
ついても学んでみましょう。ちょっと新しい試みです。
身体芸術としてのバレエの文化史をわかりやすく紹介しながらも、本質を突き示唆に富む一冊。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
精読会第03回 TEXT01 実践編
2010年10月17日
精読会第03回は10月17日(日)に実施しましょう。
今回はTEXT01 実践編。いくつかの短篇小説を、あえてバルト的に読んでみましょう。
今回からの参加、今回だけの参加も歓迎です。
【 日にち 】 10月17日(日)
【 集 合 】 16:15に高田馬場駅BIGBOX前
【 流 れ 】 集合 → 多読会 → 夕食 or 解散
【 場 所 】 高田馬場周辺の喫茶店かその個室
多読のつぎは精読を。精読会の概要説明はこちらの記事で。
実践編では、基礎編で読んできたロラン・バルト『S/Z』の考え方や手つきを使って、
いくつかの短篇小説を読んでみましょう。
太宰治と村上春樹!
今回は担当者が次の短篇小説のバルト的な読みを発表します。太宰と春樹は数ページ。
①バルザック「沙漠の情熱」(岩波文庫『知られざる傑作』所収)
②太宰治「燈籠」(ネットの青空文庫でどうぞ)
③村上春樹「パン(パン屋襲撃)」(講談社文庫『夢で会いましょう』所収)
この3作については、バルトの読みを意識しながら、参加者全員が読んできてください。
村上春樹「パン」については、「パン屋襲撃とパン屋再襲撃のあいだ」とでも題して読みます。
「パン屋再襲撃」(文春文庫『パン屋再襲撃』所収)のほうも読めたらぜひ。
オペラにもなった2作。初期のノイジーな文体が心地いい。
ちなみに、12月11日に公開の映画「ノルウェイの森」(メンバーがエキストラ出演!)にあわせ、
11月か12月の読書会で『ノルウェイの森』をとりあげます。今回はその下準備にもなるかも。
また、余裕のある方は他の好きな作品もぜひバルト的に読んできてみてください。
時間の都合上、読みの発表は担当者に限りますが、レジュメや文章を作ってきてくれてもOK。
何人かが作ってこられたら、小冊子にまとめてリリースしましょう。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでもどうぞ。
第59回読書会『地下鉄のザジ』
2010年10月10日
第59回読書会は10月10日(日)に実施し、レーモン・クノー『地下鉄のザジ』をとりあげましょう。
【 日にち 】 10月10日(日)
【 集 合 】 16:15に高田馬場駅BIGBOX前
【 場 所 】 喫茶店か喫茶店個室
【 費 用 】 喫茶代(+室料300円前後)
【テキスト】 レーモン・クノー『地下鉄のザジ』(中公文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
レーモン・クノー(1903~1976)は、シュルレアリスムから出発し、ヌーヴォー・ロマンの先駆となった仏文作家。
その代表作である『地下鉄のザジ』(1959)は、適度に実験的な要素を含みつつも、心から笑える楽しい作品。
ちょっとマイナーに思えるかもですが、フランスの「20世紀の名作ベスト50」では、サガンやフィッツジェラルドよりも上位。
また、訳者の生田耕作は、ブルトン、セリーヌ、バタイユなどの翻訳・紹介でも知られています。
作品の概要は下記のとおり(文春文庫の裏表紙より)。
田舎からパリにやって来た少女ザジは、地下鉄に乗ることをいちばんの楽しみにしていたのに、あいにくの地下鉄ストで念願果たせず、警官か誘拐魔か奇妙な男につきまとわれたりしながら、なんともおかしな人生経験をする……。庶民の精神風俗の鋭い観察、言葉の可能性の執拗なまでの探究から生み出された新しい小説形式の秀作。
初参加のかたもお気軽にどうぞ。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく10月5日までに(キャンセルは読書会当日までOK)。
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