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第189回読書会『伝奇集』
2023年2月25日
第189回読書会を2月25日(土)夜にオンラインで開催し、ボルヘス『伝奇集』を読みましょう。
オンライン開催にはTeamsを使用します。
読書会については、新型コロナの社会的状況が一定静まった今後は、次のとおり進めていきます。
● コロナ状況に関わらず、リアル開催とオンライン開催をおおむね交互に実施していきます。
● リアル開催時にはできるかぎり終了後の食事・歓談などリアルならではの要素をプラス(任意参加)。
● リアル開催時にはリアル参加のみとし、オンライン参加は募集しません(ハイブリッド開催としません)。
● オンライン開催の定例化に伴い、オンライン開催時にも参加費を設定します(実費相当の低め設定)。
※ 2月の読書会が無料のオンライン開催の最終回(読書会プラスを除く)。お試しに参加もお気軽にどうぞ。
【 日にち 】 2月25日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 ボルヘス『伝奇集』(岩波文庫ほか、約240頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
今回のテキストは、ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』(1944年)。
ガルシア=マルケス、バルガス=リョサら、ラテンアメリカ文学の隆盛の先駆けとなった、
アルゼンチンの作家・詩人ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899~1986)。
Arts&Booksでは2013年の第88回読書会で、彼の後期の作品集『砂の本』をとりあげましたが、
今回は彼の最も代表的な作品集である『伝奇集』をとりあげましょう。
古今東西の神話や哲学を題材として織りなされる、博識と巧緻の極みのような短篇集。
幻想、夢、迷宮、宇宙、時間、不死、伝統、円環、創造、形而上的なもの。
◆ その次の読書会
4月は8日(土)夜に読書会プラス『失われた時を求めて 第一篇』のオンライン開催を予定しているため、
次の第190回読書会は5月14日(日)昼を予定。テキストはH.G.ウェルズ『タイムマシン』(岩波少年文庫ほか)。
ボルヘスにも大きな影響を与え、『失われた時を求めて』とも強く関連する、SF小説の元祖を。リアル開催。
ボルヘス『伝奇集』の概要は下記(岩波文庫の紹介文より)。
夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス(1899-1986)。われわれ人間の生とは、他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」、宇宙の隠喩である図書館の物語「バベルの図書館」など、東西古今の神話や哲学を題材として精緻に織りなされた魅惑の短篇集。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第189回はできるだけ2月21日までに、第190回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「エゴン・シーレ展」観覧会
2023年2月12日
2月12日(日)昼に「エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」観覧会を実施しましょう。
展覧会場は東京都美術館(上野)。
観覧会は原則としてリアル開催となります(Teamsでオンライン参加も可)。
【 集 合 】 各自で事前に鑑賞後、14:40に歓談会場(喫茶室ルノアール四谷店会議室)へ
※ JR東京駅から15~20分(JR+徒歩)の広めの会場で開催。
【 時 間 】 14:40に集合 → 14:45に開始 → 16:30~17:00に終了
※ オンライン参加の場合には14:45にTeamsにログインしてください(数日前に招待メールを送付)。
【 費 用 】 1,500円(会場費・機材費等の諸経費割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
早くも2023年イチオシの展覧会! 夭折の天才画家、30年ぶりの大規模展。
世紀末を経て芸術の爛熟機を迎えたウィーンで活躍したエゴン・シーレ(1890~1918)。
本展では、その世界有数のコレクションで知られるレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、
油彩画・ドローイングなど50点を、シーレの生涯や創作の背景とともに紹介します。
孤独と苦悩のなか、人間の内面を暴力的なまでに生々しく描いた強烈な作品。必見です。
加えて、クリムト、ココシュカ、ゲルストルら同時代の画家たちの作品も約70点と充実。
※ 当日窓口販売ありの日時指定制。
※ 公式チケットサイトなら購入後も日時変更可。お早めに予約どうぞ。
※ 大学生等は2月9日(木)まで無料で鑑賞できます(要予約)。
◆ その次の観覧会
3月21日(火祝)昼に「佐伯祐三 自画像としての風景」(東京)をリアル開催予定。
エゴン・シーレとほぼ同じ時代に生き、ほぼ同じ年齢で亡くなった、佐伯祐三の大回顧展。
ヴラマンクやユトリロの影響下で、パリの街角を独特の筆致で描いた「伝説の洋画家」。
エゴン・シーレ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
エゴン・シーレ(1890-1918)は、世紀末を経て芸術の爛熟期を迎えたウィーンに生き、28年という短い生涯を駆け抜けました。シーレは最年少でウィーンの美術学校に入学するも、保守的な教育に満足せず退学し、若い仲間たちと新たな芸術集団を立ち上げます。しかし、その当時の常識にとらわれない創作活動により逮捕されるなど、生涯は波乱に満ちたものでした。孤独と苦悩を抱えた画家は、ナイーヴな感受性をもって自己を深く洞察し、ときに暴力的なまでの表現で人間の内面や性を生々しく描き出しました。表現性豊かな線描と不安定なフォルム、鮮烈な色彩は、自分は何者かを問い続けた画家の葛藤にも重なります。/本展は、エゴン・シーレ作品の世界有数のコレクションで知られるウィーンのレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、シーレの油彩画、ドローイングなど合わせて50点を通して、画家の生涯と作品を振り返ります。加えて、クリムト、ココシュカ、ゲルストルをはじめとする同時代作家たちの作品もあわせた約120点の作品を紹介します。夭折の天才エゴン・シーレをめぐるウィーン世紀末美術を展観する大規模展です。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
エゴン・シーレ展は2月8日までに、佐伯祐三展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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