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2011-11-13 Archive

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第70回読書会『族長の秋』

2011年11月13日

第70回読書会11月13日(日)に実施し、ガルシア=マルケス『族長の秋』をとりあげましょう。

【 日にち 】 11月13日(日)
【 集 合 】 13:10に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 会 場 】 渋谷の広くておしゃれなスペース(はじめに設営準備にご協力を)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 閉会(~17:00) → 総会(概要下記) or 解散
【 費 用 】 500~800円(室料)
【 定 員 】 なし(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 ガルシア=マルケス『族長の秋』(集英社文庫ほか、2011年4月に改訳新版)
  ※ テキストはあらかじめ読んできてください。

世界文学旅行の第4弾はコロンビア
ラテンアメリカ文学を代表するノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケス(1928~)のもうひとつの傑作をとりあげましょう。

ガルシア=マルケスは、マジックリアリズムの頂点にして、世界最高の長編小説とされることもある『百年の孤独』(1967)で知られる現役作家。
彼の作品は「鮮烈で芳醇で眩暈を起こさせるようなイメージとエピソードと色彩、一度読んだら忘れられない人物に満ちて」います(テキストの「解説」)。

今回は、『百年の孤独』の出版翌年にとりかかり、8年の歳月をかけて書きあげられた『族長の秋』(1975)を読んでみましょう。
232歳まで生きた大統領の悪行と孤独の生涯を、物語の力を強く感じさせる独特の文体で描いた独裁者小説

なお、読書会の後には、Arts&Books総会2011を実施します。総会は全メンバーによる2年に1度のミーティング。
Arts&Booksのいまを確かめ、これからを考えます。今回はとくに10周年を見据えた画期的なプロジェクトも。
読書会のみ、総会のみの参加も歓迎。総会は既存メンバーを対象とした活動のため、MLのみで詳細をお知らせしています。

作品の概要は下記(集英社文庫の裏表紙より)。

大統領は死んだのか? 大統領府にたかるハゲタカを見て不審に思い、勇気をふるい起こして正門から押し入った国民が見たものは、正体不明の男の死体だった。複数の人物による独白と回想が、年齢は232歳とも言われる大統領の一生の盛衰と、そのグロテスクなまでの悪行とを次々に明らかにしていく。しかし、それらの語りが浮き彫りにするのは、孤独にくずおれそうなひとりの男の姿だった。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく11月8日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

族長の秋    族長の秋

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カテゴリー:読書会
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