美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2008-09 Archive

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批評研究会特別回『デカルト』

2008年9月23日

批評研究会特別回として、9月23日(火・祝)に、
斎藤慶典『デカルト―「われ思う」のは誰か』(NHK出版,2003年)
を1回完結で読みましょう。

【集 合】 16:15に高田馬場駅BIGBOX前
【場 所】 高田馬場駅周辺の喫茶店
【テキスト】 斎藤慶典『デカルト―「われ思う」のは誰か』
【担当】 イガラシ

「われ思う、ゆえにわれ在り」の「思うわれ」(コギト)はいわゆる自我ではない。
デカルトのコギトを独我論的&他者論的に読み解き、その一般的な理解を覆す入門書。
「シリーズ・哲学のエッセンス」の1冊で約120頁と短く、しかも明晰に書かれていて読みやすい。

本書に関連すると思われる、フーコーのデカルト批判とそれに対するデリダのデカルト擁護も、
時間があれば紹介します(デリダ『エクリチュールと差異・上』「コギトと『狂気の歴史』」参照)。

余裕のあるかたはデカルトの『方法序説』『省察』もどうぞ。
『方法序説』は自伝を含む哲学エッセイ。『省察』では前者よりも本格的に思考の軌跡を記述。

1回完結ですのでどなたでも気軽に参加どうぞ。未読の見学・傍観も歓迎。
新人さんなどの参加・見学も歓迎します。連絡はinfo@artsbooks.jpまで。

デカルト    方法序説    省察

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カテゴリー:批評スタディ

美術研究会第1期第2回

2008年9月19日

美術研究会第1期第2回は、9月19日(金)の観覧会前に実施しましょう。
美術研のみ、観覧会のみの参加も歓迎です。

【集 合】 15:00にJR上野駅中央改札前(仮)
【場 所】 上野駅周辺の喫茶店
【テキスト】 高階秀爾『近代絵画史・上』(中公新書)のp.82?最後
【内 容】 印象派?ポスト印象派とその周辺

美術研究会は、複数回完結とはいえ各回自由参加ですので、都合のいい回に参加どうぞ。
基礎知識を身につけることが目的ですので、テキスト未読でも参加どうぞ。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
一年生・二年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

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カテゴリー:アートスタディ

「フェルメール展」観覧会

9月の観覧会は9月19日(金)に実施し、
「フェルメール展―光の天才画家とデルフトの巨匠たち」(東京都美術館・上野)
を見にいきましょう。

【集 合】 17:15にJR上野駅公園口改札前(金曜なので20:00まで開館)
【流 れ】 集合 → 観覧 → 歓談・夕食 or 解散
【費 用】 チケット 学生1,300円/一般1,600円

光の天才画家フェルメール。彼の全36点の作品のうち7点を展示。
一度にこれだけ見られるのはほとんどありえないことです。
ほかに、彼の生きたデルフトの巨匠たちの作品も展示。計38点。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
一年生・二年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

なお、観覧会の前には、希望者で美術研究会第1期第2回(印象派?ポスト印象派)を実施。
美術研のみ、観覧会のみの参加も歓迎です。

以下、展覧会の概要(公式サイトより)。

ヨハネス・フェルメール(1632?1675)は、オランダのハーグ近くのデルフトという小都市に生まれました。彼がその生涯で残した作品は、わずか三十数点。この作品の少なさと、光を紡ぐ独特の技法の美しさから、彼は光の天才画家といえるでしょう。〔……〕フェルメールの作品が展覧会へ出品されることは、ほとんどありません。しかし 2008年、日本との修好150周年を記念する欧米各国の多大なるご尽力により、フェルメールの作品を中心に、オランダ絵画の黄金期を代表するデルフトの巨匠たちの絵画を一堂に集めた奇跡の展覧会が実現することになりました。

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カテゴリー:観覧会

第40回読書会『ゴドーを待ちながら』

2008年9月6日

第40回読書会は、9月6日(土)に実施しましょう。

【集合】 16:15に高田馬場駅BIGBOX前
【場所】 高田馬場駅周辺の喫茶店など
【テキスト】 ベケット『ゴドーを待ちながら』

古典・名著読書
テキストはS・ベケット『ゴドーを待ちながら』(白水社,原著1952年)
今回は戯曲を読みましょう。演劇台本ですので、テンポよく短時間で読めます。
神なき世界の不条理で無意味な戯れを描く、現代演劇最大の傑作または問題作。
ちなみに、前回のテキスト『スカイ・クロラ』にも「ゴドーを待っている」かのような人物が登場。

以下、作品の紹介(『必読書150』より)。

ジョイスの後に小説を書くことが不可能であるかに見えたそのとき、ジョイスの弟子たるベケットは、『モロイ』『マロウンは死ぬ』『名づけえぬもの』の三部作によって、小説の終わりなさを証明してみせた。『ゴドー』は、三部作執筆中のベケットが、「息抜き」として書いた戯曲であり、二人のホームレスが「神(ゴッド)」の寓意とも評されることのある「ゴドー」を待ちながら、ほとんど吉本のマンザイとみまがう会話を延々と続けるというものだが、今に至る現代演劇に決定的な影響を与えた。事実、漫才コンビからさまざまな実験劇団まで、多くの者が『ゴドー』上演を試みている。(絓秀実)

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生・二年生以上・他大生・院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。

ゴドーを待ちながら

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カテゴリー:読書会
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