美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2011-11 Archive

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「モダン・アート、アメリカン」&「トゥールーズ=ロートレック展」観覧会

2011年11月23日

次回の観覧会は11月23日(水・祝)に実施しましょう。
メインの展覧会として、国立新美術館(乃木坂)の「モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション」を、
サブの展覧会として、三菱一号館美術館(丸の内)の「トゥールーズ=ロートレック展」をみにいきましょう。

メインだけの参加メイン+サブの参加はどなたでも歓迎。
サブだけの参加はArts&Booksの活動に3回以上の参加経験があるメンバーならOK。

【 日にち 】 11月23日(水・祝)
【集合①】 サブからなら12:40にJR有楽町駅の国際フォーラム口の改札前
【集合②】 メインからなら15:40に国立新美術館の建物の正面入口内
【 流 れ 】 集合① → 鑑賞 → 移動 → 休憩 → 集合② → 鑑賞 → 歓談 → 解散(20:00頃)
【 費 用 】 チケット代(メイン一般1,500円・学生1,200円、サブ一般1,300円・学生800円)、夕食代(安めに)
        ※ メインのほうは20名以上の団体料金(一般1,300円・学生1,000円)で入れそう。
【 定 員 】 20~25名まで(初参加の新人さんは5名前後まで)

◆ 第二次大戦後、モダン・アートの中心はフランスからアメリカへと遷移します。
~アメリカン展は、そのアメリカ美術の優れた収蔵品などで知られるフィリップス・コレクション約110点により、
19世紀後半からアメリカン・モダニズムの時代を経て、戦後のアメリカ絵画全盛期へ至るアメリカ美術の軌跡をたどる構成。
ホッパー、ホイッスラー、ポロック、ロスコなどに加え、みられる機会のめったにないアメリカ美術の作品も楽しめます。

ロートレック展では、三菱一号館美術館の所蔵するコレクションなどにより、世紀末美術にも印象主義にも
深くかかわるトゥールーズ=ロートレックの魅惑的な約180点の作品を味わえます。

鑑賞後には、六本木の飲食店で、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
気楽に参加できる雰囲気と費用。20:00頃に解散予定。
なお、11月13日の総会に出席できなかった方には、総会の資料なども配布します。

~アメリカン展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

20世紀に入りヨーロッパの前衛美術に触れたアメリカは、第二次世界大戦後、抽象表現主義の登場によって国際的なモダン・アートの潮流に大きな影響を与えるに至ります。その一方で、ありのままの対象をとらえたリアリズムの伝統は、アメリカ絵画の源流として、その黎明期より脈々と受け継がれてきました。そして、いかなる場合においても、果てしなく続く大自然の風景と、ニューヨークの摩天楼に代表される近代都市の景観は、そのいずれもがアメリカを象徴するものとして、多くの作家に創作のインスピレーションを与え続けてきました。/本展では、アメリカ美術の優れた収蔵品で知られるフィリップス・コレクションから110点の作品を集め、19世紀後半からアメリカン・モダニズムの時代を経て、ポロック、ロスコに代表される戦後のアメリカ絵画隆盛期にいたるアメリカ美術の軌跡をたどります。選りすぐられた作品の数々は、固有の風土と歴史の中で独自の表現を追求しつつ培われてきたアメリカ美術の多彩な魅力を伝えてくれることでしょう。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、喫茶店・飲食店での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
  美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
  事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談のお店を確保するなどします。

モダン・アート、アメリカン    モダン・アート、アメリカン    トゥールーズ=ロートレック展

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カテゴリー:観覧会

第70回読書会『族長の秋』

2011年11月13日

第70回読書会11月13日(日)に実施し、ガルシア=マルケス『族長の秋』をとりあげましょう。

【 日にち 】 11月13日(日)
【 集 合 】 13:10に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 会 場 】 渋谷の広くておしゃれなスペース(はじめに設営準備にご協力を)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 閉会(~17:00) → 総会(概要下記) or 解散
【 費 用 】 500~800円(室料)
【 定 員 】 なし(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 ガルシア=マルケス『族長の秋』(集英社文庫ほか、2011年4月に改訳新版)
  ※ テキストはあらかじめ読んできてください。

世界文学旅行の第4弾はコロンビア
ラテンアメリカ文学を代表するノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケス(1928~)のもうひとつの傑作をとりあげましょう。

ガルシア=マルケスは、マジックリアリズムの頂点にして、世界最高の長編小説とされることもある『百年の孤独』(1967)で知られる現役作家。
彼の作品は「鮮烈で芳醇で眩暈を起こさせるようなイメージとエピソードと色彩、一度読んだら忘れられない人物に満ちて」います(テキストの「解説」)。

今回は、『百年の孤独』の出版翌年にとりかかり、8年の歳月をかけて書きあげられた『族長の秋』(1975)を読んでみましょう。
232歳まで生きた大統領の悪行と孤独の生涯を、物語の力を強く感じさせる独特の文体で描いた独裁者小説

なお、読書会の後には、Arts&Books総会2011を実施します。総会は全メンバーによる2年に1度のミーティング。
Arts&Booksのいまを確かめ、これからを考えます。今回はとくに10周年を見据えた画期的なプロジェクトも。
読書会のみ、総会のみの参加も歓迎。総会は既存メンバーを対象とした活動のため、MLのみで詳細をお知らせしています。

作品の概要は下記(集英社文庫の裏表紙より)。

大統領は死んだのか? 大統領府にたかるハゲタカを見て不審に思い、勇気をふるい起こして正門から押し入った国民が見たものは、正体不明の男の死体だった。複数の人物による独白と回想が、年齢は232歳とも言われる大統領の一生の盛衰と、そのグロテスクなまでの悪行とを次々に明らかにしていく。しかし、それらの語りが浮き彫りにするのは、孤独にくずおれそうなひとりの男の姿だった。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく11月8日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

族長の秋    族長の秋

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カテゴリー:読書会
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