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第120回読書会『危険な関係』
2016年8月28日
第120回読書会は8月28日(日)に実施し、ラクロ『危険な関係』を読みましょう。
【 日にち 】 8月28日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 読書会 → 移動 → 歓談 → 解散(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円程度 + 歓談~3,500円程度
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 ラクロ『危険な関係』(角川文庫ほか、約600頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 今回のテキストは、ラクロ『危険な関係』(1782)。
革命前夜のフランス社交界を舞台に繰り広げられる、放蕩者(リベルタン)の恋愛ゲーム。
複数の人物の手になる175通の手紙が織り成す、多義的で決定不可能な開かれた物語。
やや長めですが一度はぜひ読んでおきたい、心理小説の頂点にして書簡体小説の極限。
古典的名作のため翻訳は各文庫に入っています。とくに角川文庫が1冊本でお手軽。
いちばん自然な新訳で読みたいかたには2014年に発行の白水社のハードカバーがオススメ。
◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。
◆ なお、その次の第121回読書会は、10月2日(日)に川上弘美『真鶴』(2006)を予定。
独特の空気感で描く川上弘美の芸術選奨受賞の代表作。真鶴という場所と、ついてくるもの。
『危険な関係』の概要は下記(角川文庫の紹介文より)。
あの女性を、自分のものにしてみせる――。奔放な愛と性のゲームに明け暮れた、最後のフランス貴族文化の爛熟と退廃を通して、エゴイズムと献身、人間の心の闇と普遍的な真実の愛の形を描く、不朽の名作。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人、どなたでもどうぞ。
第120回はできるだけ8月23日までに、第121回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「ポンピドゥー・センター傑作展」観覧会
2016年8月7日
次の通常の観覧会は8月7日(日)に実施し、東京都美術館(上野)へ、
「ポンピドゥー・センター傑作展 ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで」をみにいきましょう。
【 日にち 】 8月7日(日)
【鑑賞集合】 15:00にJR上野駅公園口の改札向かいの広場(横断歩道を渡ったところ)
【歓談集合】 歓談から参加なら17:30頃に上野の飲食店(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 20:30までに解散
【 チケット 】 学生1,300円/一般1,600円(20名以上なら団体料金で学生1,100円/一般1,400円)
【歓談費用】 ~3,500円前後
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ ポンピドゥー・センターは、ルーヴル美術館、オルセー美術館と並ぶ、パリの文化拠点。
この傑作展では、その世界屈指の20世紀美術コレクションから、巨匠たちの名品を一挙公開。
1906~1977年のタイムラインに沿って、1年ごとに1作家の1作品を紹介するユニークな展示。
絵画、彫刻、写真、映像、デザインなどの並ぶ展示空間にもこだわっています。
◆ 鑑賞の後には、美術館付近の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想などについて歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。
◆ また、観覧会の前には、アートスタディ特別編「アート鑑賞のフレーム」を実施しましょう。
今後の観覧会でアートの見かたをちょっとずつブラッシュアップしていくために、アート鑑賞のフレームを整理。
◆ なお、その次の観覧会は、9月11日(日)に「カリエール展」(新宿)を予定。
ルノワール展の会場でも異色の存在感を放っていた象徴主義の画家の大回顧展。マイナーながら期待大。
ポンピドゥー展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
ポンピドゥー・センターは、美術や音楽、ダンス、映画など、さまざまな芸術の拠点として1977年、パリの中心部に開館。世界屈指の近現代美術コレクションで知られます。 本展ではピカソやマティス、シャガール、デュシャン、クリストなどの巨匠の傑作から、日本ではあまり知られていない画家の隠れた名品までを一挙公開。1906年から1977年までのタイムラインにそって、1年ごとに1作家の1作品を紹介していきます。絵画、彫刻、写真、映像やデザインなど、多彩なジャンルの作品との出会いを楽しみながら、フランス20世紀美術を一望できる絶好の機会です。展示デザインはパリを拠点に国内外で活躍する注目の建築家、田根剛氏が担当。これまでにない魅力的な展示空間で、珠玉の作品群をご堪能ください。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
ポンピドゥー展は8月2日までに、カリエール展は詳細掲示後にお願いします。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~常連の方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。
アートスタディ特別編「アート鑑賞のフレーム」
8月7日(日)の観覧会の前にアートスタディ特別編を実施し、アート鑑賞のフレームを整理してみましょう。
お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
サブテキスト未読の参加も歓迎です。
【 日にち 】 8月7日(日)
【 集 合 】 12:30に喫茶室ルノアール ニュー秋葉原店の会議室(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
【 費 用 】 各自注文の飲食代のみ
【サブテキスト】 藤田令伊『アート鑑賞、超入門!』(集英社新書)
アートの見かたをブラッシュアップするには、美術史を学ぶ以外にもたくさんの方法がありえます。
今回のアートスタディ特別編では、私たちがアートを自由に鑑賞するときに依拠しているフレームを、
これまでの鑑賞経験やサブテキストを参照して洗い出し、この方法をいったん整理してみましょう。
そして、今後の観覧会などで、毎回ほんのちょっとずつアートの見かたをブラッシュアップしていく
ためのベースを作っておきましょう(素案を作っていきますので気楽にセッションしましょう)。
サブテキスト『アート鑑賞、超入門!』は、題名はありふれていますが、内容は革新的で意欲的。
さらっと読める文章でアート鑑賞のための7つの視点(知識はその1つ)を提案する優れたマニュアル。
◆ 参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
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