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第55回読書会『塩狩峠』
2010年5月30日
第55回読書会は5月30日(日)に実施し、三浦綾子『塩狩峠』をとりあげましょう。
【 日にち 】 5月30日(日)
【 集 合 】 16:15に高田馬場駅BIGBOX前
【 場 所 】 喫茶店か喫茶店個室
【 費 用 】 喫茶代(場合により300円前後の室料も)
【テキスト】 三浦綾子『塩狩峠』(新潮文庫)
クリスチャン作家として知られる三浦綾子(1922~1999)の代表作をとりあげましょう。
先入観にも作者の意図にもとらわれずに、作品そのものや読書そのものを楽しみましょう。
作品の概要は下記のとおり。
結納のため札幌に向かった鉄道職員永野信夫の乗った列車が、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ、暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた……。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。
初参加のかたもお気軽にどうぞ。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生・2?3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく5月25日までに(キャンセルは読書会当日までOK)。
11ヶ月で55作の名著を読む会 第10回
2010年5月15日
11ヶ月で55作の名著を読む会(多読会)の第10回は5月15日(土)に実施しましょう。
下記のテキストのうち、少なくとも1作、理想的には4作すべてを読んできてください。
多読が目的のため、精読の必要はなく、斜め読みでもかまいません。会合も、とくに発表者を立てず、参加者全員の感想を聴きながら歓談するかたち。
全11回に参加必須というわけではなく、参加したい回だけに参加でもかまいません。
【 日にち 】 5月15日(土)
【 集 合 】 17:15に新浦安駅の改札前へ変更(今回に限り飛び入り不可)
【 流 れ 】 集合 → 多読会(18:00~20:30頃)→ 夕食 or 解散
残すところ、あと2回!
今回のテキストは下記のとおり。
◎ ヘミングウェイ「日はまた昇る」(新潮文庫ほか)
◎ トルストイ「アンナ・カレーニナ」(新潮文庫(全3巻)ほか)
○ ミッチェル「風と共に去りぬ」(新潮文庫(全5巻)ほか)
○ 金井美恵子「愛の生活」(講談社文芸文庫ほか)
今回はゴールデンウィークをつかうなどして大長編に挑戦してみましょう。トルストイとミッチェルはどちらかを読めればいいぐらいの気持ちで大丈夫です。
金井美恵子は短編「愛の生活」(約50頁)のみでもOK、講談社文芸文庫に収録の他作品も読めるとさらによし。
第03回?第09回の会合の進めかたは下記のとおり。
「クロスレビュー」→「1作目のあらすじ」→「1作目について歓談」→「2作目のあらすじ」→……→「4?5作目について歓談」→「次回のための連絡」
5点満点で採点するインスタント・クロスレビューを参考にして、各作品について歓談するのが軸。同じ作品について「2」の人もいれば「5」の人もいて盛り上がります。
全11回のテキストは、こちらのExcelファイルを参照(随時更新)。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生・二年生以上・他大生・院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
三菱一号館美術館「マネとモダン・パリ」展観覧会
2010年5月9日
次回の観覧会は5月9日(日)に実施し、新オープンの三菱一号館美術館(丸の内)へ、
「マネとモダン・パリ」展を見にいきましょう。今年度の必見の展覧会のひとつ。
【 日にち 】 5月9日(日)
【 集 合 】 14:30にJR有楽町駅の国際フォーラム口改札前
【 流 れ 】 集合 → 観覧 → 喫茶 → 夕食 or 解散
【 費 用 】 チケット代(一般1,500円/学生1,000円)、喫茶代
オルセー美術館などの協力で実現した、世界的にも稀なマネの大回顧展。
代表的な作品約80点を編年的にたどりながら、同時代の作家の作品約80点もあわせて展示。
19世紀後半のパリの都市文化と芸術という、マネの制作の背景も紹介。
今回は4月6日に開館した美術館の建築も見どころ。
鹿鳴館で知られる英国人建築家J・コンドルが19世紀末に設計の「三菱一号館」を復元。
観覧会後には、喫茶店でおしゃべり(参加多数の場合は個室を借ります)。
新歓期ですので、そのときに簡単なサークル紹介もする予定です。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生・2年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでもどうぞ。
以下、展覧会の概要(公式サイトより)。
エドゥアール・マネ(1832?1883)は、後に「印象派」となる画家たちだけでなく、後世の芸術家たちに決定的な影響を与えた、近代絵画史上最も重要な画家のひとりです。日本でもよく知られ、深く愛されている画家ですが、その作品を国内で見る機会は非常に限られています。/今年4月に東京・丸の内にオープンする三菱一号館美術館の開館記念展となる本展は、マネの芸術の全貌を、当時のパリが都市として変貌していく様子と結びつけながら、代表的作品により展覧しようとするもので、マネの油彩、素描、版画80点余が出品されます。また、同時代の作家たちの油彩、建築素描、彫刻、写真など約80点もあわせて展示し、マネが生きたパリの芸術的な背景も紹介します。日本でマネの作品をまとまった形で見ることができる貴重な機会です。どうぞ、ご期待ください。
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