Home > Archives > 2025-03 Archive
「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」観覧会
2025年3月16日
3月16日(日)昼に「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」観覧会を実施しましょう。
展覧会場はアーティゾン美術館(東京、八重洲)。
観覧会は原則としてリアル開催となります。
スケジュールや鑑賞速度にあわせて、下記の集合①~③のどこからでも参加どうぞ。
いつもは、集合①②からの参加が6~7割程度で、集合③からの参加も多数。
【 日にち 】 3月16日(日)
【 集 合 】
① 鑑賞前から集合:12:20にアーティゾン美術館の入口付近(建物内)
② 鑑賞後から集合:14:00に集合①と同じ場所
③ 歓談会場で集合:14:30に美術館から徒歩圏内の会議室(参加者に個別にお知らせします)
※ ②③から参加の場合には各自で当日または事前に鑑賞しておいてください。
【 流 れ 】
12:20 集合① → 12:30~ 鑑賞 → 14:00 集合② → 移動 →
14:30 集合③ → 14:35~ 歓談 → ~17:00 解散
【チケット】 ①から集合の場合、各自で事前にチケットを要購入
※ オンラインチケットは日時指定あり。①から集合の場合は12~13時で購入してください。
【歓談費用】 1,500円(=会場費の割勘相当)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
2025年前半のトレンドは「抽象」。
アルプ展(アルプ夫妻展)、ヒルマ・アフ・クリント展、ミロ展、岡崎乾二郎展と、必見の展覧会が目白押し!
今回はまず、20世紀前半を代表するアーティスト・カップルのこの展覧会。
ダダの中心人物でもあり、有機的なフォルムの彫刻や絵画でよく知られるジャン・アルプ(1886-1966)。
彼の方向性に決定的な影響を与えたのが、後に妻となるゾフィー・トイバー(1889-1943)との共同制作でした。
ゾフィー・トイバー=アルプは、幾何学的抽象と色彩理論をベースに多方面で創作に取り組んだアーティスト。
MoMAでの回顧展や岡崎乾二郎『抽象の力』など、近年再評価が進み、美術史上の重要性が見直されています。
本展は、日本ではほとんど紹介されてこなかったゾフィー・トイバー=アルプの45点と、ジャン・アルプの36点、
コラボ作品の7点の計88点からなる、類い希な展覧会。ぜひ見にいってみてください。
◆ その次の観覧会
4月27日(日)昼に「ヒルマ・アフ・クリント展」(東京国立近代美術館)を予定。
カンディンスキーやモンドリアンに先駆けて抽象絵画を創案した伝説の画家のアジア発の大回顧展がついに!
アルプ夫妻展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
テキスタイル・デザイナーとしてキャリアを開始し、緻密な幾何学的形態による構成を、絵画や室内空間へと領域を横断しつつ追求したゾフィー・トイバー=アルプ(1889‒1943)と、詩人としての顔をもちながら、偶然的に生まれる形態に基づき、コラージュやレリーフ、彫刻を制作したその夫、ジャン・アルプ(1886‒1966)。本展は、この20世紀前半を代表するアーティスト・カップルをめぐり、個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響やデュオでの協働制作の試みに目を向け、カップルというパートナーシップの上にいかなる創作の可能性を見出せるか、再考するものです。ドイツとフランスのアルプ財団をはじめとする国外のコレクションより、トイバー=アルプの作品45点、アルプの作品36点、そして、多様な様態からなる両者のコラボレーション作品7点、計88点余りを出品予定です。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
アルプ展は3月12日までに、ヒルマ・アフ・クリント展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には1週間程度かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
第205回読書会『サロメ』
2025年3月8日
第205回読書会を3月8日(土)夜に実施し、ワイルド『サロメ』を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。
【 日にち 】 3月8日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 オスカー・ワイルド『サロメ』(角川文庫ほか、約70頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
ビアズリーの挿絵も有名な、オスカー・ワイルド(1854~1900)の『サロメ』(1893)。
サロメは、新約聖書のなかで、踊りの褒美に洗礼者ヨハネの首を求める少女。
端役ながら強烈な印象を与える人物として、作家・詩人・芸術家の想像力を刺激してきました。
ギュスターヴ・モローの絵画と並ぶ、その極めつけがワイルドの戯曲。
サロメを妖艶なファム・ファタールとして、音楽性高く描いた、世紀末の代表的作品。
一幕物の戯曲で数十頁のため、味わいながら読んでも1~2時間で読み終わります。
ビアズリー展観覧会とともに、この機会にぜひ(読書会のみや観覧会のみの参加も歓迎です)。
翻訳は角川文庫の河合祥一郎訳がオススメ。
他の訳を読んで参加もOKですが、あわせてこちらも読めるとより楽しめます。
2024年刊で、ワイルド自身が書いたフランス語版を丁寧に繊細に翻訳した画期的新訳。
本文と同じぐらいの長さの解説も、切れ味の鋭い読みで大変参考になります。
◆ その次の読書会
その次は読書会プラスとして4月12日(土)夜に
『失われた時を求めて フランスコミック版 花咲く乙女たちのかげに』を予定。オンライン開催。
大変盛り上がった2月の第1篇『~スワン家のほうへ』に続き、同作でも名高い第2篇も優れたコミックで。
『サロメ』の概要は下記(角川文庫の紹介文より)。
日本初演から110年。私達は「本当のサロメ」に初めて出会う。/月夜の晩。エロド王に請われ、妖艶な踊りを披露したサロメ。王に求めた褒美は美しき預言者ヨカナーンの首だった。少女の激情を描き、男性同性愛のモチーフを潜めることで、当時の西欧社会の抑圧を挑戦的に描いた本作は、実はワイルドのレジスタンス!? 仏語原文を忠実に読み解き、見過ごされてきた男達の意外な葛藤を示し、真のドラマ性を見事に新訳! ビアズリー画18点掲載。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第205回はできるだけ3月4日までに、読書会プラスは詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
- Feed