美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2012-02 Archive

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「ジャクソン・ポロック展」観覧会

2012年2月26日

次回の観覧会は2月26日(日)に実施し、東京国立近代美術館(竹橋)へ、
「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」 を見にいきましょう。

4月~5月は初参加の学生さんが増えるため、すぐに定員に達することが予想されます。
はじめましてのかたは2月~3月の活動に参加がオススメ。高校生・浪人生も新社会人もぜひ。

【 日にち 】 2月26日(日)
【鑑賞集合】 鑑賞からなら14:55に東京国立近代美術館(竹橋駅徒歩3分)の入口付近
【歓談集合】 歓談からなら17:10前後に大手町駅付近(個別に連絡します)
【 流 れ 】 鑑賞集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談集合 → 歓談 → 解散(20:30頃)
【 費 用 】 チケット代(一般1,500円・学生1,200円)、歓談時の場所代+飲食代(1,000~2,000円)
【定 員】 20~25名まで(初参加の新人さんは7名前後まで)

◆ 現代アートの革命児ジャクソン・ポロック生誕100年を記念して開催される日本初の回顧展

ポロックは、そのアクション・ペインティングの作品によって、ピカソ以後の絵画芸術の新しい地平
切り開くとともに、モダン・アートの中心がパリからニューヨークへと移る契機を作ったアーティスト。

この展覧会は、ポロックの世界中の重要作品と、日本国内の全作品が集まる、質も量も史上最高のポロック展
制作中のポロックを捉えた映像や、ポロックのアトリエの再現など、展示のしかたにも工夫が凝らされています。

鑑賞の後には、大手町・神田のゆったりスペースで、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談から参加してみてください。

◆ なお、3月の観覧会は、25日(日)に「ボストン美術館 日本美術の至宝」展(上野)を予定しています。
詳細は2月の観覧会のあとで。こちらもお楽しみにどうぞ。

ポロック展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

本展は、ポロック生誕100年を記念して開催する日本初の回顧展です。ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、テートをはじめ、世界の名立たる美術館からポロックの重要な作品がやってきます。絵画を中心に、素描、版画を含めて約70点の出品を予定しており、初期から晩期に至るまでのポロックの仕事の全貌を紹介します。さらに、制作中のポロックを捉えた貴重な映像や写真、ポロックのアトリエの再現や彼が使用していた特殊な画材なども併せて展示し、ポロックの制作の秘密に迫ります。このような本格的なポロックの個展は世界的に見ても稀有で、本展はジャクソン・ポロックという20世紀の伝説的画家の偉業を振り返る絶好の機会となります。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、飲食店等での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談の会場を確保するなどします。

ジャクソン・ポロック展    ジャクソン・ポロック展    ジャクソン・ポロック展

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カテゴリー:観覧会

第73回読書会『ダブリナーズ』

2012年2月12日

第73読書会2月12日(日)に実施し、ジョイス『ダブリナーズ』を読みましょう。
短編集ですので、全作品を読み切れなくても、過半数(15編中8編以上)を読み終えられれば参加歓迎。

【 日にち 】 2月12日(日)
【 集 合 】 15:45に高田馬場駅BIGBOX前(参加多数の場合は渋谷~池袋に変更の可能性も)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 閉会(19:30頃) → 夕食(自由参加)
【 費 用 】 1,000円前後(ドリンク代+お部屋代)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 ジェイムズ・ジョイス『ダブリナーズ』(1914、約400頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

プルーストやカフカと並び20世紀最大の作家とされる、アイルランド出身のモダニスト、ジェイムズ・ジョイス
彼は、意識の流れ、神話的方法、音楽的技法、パロディ、造語など、言語の可能性を突きつめた作風で知られています。

今回はしかし、その作風が顕著な『ユリシーズ』などの大作ではなく、すんなり楽しく読める『ダブリナーズ』をとりあげましょう。
この作品は、20世紀初頭の停滞と麻痺の街ダブリンを、そこに生きる人々に訪れるエピファニーを通して描いた短編集
きらきらした短編を味わいたい方も、小説の技法について考えてみたい方も、この機会にぜひジョイスを読んでみましょう。

翻訳は新潮文庫柳瀬尚紀『ダブリナーズ』(2009年に新訳)がオススメですが、お好みで自由にチョイスしてみてください。
作家の特性上、翻訳によって印象がけっこう変わります。余裕のあるかたは読み比べてみても楽しいかも。
ちくま文庫は『ダブリンの人びと』、岩波文庫は『ダブリンの市民』、新潮文庫旧訳は『ダブリン市民』など、題名もさまざま。

作品の概要は下記(新潮文庫の裏表紙より)。

アイルランドの首都ダブリン、この地に生れた世界的作家ジョイスが、「半身不随もしくは中風」と呼んだ20世紀初頭の都市。その「魂」を、恋心と性欲の芽生える少年、酒びたりの父親、下宿屋のやり手女将など、そこに住まうダブリナーたちを通して描いた15編。最後の大作『フィネガンズ・ウェイク』の訳者が、そこからこの各編を逆照射して日本語にした画期的新訳。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく2月8日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

ダブリナーズ    ダブリンの人びと    ダブリンの市民

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カテゴリー:読書会
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