美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2012-01 Archive

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「フェルメールからのラブレター展」観覧会

2012年1月29日

次回の観覧会は1月29日(日)に実施し、リニューアルしたばかりのBunkamuraザ・ミュージアム(渋谷)へ、
「フェルメールからのラブレター展―コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」
を見にいきましょう。

【 日にち 】 1月29日(日)
【鑑賞集合】 鑑賞からなら15:30に渋谷駅ハチ公前
【歓談集合】 歓談からなら17:45に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 流 れ 】 鑑賞集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談集合 → 歓談 → 解散(21:00頃)
【 費 用 】 チケット代(一般1,500円・学生1,200円、割引あり)、歓談時の飲食代+場所代(1,000~2,000円)
【定 員】 20~25名まで(初参加の新人さんは5名前後まで)

フェルメール「手紙」にまつわる絵画3点を中心に、デ・ホーホの代表作など、オランダ絵画黄金期の作品約40点を紹介。
17世紀オランダの日常生活における直接的・間接的な「コミュニケーション」をテーマに構成し、詳細な読解とともに展示。
《手紙を読む青衣の女》はなんと、修復後、この展覧会で世界初公開。美しく蘇ったフェルメール・ブルーを味わいましょう。

鑑賞の後には、渋谷のおしゃれなスペースで、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
前回からスタートした「アートのはなしを楽しむしかけ」に最適の、広くて、静かで、しかも安くすませられる場所を確保。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談から参加してみてください。

◆ また、観覧会の前には、アートスタディ「バロック美術」を実施しましょう。
フェルメールは時代としてはバロックの画家です。フェルメール、レンブラント、バロックの関係に着目。
観覧会のついでに気軽にどうぞ。観覧会のみの参加ももちろん歓迎。

フェルメール展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

オランダ黄金期の巨匠、ヨハネス・フェルメール精緻な空間構成独特な光の質感をあわせもつ作品群は、今なお人々を魅了してやみません。現存する30数点のフェルメール作品のなかでも、日常生活に密やかなドラマをもたらす手紙のテーマは、重要な位置を占めています。本展は日本初公開となる《手紙を読む青衣の女》をはじめ、《手紙を書く女》《手紙を書く女と召使い》の3作品が一堂に会するまたとない機会です。さらに、同時代に描かれた、人々の絆をテーマにした秀作も併せて紹介し、人物のしぐさや表情、感情の動きに注目することで、17世紀オランダ社会における様々なコミュニケーションのあり方を展観していきます。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、喫茶店・飲食店での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談のお店を確保するなどします。

フェルメールからのラブレター展    フェルメールからのラブレター展    フェルメールからのラブレター展

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カテゴリー:観覧会

アートスタディ「バロック美術」

1月29日(日)の観覧会の前に、「フェルメールからのラブレター展」をもっと楽しむために、
アートスタディ「バロック美術」を実施しましょう。

お昼をとりながらなど、観覧会のついでにお気軽に参加どうぞ。
また、ASのみや観覧会のみの参加や、サブテキスト未読の参加も歓迎

【 日にち 】 1月29日(日)
【 集 合 】 12:45に高田馬場駅BIGBOX前
【 場 所 】 高田馬場周辺の喫茶店個室
【 費 用 】 喫茶代または昼食代、室料300円前後
【サブテキスト】 宮下規久朗『バロック美術の成立』(山川出版社、約100頁、765円)

今回のアートスタディはスタンダードな2時間版の2部構成。
前半では、観覧会に関連したサブテキストについて、読んできた参加者の感想を。
後半では、美術史の、観覧会に関連した箇所を、担当者が教科書的におさらい。

サブテキストには宮下規久朗『バロック美術の成立』(山川出版社)をとりあげましょう。
「世界史リブレット」の1冊で約100頁とコンパクトながら、リアリズムと聖性の拮抗するバロックを鮮やかに切りとります。
「聖性とヴィジョン」「殉教図の時代」「回心の光 カラヴァッジョ」「法悦の劇場 ベルニーニ」の4部構成。

フェルメールはバロックの巨匠ベルニーニとちょうど同じ時代に活躍しました。
静穏なオランダ絵画とダイナミックなバロック美術を比較してみることが今回のテーマのひとつ。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

バロック美術の成立

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カテゴリー:アートスタディ

第72回読書会『嵐が丘』

2012年1月8日

第72読書会1月8日(日)に実施し、E・ブロンテ『嵐が丘』を読みましょう。

【 日にち 】 1月8日(日)
【 集 合 】 15:25にカフェ・ミヤマ渋谷東口駅前店の5号室(参加多数につき変更となりました)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 閉会(19:00頃) → 夕食(自由参加)
【 費 用 】 1,000円前後(ドリンク代+お部屋代)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(1847、イギリス)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

世界文学旅行に同時代文学と変化に富んだ回が続きましたが、今回はザ・ブンガクとでも呼ぶべき名作を。
世界三大悲劇のひとつとされ、究極の恋愛小説とされる、E・ブロンテ『嵐が丘』(約700ページ)をとりあげましょう。
長めの作品ではありますが、この機会に、お正月休みなどをつかってぜひ読み通してみたいですね。

翻訳はお好みで自由にチョイス。光文社古典新訳文庫をはじめ、各社の翻訳が新しいのがうれしい。
新潮文庫は2003年に全1巻で、岩波文庫は2004年に全2巻で、光文社古典新訳文庫は2010年に全2巻で新訳。

なお、読書会の後には、Arts&Books新年会2012を実施しましょう。
集合は19:15に高田馬場駅BIGBOX前。参加連絡はひとまず12月23日までに、キャンセルは1月5日までに
もちろん、読書会のみの参加や新年会のみの参加も歓迎。

作品の概要は下記(光文社古典新訳文庫・上巻の裏表紙と帯より)。

ヨークシャの荒野に立つ屋敷〈嵐が丘〉。その主人が連れ帰ったヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに恋をする。しかしキャサリンは隣家の息子と結婚、ヒースクリフは失意のなか失踪する。数年後、彼は莫大な財産を手に戻ってきた。自分を虐げた者への復讐の念に燃えて……。

激しく吹きすさぶ寒風が、二人の主人公の心情と一体となって読む者の心に押し寄せる――時を超えて読み継がれてきた壮大な愛憎劇。陰鬱で荒々しい英国の自然を活写することで、その真の魅力に迫る決定訳!

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく1月4日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

嵐が丘    嵐が丘    嵐が丘

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カテゴリー:読書会
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