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第211回読書会『予告された殺人の記録』
2025年10月25日
第211回読書会を10月25日(土)夜に実施し、ガルシア=マルケス『予告された殺人の記録』を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。
【 日にち 】 10月25日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 G・ガルシア=マルケス『予告された殺人の記録』(新潮文庫ほか、約140頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
世界文学の最高傑作のひとつ、『百年の孤独』(1967)で知られる、コロンビア出身の作家ガブリエル・ガルシア=マルケス(1928-2014)。
『族長の秋』(1975)とともに、そのマジックリアリズムの衝撃は文学の可能性を押し広げ、ラテンアメリカ文学の世界的な隆盛をもたらしました。
Arts&Books読書会でも過去にこの2作をとりあげましたが、今回は彼自身が「最高傑作」と呼ぶ『予告された殺人の記録』(1981)をとりあげましょう。
マジックリアリズムを経た後の熟成されたリアリズムで、実際に起きた事件をモチーフに描いた作品。約140頁と短めの中篇ながら、見事な世界像。
◆ その次の読書会
その次の第212回読書会は12月14日(日)昼にサン=テグジュペリ『夜間飛行』を予定。リアル開催。
初期の飛行家でもあるサン=テグジュペリの、『星の王子さま』と並ぶ代表作。人間の本質を詩情豊かに。
なお、11月15日(土)夜には読書会プラス『失われた時を求めて』第8巻も予定。こちらもぜひ。
『予告された殺人の記録』の概要は下記(新潮文庫の紹介文より)。
町をあげての婚礼騒ぎの翌朝、充分すぎる犯行予告にもかかわらず、なぜ彼は滅多切りにされねばならなかったのか? 閉鎖的な田舎町でほぼ三十年前に起きた、幻想とも見紛う殺人事件。凝縮されたその時空間に、差別や妬み、憎悪といった民衆感情、崩壊寸前の共同体のメカニズムを複眼的に捉えつつ、モザイクの如く入り組んだ過去の重層を、哀しみと滑稽、郷愁をこめて録す、熟成の中篇。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第211回はできるだけ10月21日までに、第212回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「特別展 円山応挙」観覧会
2025年10月13日
10月13日(月祝)昼に「特別展 円山応挙――革新者から巨匠へ」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は三井記念美術館(三越前・日本橋)。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①②からの参加が半数程度で、集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 10月13日(月祝)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:30に三井記念美術館(7F)のエントランスホール
② 鑑賞後から集合:14:10に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:40にイオンコンパス東京八重洲会議室の会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:30 集合① → 12:35~ 鑑賞 → 14:10 集合② → 移動 →
14:40 集合③ → 14:45~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ オンラインチケットも日時指定なし、当日チケットカウンターでも販売あり。
【歓談費用】 1,500円程度(=会場費の割勘相当)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
三井記念美術館の20周年記念の特別展。
「奇想の画家」たちの評価が高まる反面、注目度が低くなりがちな巨匠・円山応挙(1733-1795)。
しかし、彼こそが18世紀京都画壇の革新者であり、写生にもとづく彼の作品のリアリティは
当時の鑑賞者にとって驚異的なものでした。
そんな視点で、応挙が「革新者」から「巨匠」になっていくさまを、国宝・重要文化財を含む
貴重な作品で展覧。新発見の若冲との合作も。
◆ その次の観覧会
11月24日(月祝)昼に「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010」(国立新美術館)を予定。
国外の美術館と協働し、90年代から00年代の日本の現代アートを、複数の視点から光を当てて見つめ直します。
円山応挙展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
近年、同時代を生きた伊藤若冲、曽我蕭白ら“奇想の画家”たちの人気に押され気味の円山応挙。しかしじつは、応挙こそが、18世紀京都画壇の革新者でした。写生に基づく応挙の絵は、当時の鑑賞者にとって、それまで見たこともないヴァーチャル・リアリティーのように、眼前に迫ってきたのです。その画風は瞬く間に京都画壇を席巻、多くの弟子が応挙を慕い、巨匠として円山四条派を形成しました。本展では、応挙が「革新者」から「巨匠」になっていくさまを、重要な作品を通してご覧いただきます。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
円山応挙展は10月9日までに、時代のプリズム展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には1週間程度かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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