Home > Archives > 2008-08 Archive
『ノルウェイの森』散歩2
2008年8月28日
8月28日(木)に、『ノルウェイの森』散歩(春樹散歩)の第2回を実施します。
コースは以下を予定。
【午前】
・ 村上春樹原作の映画DVDを鑑賞?(希望者で)
【お昼】
・ 早稲田大学文学部キャンパス周辺で昼食
【午後】
・ 主人公の学生寮の本館内部を見学(申込が必要)
・ 主人公と直子が歩いた道を散歩
【夕方】
・ 主人公と緑が入ったジャズ・バーにて飲食
参加募集はメーリングリストを通じて行い、すでに締め切りました。
以後の連絡は参加予定者へ個別に行います。
ちなみに、『ノルウェイの森』は2010年公開で映画化されるそうですね。
なんともタイミングのよいニュース。
監督はフランスのトラン・アン・ユン、キャストは日本人とのこと。
批評研究会特別回
2008年8月23日
批評研究会特別回として、8月23日(土)に、
ド・デューヴ『芸術の名において―デュシャン以後のカント/デュシャンによるカント』(青土社)
を1回完結で読みましょう。
【集合】 14:00に高田馬場駅BIGBOX前
【場所】 高田馬場駅周辺の喫茶店
【テキスト】 ド・デューヴ『芸術の名において』
【範囲&担当】 IとIIをオオサワ
デュシャン?ポストモダンの芸術・アートについての批評空間系(?)の美学エッセイ。
「I 芸術はかつて固有名であった」と「II デュシャン以後のカント/デュシャンによるカント」
を読んできてください。
1回完結ですのでどなたでも気軽に参加どうぞ。見学・傍観も歓迎。
新人さんなどの参加・見学も歓迎します。連絡はinfo@artsbooks.jpへ。
批評研後、調布市花火大会を見にいきましょう。
集合は17:15にJR新宿駅西口改札前。花火のみ・批評研のみの参加も歓迎。
美術研究会第1期第1回
2008年8月9日
美術研究会第1期の予定は次の通りです。
第01回(08月) 高階秀爾『近代絵画史・上』(中公新書)前半
第02回(09月) 高階秀爾『近代絵画史・上』(中公新書)後半
第03回(10月) 佐々木健一『美学への招待』(中公新書)前半
第04回(11月) 佐々木健一『美学への招待』(中公新書)後半
第05回(12月) 高階秀爾『近代絵画史・下』(中公新書)前半
第06回(01月) 高階秀爾『近代絵画史・下』(中公新書)後半
※各回に扱う画家・作家の作品の画像なども、本やウェブなどからコピーして提示。
複数回完結とはいえ、各回自由参加ですので、都合のいい回に参加どうぞ。
基礎知識を身につけることが目的ですので、テキスト未読でも参加どうぞ。
美術研究会の概要についてはこちらを参照してください。
美術研究会第1期第1回は、8月9日(土)の観覧会後に実施しましょう。
美術研のみ、観覧会のみの参加も歓迎です。
【集合】 17:30にJR上野駅公園口改札前(90分前後で終了)
【場所】 上野駅周辺の喫茶店
【テキスト】 高階秀爾『近代絵画史・上』(中公新書)のp.2?p.81
今回は、近代絵画の始まり?印象派以前。8月の観覧会で鑑賞のコローの節も含んでいます。
また、9月か10月の観覧会はフェルメール展のため、フェルメールも扱います(資料配付)。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生・二年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
「巨匠たちの日本美術」&「コロー」観覧会
8月の観覧会は、8月9日(土)に実施し、上野へ、
1.「対決―巨匠たちの日本美術」展(東京国立博物館)と、
2.「コロー―光と追憶の変奏曲」展(国立西洋美術館)を見にいきましょう。
【集合】 1.からは10:45に、昼食からは13:15に、2.からは14:45に、JR上野駅公園口改札前
【流れ】 1.を観覧 → 昼食 → 2.を観覧 → 歓談・美術研(希望者) or 解散
【費用】 チケット学生1,200円・1,100円/一般1,500円・1,500円、昼食?1,000円前後
1.は、日本美術史を彩る巨匠24人の傑作を、2人1組で比較・対決させながら展示。
運慶・快慶、雪舟・雪村、永徳・等伯、光悦・長次郎、宗達・光琳、仁清・乾山、
円空・木喰、大雅・蕪村、若冲・蕭白、応挙・芦雪、歌麿・写楽、鉄斎・大観。
2.は、印象派の先駆的な位置にあり、詩情あふれる風景画や人物画を描いたコローを、
《コローのモナリザ》など、ルーヴル美術館所蔵の代表作群を中心に大回顧。
コローに影響を受けた、ルノワール、モネ、シスレー、ブラックなども。
参加希望のかたは、どこから参加予定かを書き添えて、info@artsbooks.jpまで。
新入生・二年生以上・他大生・院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
初参加なら、1.からか昼食から参加がオススメ。
なお、観覧会の後には、希望者で美術研究会第1期第1回(西洋近代絵画史・印象派以前)を実施。
今回のコロー、次回か次々回のフェルメールも扱います。テキスト未読の見学も歓迎です。
以下、展覧会の概要(公式サイトより)。まずは巨匠たちの日本美術。
日本美術の歴史に燦然と輝く傑作の数々は、時代を代表する絵師や仏師、陶工らが師匠や先達の作品に学び、時にはライバルとして競い合う中で生み出されてきました。直接の影響関係がない場合でも、優れた芸術家たちの作品を比較すると、興味深い対照の妙を見出すことができます。きらめく才能の拮抗により、各時代の造形芸術はより豊潤に、華麗に開花してきたといえるでしょう。本展では、このような作家同士の関係性に着目し、中世から近代までの巨匠たちを2人ずつ組み合わせ、「対決」させる形で紹介します。国宝10余件、重要文化財約40件を含む計100余件の名品が一堂に会し、巨匠2人の作品の「対決」を、実際に見て比較できるのが本展の最大の魅力です。
つぎにコロー展。
19世紀フランスの画家カミーユ・コロー(1796?1875)が生み出した数々の詩情あふれる風景画や人物画は、これまで世界中の芸術家や美術愛好家たちを魅了してきました。しかし意外なことに、その名声と人気にもかかわらず、コローを中心にすえた本格的な展覧会は我が国はもちろん、海外においてもごく稀にしか開催されていません。本展は、ルーヴル美術館所蔵のコローの代表作群を中心に、初期のロマン主義的風景からイタリア留学をへて真摯なレアリスムの時代、独特の煙るような詩的表現で、しだいに思い出や夢のようなヴィジョンを語りだす後期の画面、そして折々に手がけられた繊細な人物画の数々を集大成し、コロー芸術の魅力と秘密を再検証するものです。さらに国際的にも初の試みとして、印象派からキュビストまで、コローの芸術に深い影響を受けた画家たちの作品をあわせて展示いたします。
第39回読書会『スカイ・クロラ』
2008年8月3日
第39回読書会は、8月3日(日)に実施しましょう。
【集合】 映画鑑賞会からなら13:00に、読書会からなら16:15に西武新宿駅PePe前集合
【場所】 新宿の喫茶店など
【テキスト】 森博嗣『スカイ・クロラ』
今回はテーマ読書。テーマは「子供」。
第34回?第38回の読書会でも頻出のモティーフの総決算といえるかもしれません。
テキストは森博嗣『スカイ・クロラ』(中公文庫,2004年(初刊2002年))。
大人気作家のライトノベル的な作品。押井守監督で映画化され、読書会前日に全国一斉公開。
読書会の前の時間に希望者で映画《スカイ・クロラ》も見にいきましょう。
以下、作品の概要(文庫裏表紙より)。
僕は戦闘機のパイロット。飛行機に乗るのが日常、人を殺すのが仕事。二人の人間を殺した手でボウリングもすれば、ハンバーガーも食べる。戦争がショーとして成立する世界に生み出された大人にならない子供(キルドレ)――戦争を仕事に永遠に生きる子供たちの寓話。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生・二年生以上・他大生・院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
読書会のみ、映画鑑賞会のみの参加も歓迎です。
- Feed