Home > Archives > 2020-12 Archive
第168回読書会「イワン・イリイチの死」
2020年12月19日
第168回読書会を12月19日(土)夜にオンラインで開催し、
トルストイの中編「イワン・イリイチの死」を読みましょう。
オンライン開催にはZoomを使用する予定です(参加者の費用負担はありません)。
【 日にち 】 12月19日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 最長23:00頃までに終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 トルストイ「イワン・イリイチの死」(光文社古典新訳文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 今回のテキストは、トルストイの中編「イワン・イリイチの死」(1886年、約130頁)。
『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』など、前期の大作で知られるレフ・トルストイ(1828-1910)。
今回は、その後の精神的な危機を乗り越えたあとに書かれた後期の代表作を読んでみましょう。
病によって自らの死と向きあう男の心理的葛藤を一人称で鋭く描きます。
光文社古典新訳文庫の新訳(2013年刊)がオススメですが、岩波文庫などの他の翻訳でも可。
今回は「イワン・イリイチの死」一作のみをとりあげます(併載作品はとりあげません)。
◆ なお、次の第169回読書会は2月6日(土)夜にサガン『ブラームスはお好き』を予定。
おしゃれで切ない、パリの三角関係。2月20日のAS「音楽」ではブラームスも聴きます。
「イワン・イリイチの死」の概要は下記(光文社古典新訳文庫の紹介より)。
いまこそ読みたい人間の「死」の秘密。トルストイの後期代表作、待望の新訳。/物語 死、嫉妬、愛…生をめぐる葛藤。19世紀ロシアの一裁判官が、「死」と向かい合う過程で味わう心理的葛藤を鋭く描いた「イワン・イリイチの死」。社会的地位のある地主貴族の主人公が、嫉妬がもとで妻を刺し殺す――。作者の性と愛をめぐる長い葛藤が反映された「クロイツェル・ソナタ」。トルストイの後期中編2作品。/トルストイの文体が持っている「音とリズム」を日本語に移しかえることを意図した新訳。近代小説への懐疑をくぐり抜けた後の、新しい作風を端正な文体で再現する。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第168回はできるだけ12月15日までに、第169回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「STARS展:現代美術のスターたち」観覧会(オンライン歓談)
2020年12月5日
次の観覧会は12月5日(土)夜に実施し、各自で事前に森美術館(六本木)の
「STARS展:現代美術のスターたち――日本から世界へ」を見てきて、
オンラインで感想などを交わす会として開催しましょう。
オンライン開催にはZoomを使用します(参加者の費用負担はありません)。
【 日にち 】 12月5日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 最長23:00頃までに終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは4名程度まで)
※ 展覧会はあらかじめ鑑賞してきてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 草間彌生、李禹煥、宮島達男、村上隆、奈良美智、杉本博司。
世界から高く評価される日本の現代アートの6名の、初期作品から最新作までの軌跡を紹介。
1950年代から現在までの社会的・文化的・経済的な背景をふまえてその評価のゆえんを探ります。
いまさらな人選ではあるけれど、それでもやはり、見ておくべき展覧会。
◆ その次の観覧会は、1月23日(土)夜に「ベルナール・ビュフェ回顧展」(渋谷)を予定。
20世紀後半のフランスを代表する具象画家の回顧展。黒く鋭い描線によるクールな描写。
※コロナ関連の社会的状況を考慮し、1月23日(土)夜の観覧会は実施を見送りました。
2月以降の観覧会については追ってご連絡します。
STARS展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。
戦後の高度成長期、日本ではオリンピック、万国博覧会といった国家規模のイベントが続き、国際化が推進されました。その間、現代美術の世界でも、脱植民地主義、多文化主義などさまざまな議論が重ねられ、ビエンナーレやアートフェアなど新たな場が拡がりました。/本展では、この間に日本という枠を越えて広く国際的に活躍し、今日、多様な地域や世代から高い評価を得るアーティスト6名を選び、その活動の軌跡を初期作品と最新作をつなぐかたちで紹介します。彼らの実践は世界からいかに評価されてきたのか。国境や文化を越えた普遍的な課題の追求、伝統や美学、テクノロジーやサブカルチャーなど、日本固有の社会的、文化的、経済的背景をふまえて探ります。また、1950年代から今日まで、海外で開催された主要な日本現代美術展に関する資料も展示し、それぞれの時代の評価軸や系譜を検証します。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
STARS展は12月2日までに、ベルナール・ビュフェ展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
- Feed