美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2012-03 Archive

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「ボストン美術館 日本美術の至宝」展観覧会

2012年3月25日

次回の観覧会は3月25日(日)に実施し、東京国立博物館・平成館(上野)へ、
「特別展 ボストン美術館 日本美術の至宝」を見にいきましょう。

4月~5月は初参加の学生さんが増えるため、すぐに定員に達することが予想されます。
はじめましてのかたは2月~3月の活動に参加がオススメ。高校生・浪人生も新社会人もぜひ。

【 日にち 】 3月25日(日)
【鑑賞集合】 鑑賞からなら15:20にJR上野駅の公園口改札前
【歓談集合】 歓談からなら17:30~18:00に上野~御徒町(個別に連絡します)
【 流 れ 】 (AS) → 鑑賞集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談集合 → 歓談 → 解散(20:30~21:00)
【 費 用 】 チケット代(一般1,200~1,500円・学生900~1,200円)、歓談時の場所代+飲食代(合計~2,000円)
【定 員】 25名程度まで(初参加の新人さんは7名前後まで)

◆ 年に1~2度の日本美術の観覧会!

「東洋美術の殿堂」と称されるアメリカのボストン美術館
フェノロサや岡倉天心による収集からはじまった世界有数の日本美術コレクションが大規模に修復され里帰り。
辰年にちなむ二つの名龍二大絵巻の全巻公開、各時代の巨匠たちの競演など、みどころが満載の展覧会。
仏画・仏像、水墨画、狩野派、琳派、等伯、若冲、蕭白、刀剣、織物など、国宝級を多数含む約90点

鑑賞の後には、上野~御徒町のゆったりスペースで、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談から参加してみてください。

◆ また、観覧会の前には、アートスタディ特別編「日本美術史」を実施しましょう。
観覧会のついでに気軽にどうぞ。観覧会のみの参加ももちろん歓迎。

◆ なお、4月の観覧会は、22日(日)に「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展(北浦和)を予定しています。
詳細は3月の観覧会のあとで。こちらもお楽しみにどうぞ。

ボストン美術館展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

アメリカのボストン美術館は、「東洋美術の殿堂」と称されます。100年以上にわたる日本美術の収集は、アーネスト・フェノロサ岡倉天心に始まり、今や10万点を超えます。海外にある日本美術コレクションとしては、世界随一の規模と質の高さを誇ります。/本展は、その中から厳選された仏像・仏画に絵巻、中世水墨画から近世絵画まで、約90点を紹介します。/修復を終え、日本初公開となる曽我蕭白最高傑作『雲龍図』をはじめ、長谷川等伯尾形光琳伊藤若冲などの手による、かつて海を渡った「まぼろしの国宝」とも呼べる日本美術の至宝が一堂に里帰りします。。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく3月21日までに。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、飲食店等での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談の会場を確保するなどします。

ボストン美術館展    ボストン美術館展    ボストン美術館展

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カテゴリー:観覧会

アートスタディ特別編「日本美術史」

3月25日(日)の観覧会の前に、ボストン美術館展をもっと楽しむために、
アートスタディ特別編「日本美術史」を実施しましょう。

お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
また、ASのみや観覧会のみの参加や、サブテキスト未読の参加も歓迎

【 日にち 】 3月25日(日)
【 集 合 】 12:10にJR上野駅の不忍口改札前
【 場 所 】 上野の喫茶店個室等
【 費 用 】 場所代+喫茶代or昼食代
【サブテキスト】 堀江宏樹・滝乃みわこ『乙女の美術史 日本編』(実業之日本社)

今回のアートスタディは日本美術史の全体をおさらいする特別編。
前半では、観覧会に関連したサブテキストについて、読んできた参加者の感想を。
後半では、「90分でわかる日本美術史の流れ」と題して、担当者が日本美術史をまとめます。

サブテキストには堀江宏樹・滝乃みわこ『乙女の美術史 日本編』(実業之日本社)をとりあげましょう。
渋いイメージのある日本美術を、ポップに楽しみ、ガーリッシュに愛するための一冊。
阿修羅像・弥勒菩薩から、中世~近現代の正統/奇想の巨匠たちを経て、竹久夢二・萩尾望都へ。
押さえるべきところはスタンダードに押さえられていて、今回のように通史的な展覧会の鑑賞にも十分役立ちそう。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく3月21日までに。

乙女の美術史 日本編    乙女の美術史 世界編

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カテゴリー:アートスタディ

第74回読書会「眠れる美女」

2012年3月11日

第74書会3月11日(日)に実施し、川端康成「眠れる美女」を読みましょう。
「眠れる美女」1作品のみ読んでくればOKです。
集合の時間・場所が変更になりました。おまちがえなく。

4~5月は初参加の学生さんが増えるため、すぐに定員に達することが予想されます。
はじめましての方は2~3月の活動に参加がオススメ。高校生・浪人生も新社会人もぜひ。

【 日にち 】 3月11日(日)
【 集 合 】 15:40にJR池袋駅東口の地上出口(パルコの入口やキオスクのあるところ)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 閉会(19:30頃) → 夕食(自由参加)
【 費 用 】 1,000円(ドリンク代+お部屋代)
【 定 員 】 20~25名まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 川端康成『眠れる美女』(1961、新潮文庫ほか、約120頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

今回はノーベル賞作家・川端康成が描くデカダンス文学の傑作「眠れる美女」をとりあげましょう。
眠る裸の若い女をまなざす老人。執拗綿密な肉体描写、幻想と嫌悪、生と性と死。
「雪国」や「伊豆の踊子」などよりももっと作家の本領が発揮されています。

新潮文庫に収録されている三島由紀夫による解説もすばらしい。
「『眠れる美女』は、形式的完成美を保ちつつ、熟れすぎた果実の腐臭に似た芳香を放つデカダンス文学の
逸品である。デカダン気取りの大正文学など遠く及ばぬ真の頽廃がこの作品には横溢している」。

作品の概要は下記(新潮文庫の裏表紙より)。

波の音高い海辺の宿は、すでに男ではなくなった老人たちのための逸楽の館であった。真紅のビロードのカーテンをめぐらせた一室に、前後不覚に眠らされた裸形の若い女――その傍らで一夜を過す老人の眼は、みずみずしい娘の肉体を透して、訪れつつある死の相を凝視している。熟れすぎた果実の腐臭に似た芳香を放つデカダンス文学の名作『眠れる美女』のほか『片腕』『散りぬるを』。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく3月7日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

眠れる美女    雪国    山の音

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カテゴリー:読書会
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