美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2010-07 Archive

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第57回読書会『灯台へ』

2010年7月31日

第57回読書会7月31日(土)に実施し、ウルフ『灯台へ』をとりあげましょう。
なお、読書会後には花火大会鑑賞会も実施しましょう(詳細はメーリングリストで)。
読書会のみ、花火大会のみの参加も歓迎。

【 日にち 】 7月31日(土)
【 集 合 】 14:00に高田馬場駅BIGBOX前
【 場 所 】 喫茶店か喫茶店個室
【 費 用 】 喫茶代(場合により300円前後の室料も)
【テキスト】 ウルフ『灯台へ』

ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(岩波文庫など)は、「意識の流れ」などの技法を駆使し、ジョイスと並び称されるモダニズム作家の代表作。
6月に完結した「11ヶ月で55作の名著を読む会」の55作にも選ばれた、Arts&Books的必読書のひとつ(河出書房新社の世界文学全集にも収録)。

作品の概要は下記のとおり(岩波文庫表紙より)。

「スコットランドの孤島の別荘。哲学者ラムジー氏の妻と末息子は、闇夜に神秘的に明滅する灯台への旅を夢に描き、若い女性画家はそんな母子の姿をキャンバスに捉えようとするのだが――第一次大戦を背景に、微妙な意識の交錯と澄明なリリシズムを湛えた文体によって繊細に織り上げられた、去りゆく時代への清冽なレクイエム」

初参加のかたもお気軽にどうぞ。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生・2?3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく7月26日までに(キャンセルは読書会当日までOK)。

灯台へ    灯台へ 世界文学全集

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カテゴリー:読書会

アートスタディ「ポスト印象派」

2010年7月18日

次回のアートスタディは、7月18日(日)の観覧会の前に実施し、「オルセー美術館展2010」をさらに楽しむために、「ポスト印象派」をとりあげましょう。
アートスタディのみ、観覧会のみの参加も歓迎。テキスト未読の参加も歓迎

【 日にち 】 7月18日(日)
【 集 合 】 13:30に国立新美術館の正面入口(最寄りは乃木坂駅)
【 場 所 】 美術館のフリースペース(喫茶代・室料等は不要)
【サブテキスト】 高階秀爾『・名画を見る眼』(岩波新書)の前半

アートスタディは2部構成。
前半では、美術史の観覧会に関連した箇所を、発表者が教科書的に概観。
後半では、観覧会に関連した本の内容について、参加者でおしゃべり。

今回は、前半では「ポスト印象派」を概観。
後半では『続・名画を見る眼』の第1章モネ~第8章ルソー(約115ページ)をとりあげましょう。美術書好きならだれもが知っている、スタンダードでよく書けた1冊。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1?2年生・3年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

続・名画を見る眼

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カテゴリー:アートスタディ

「オルセー美術館展2010」観覧会

次回の観覧会は7月18日(日)に実施し、国立新美術館へ、
「オルセー美術館展2010―ポスト印象派」を見にいきましょう。

【 日にち 】 7月18日(日)
【 集 合 】 15:30に国立新美術館の建物正面入口(最寄りは乃木坂駅)
【 流 れ 】 (AS →) 集合 → 観覧 → 夕食
【 費 用 】 チケット代(一般1,500円/学生1,200円)、夕食代(安めに)

オルセー美術館は、印象派以降の絵画ではフランス随一の美術館。
オルセー美術館展2010は、そこの改修工事のおかげで実現した、空前絶後の世界巡回展。
ポスト印象派を中心に、モネ?ルソーの有名どころはだいたい全員カバーの115点。

観覧会の後には、ファミレス的なところか安めのお店でおしゃべり。
7月は学生がテストなどで忙しいため、早めに解散しましょう。

観覧会の前には、希望者でアートスタディ「ポスト印象派」を実施しましょう。
観覧会のみ、アートスタディのみの参加も歓迎です。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1?2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでもどうぞ。
今回はすでに新人さんが多数参加予定のため、はじめての方については7月16日(金)で参加募集を締め切ります。Arts&Booksの活動に一度でも参加したことのある方については、いつもどおり飛び入りの参加も歓迎です。

以下、展覧会の概要(美術館サイトより)。

19世紀末のフランス。印象派がもたらした絵画の刷新を受け、その豊かな才能を開花させた一連の画家たちがいました。セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラは、1880年代後半から90年代にかけて、それぞれの表現を追及し独創的な成果を上げました。いわゆる「ポスト印象派」の登場です。/本展覧会は、このポスト印象派の時代に着目した展覧会です。これまでポスト印象派は、印象派へのアンチ・テーゼであり、20世紀の前衛絵画の登場を促す動向と見なされてきました。しかしこの時代の絵画は、一言で括るには、あまりに多様で豊饒です。世紀末パリという文化的宝庫から流れ出たいくつもの豊かな水脈は、互いに交差し、時代全体を動かしていたと言えるでしょう。/本展は印象派を起点にして、19世紀終わりから20世紀初めにかけての絵画の諸相を一堂にご紹介するものです。

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カテゴリー:観覧会

第56回読書会「小説を読む/語る2010」

2010年7月11日

第56回読書会7月11日(日)に実施しましょう。
今回は去年好評だった「小説を読む/語る」の2010年度版(去年の詳細はこちら)。
前期末の近い学生の文学系レポート支援も兼ねつつ。サブテキスト未読の参加も歓迎

【 日にち 】 7月11日(日)
【 集 合 】 16:15に高田馬場駅BIGBOX前
【 場 所 】 喫茶店か喫茶店個室
【 費 用 】 喫茶代(場合により300円前後の室料も)
【サブテキスト】 『大学教授のように小説を読む方法』

今回はいつもとは違ったかたち。

前半では、院卒者が講義風に発表。
小説の読みかた/語りかたを理論と実践の両面からふりかえり、さらに充実させましょう。文学理論、テクスト論、読者論などをコンパクトに概観したり、読み/語りを深めるポイントを押さえたり。

後半では、サブテキストのエッセンスを確認しながら、全体で歓談。
トーマス・C・フォスター『大学教授のように小説を読む方法』(白水社)は、アメリカでロングセラーの、講義録風の読みかた指南書。各章の題からしてユーモアたっぷり。読みやすくて学ぶところ大の一冊。
こちらの2ページ目を参考にどうぞ。

量を読みこなした多読会につづく、読みの質を高める新企画のイントロにもなるかも。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生・2?3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく7月6日(火)までに(キャンセルは読書会当日までOK)。

大学教授のように小説を読む方法

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カテゴリー:読書会
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