美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

Arts&Books 美術鑑賞と読書会のサークル ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

2023-08 Archive

Home > Archives > 2023-08 Archive

読書会プラス『失われた時を求めて 第二篇』

2023年8月19日

8月19日(土)夜読書会プラス『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに』
オンラインで実施しましょう(Teams、参加者の費用負担なし)。

【 日にち 】 8月19日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 プルースト『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに』(岩波文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

読書会プラスでは、いつもの1回完結の読書会では扱いにくい超長篇などを複数回にわたって読み進めます。
その最初のシリーズとして、一度は読み通しておきたい『失われた時を求めて』をとりあげます。
プルースト『失われた時を求めて』(1913~1927)は全7篇からなり、岩波文庫では全14巻となります。

当面はそのうちの最初の2篇を次の2回で読みましょう。第三篇以降の扱いはこの2回のなかで検討します。
前回 → [4月8日(土)夜] 第1回「第一篇 スワン家の方へ」(文庫第1巻・第2巻、約1,000頁)
今回 → [8月19日(土)夜] 第2回「第二篇 花咲く乙女たちのかげに」(文庫第3巻・第4巻、約1,000頁)
今回は8月19日(土)夜の第2回の参加を募集します。読むのは大変でも、参加はお気軽にどうぞ。

これだけの長さをもったこの小説を読み通すことでしか真に理解されないことが確かにあります。
また、小説を読むことの意味をこれだけ思い知らせてくれる作品は他にほとんどないかもしれません。
20世紀最大の長篇小説、フランス文学の最高峰を、この機会にぜひ読み進めてみましょう。

第一篇・第二篇とくに評価の高い作品であり、全篇通読がベストとはいえ、それぞれ独立した作品
として読むこともできるため、第2回のみの参加や第2回からの参加も歓迎します。
Arts&Books発行の雑誌「ABYB」の次号の特集「建築/時間」で、このシリーズの成果をかたちにします。

翻訳は、全篇全巻の読了をめざしてみる場合には、完結した新訳の岩波文庫(2009~2019)がオススメ。
詳細な訳注と豊富な図版が読みを手助け。既訳を止揚しつつ、原文に忠実な翻訳であろうとしています。
刊行中の光文社古典新訳文庫の新訳も魅力的ですが、こちらは完結しない可能性が高いのが難点。

◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
参加連絡はできるだけ8月9日までにお願いします。期日をあえて早めに設定しています。

プルースト『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに1』(吉川一義訳、岩波文庫)    プルースト『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに1』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫)    プルースト『失われた時を求めて 第二篇 花咲く乙女たちのかげに1』(鈴木道彦訳、集英社文庫)

Comments (Close): 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:読書会プラス

「テート美術館展 光」観覧会

2023年8月6日

8月6日(日)昼「テート美術館展 光」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は国立新美術館(乃木坂)。

観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①からの参加が半数程度で、集合②や集合③からの参加も多数。

【 日にち 】 8月6日(日)
【 集 合 】
① 
鑑賞前から集合:11:45に国立新美術館の建物正面入口内(乃木坂駅直通の入口ではなく)
② 鑑賞後から集合:13:45に国立新美術館の建物正面入口内(乃木坂駅直通の入口ではなく)
③ 歓談会場で集合:14:30に喫茶室ルノアール四谷店会議室
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
11:45 集合① → 11:50~ 鑑賞 → 13:45 集合② → 移動
→ 14:30 集合③ → 歓談 → ~17:00 解散(状況次第で自由参加の夕食も検討)
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ 日時予約不要の展覧会。当日窓口でも購入可ですが、オンライン購入がオススメ。
【歓談費用】 1,500円(会場費割勘相当+珈琲紅茶代)
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 展覧会の紹介
イギリスのテート美術館のコレクションより、「光」をテーマに近現代美術の120点を厳選。
ターナー、コンスタブル、あるいはW・ブレイク、バーン=ジョーンズなどの英国らしい作品にはじまり、
モネなどの印象派、ホイッスラー、ハンマースホイや、モホイ=ナジなどのバウハウスを経て、
ロスコ、ライリー、草間彌生や、1990年代~2020年代のリヒター、タレル、エリアソンなど。
光の空間を体感するインスタレーションや、時代・地域を超えた作品相互の呼応など、見応えあり。

◆ その次の観覧会
9月3日(日)昼「デイヴィッド・ホックニー展」(清澄白河)を予定。
現代を代表する画家の日本では27年ぶりにして過去最大の回顧展。多才で多彩な作品に圧倒されます。

テート美術館展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目する企画です。/「光の画家」と呼ばれるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーや風景画の名手ジョン・コンスタブルといった英国近代美術史を彩る重要な画家たちの創作、クロード・モネをはじめとする印象派の画家たちによる光の描写の追求、モホイ=ナジ・ラースローの映像作品やバウハウスの写真家たちによる光を使った実験の成果、さらにブリジット・ライリー、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソン等の現代アーティストによってもたらされる視覚体験にまで目を向けます。/本展では、異なる時代、異なる地域で制作された約120点の作品を一堂に集め、各テーマの中で展示作品が相互に呼応するようなこれまでにない会場構成を行います。絵画、写真、彫刻、素描、キネティック・アート、インスタレーション、さらに映像等の多様な作品を通じ、様々なアーティストたちがどのように光の特性とその輝きに魅了されたのかを検証します。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
テート美術館展は8月1日までに、ホックニー展は詳細お知らせ後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

テート美術館展 光  テート美術館展 光  テート美術館展 光

Comments (Close): 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:観覧会
Feed
クリア
ページの先頭へ戻る

美術鑑賞と読書会のサークル Arts&Books