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哲学カフェ第04回(セッション02)
2013年8月25日
哲学カフェ第04回(セッション02)は、8月25日(日)に実施しましょう。
前回と今回は、「ニーチェ」と「善/悪」をとりあげます。
哲学カフェの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。
【 日にち 】 8月25日(日)
【 集 合 】 15:10にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → スタディ → 休憩 → セッション → 歓談(19:00~21:00)
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度 + 歓談~3,000円程度
【サブテキスト】 ニーチェ『道徳の系譜学』(光文社古典新訳文庫ほか)
※ サブテキストは読んできてもこなくてもOKです。
■ 今回のセッション02では、その場でニーチェ『道徳の系譜学(=道徳の系譜)』を読みましょう。
その合間合間で前回と同様に、「善/悪」など、ニーチェの哲学・思想に関連する様々なテーマに
ついて考えてみましょう。ニーチェ自身の著作を読むことで、前回よりもさらに話を深めたいところ。
前回に参加していなくても問題なく参加できます。お気軽にどうぞ。
■ 今回のサブテキストには『道徳の系譜学』の「第一論文」と「第二論文」をとりあげます。
「第一論文」は、いわゆる「善/悪」がもともとの「善/悪」からどのように発生したかについて。
キリスト教とはなにか、ルサンチマンとはなにかについても鋭い洞察が。
「第二論文」は、「法」や「罪」、「良心」や「良心の呵責」がどのように発生したかについて。
人間とはなにか、社会とはなにかを考える上での画期的な視点が。
読みやすい翻訳の光文社古典新訳文庫か、訳注が充実しているちくま学芸文庫がオススメ。
■ 参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
参加連絡はなるべく8月18日までに。キャンセルは哲学カフェ当日までOK。
なお、その次の哲学カフェ第05回(エトセトラ01)は9月29日(日)に実施の予定です。
哲学者20以外の古今東西の哲学者か最近刊行の哲学系の著作を1回完結でとりあげます。
第89回読書会『イリアス』
2013年8月11日
第89回読書会は8月11日(日)に実施し、ホメロス『イリアス』を読みましょう。
【 日にち 】 8月11日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(19:00頃~21:00)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円程度
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 ホメロス『イリアス』(岩波文庫ほか、約800頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
ホメロスの二大叙事詩のひとつ『ホメロス』(紀元前8世紀)を読んでみましょう。
臨場感とリズムに満ち、古くささや読みにくさを感じさせない、最古にして最高の叙事詩。
トロイア戦争の末期を舞台に、古代ギリシアの英雄たちと神々の、激情と思惑が入り乱れる。
約800ページと長めですが、楽しいし、読んで語ればいろいろ見えてきます。この機会にぜひ。
前回のボルヘスにもつながれば、哲学カフェのニーチェにもつながる。
全編読破がベストですが、現岩波文庫版でいう上巻(~第12歌)を読了できれば参加OK。
読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。
なお、次の第90回読書会は、9月16日(月・祝)に川上未映子『わたくし率 イン 歯ー、または世界』を予定。
年に1度の最近の文学の回。今回は川上未映子の衝撃のデビュー作を(『ヘヴン』へ変更の可能性もあり)。
『イリアス』の概要は下記(岩波文庫の紹介より)。
10年にわたるトロイア戦争の末期、物語は、激情家で心優しいギリシア軍第一の勇将アキレウスと王アガメムノンの、火を吐くような舌戦で始まる。トロイア軍の総大将ヘクトル、アキレウスの親友パトロクロス、その敵討ちに奮戦するアキレウスら、勇者たちの騎士道的な戦いと死を描いた大英雄叙事詩。格調高く明快な新訳。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく8月7日までに。キャンセルは読書会当日までOK。
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