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2021-03 Archive

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「吉田博展」観覧会(オンライン歓談)

2021年3月20日

次の観覧会は3月20日(土)夜に実施し、各自で事前に東京都美術館(上野)の
「没後70年 吉田博展」を見てきて、オンラインで感想などを交わす会として開催しましょう。

オンライン開催にはZoomを使用します(参加者の費用負担はありません)。

【 日にち 】 3月20日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00頃に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは4名程度まで)
※ 展覧会はあらかじめ鑑賞してきてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 洋画家としての素養を持ちながら、版画家として新たな境地を切り開いた吉田博(1876~1950)。
日本では黒田清輝ら洋画主流派との対立もあってそれほど知られてきませんでしたが、フロイトから
マッカーサーやダイアナ妃まで、欧米では生前から今日までたいへん高く評価されてきました。
本展では、没後70年を記念し、浮世絵を超えたその繊細きわまる木版画を中心に約200点を一挙公開。

◆ その次の観覧会は、5月9日(日)昼「生誕150年記念 モンドリアン展」(新宿)を予定。
デン・ハーグ美術館から50点、他から20点も! 日本では23年ぶりの大回顧展。5月1日(土)夜にASも予定。

吉田博展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

福岡県久留米市に生まれた吉田博(1876-1950)は、若き日から洋画に取り組み、幾度もの海外体験を通じて東西の芸術に触れながら、独自の表現と技法を確立しました。画家として才能を発揮した吉田は、画業後期にはじめて木版画に挑戦し、新たな境地を切り開きます。深山幽谷に分け入り自ら体得した自然観と、欧米の専門家をも驚嘆させた高い技術をもって、水の流れや光の移ろいを繊細に描き出しました。画家の没後70年という節目に開催する本展は、初期から晩年までの木版画を一堂に集めるとともに、版木や写生帖をあわせて展示し、西洋の写実的な表現と日本の伝統的な版画技法の統合を目指した吉田博の木版画の全容を紹介します。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
吉田博展は3月16日までに、モンドリアン展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

吉田博展    吉田博展    吉田博展

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カテゴリー:観覧会

第170回読書会「刺青」「秘密」

2021年3月6日

第170回読書会3月6日(土)夜にオンラインで開催し、
谷崎潤一郎「刺青(しせい)」「秘密」を読みましょう。

オンライン開催にはZoomを使用する予定です(参加者の費用負担はありません)。

【 日にち 】 3月6日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 最長23:00頃までに終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 谷崎潤一郎「刺青」「秘密」(新潮文庫『刺青・秘密』ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、谷崎潤一郎(1886~1965)の「刺青」(1910年、約12頁)と
「秘密」(1911年、約30頁)の短編2作。

永井荷風らの絶賛を受けてデビューした谷崎の最初期の短編2作をとりあげましょう。
とくに「刺青」は彼の書いた最初の作品。

残忍と快楽、フェティシズム、性的倒錯、秘されたもの、そして美のきらめき。
過去にとりあげた『春琴抄』や『細雪』とはまたちがったデカダンスが味わえます。

◆ なお、次の第171回読書会4月17日(土)夜J・G・バラード『結晶世界』を予定。
ニュー・ウェーブSFの代表作家の「破滅三部作」最終作。全世界が美しい結晶と化していく。

『刺青・秘密』の概要は下記(新潮文庫の紹介より)。

「男と云う男は、皆なおお前の肥料(こやし)になるのだ」。『刺青』彫り針の先が柔肌にみだらな夢を描く時、痛みにうめく娘の眠れる欲望が目を覚ます。『秘密』女装癖をもつ男と、「夢の中の女」の奇妙なLove adventure――。耽美の祖・タニザキの出発点を鮮やかに刻む七つの異世界!

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第170回はできるだけ3月2日までに、第171回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

谷崎潤一郎『刺青・秘密』    谷崎潤一郎『春琴抄』    谷崎潤一郎『細雪』

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カテゴリー:読書会
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