美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2014-11 Archive

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第102回読書会『悪霊』

2014年11月23日

第102回読書会11月23日(日)に実施し、ドストエフスキー『悪霊』を読みましょう。

【 日にち 】 11月23日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談3,000円程度
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは5名前後まで)
【テキスト】 ドストエフスキー『悪霊』(新潮文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

 Arts&Books読書会は2014年度に100回を迎えました。
これを祝して、96~105回は過去にとりあげた作家も含めたスペシャル・セレクションで進めましょう。
サリンジャーからはじまり、カフカ村上春樹ドストエフスキー谷崎潤一郎など、ハズレなし。

◆ 今回のテキストは、ドストエフスキー『悪霊』(1871)。
新潮文庫の場合、上巻+下巻で約1,400頁。長いので早めに読みはじめましょう。

ドストエフスキー(1821~1881)の五大長編の1作をついにとりあげます。
じっくり読むには丸々三日かかりますが、一度は読んでおきたい究極の文学作品のひとつ。
ニヒリズムと悪魔的超人をめぐる、ポリフォニー的なドラマが圧倒的です。

どの翻訳でもOKですが、新潮文庫の江川卓訳がオススメ。

◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。

◆ なお、次の第103回読書会は、12月23日(火・祝)谷崎潤一郎『細雪』を予定。
第102回につづき大長編のため、上巻読了なら参加OK。六義園の和室貸切でお昼に開催。

『悪霊』の概要は下記(新潮文庫・下巻の背表紙より)。

ドストエフスキーは、組織の結束を図るため転向者を殺害した「ネチャーエフ事件」を素材に、組織を背後で動かす悪魔的超人スタヴローギンを創造した。悪徳と虚無の中にしか生きられず、ついには自らの命を絶つスタヴローギンは、世界文学が生んだ最も深刻な人間像であり、「ロシア的」なものの悲劇性を結晶させた本書は、ドストエフスキーの思想的文学的探求の頂点に位置する大作である。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1年生~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
第102回はなるべく11月18日までに、第103回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2014年9月版)
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

罪と罰    悪霊    白痴

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カテゴリー:読書会

第04回編集会議

2014年11月16日

11月16日(日)雑誌づくり(Arts&Books C project)の第04回編集会議を実施しましょう。
集合は16:25にマイスペース池袋西武横店

C-proメンバーのみなさん全員に参加してほしい重要な会議になります。
参加でも不参加でも未定でも、C-proメンバーのみなさんは、11月2日までinfo@artsbooks.jpへ。

10月〆切で順調に記事が提出されれば、それまでの各種の打ち合せもふまえ、雑誌のミニチュアが作れるはず。
今回はそれをもとに雑誌の「具体的」な完成イメージを共有し、それをブラッシュアップしましょう。
また、完成前のお知らせ完成後の進めかたも「具体的」に考え、年明けから動けるようにしましょう。
あとは、1月〆切の記事の進捗確認や、原稿を書く2日間(11月29日・30日)の打ち合せなど。

なお、編集会議の前には、13:55から同会場でコンテンツ会議も実施します。
10月〆切の記事のブラッシュアップ。原稿・レビューの提出者以外の方もぜひご参加・ご協力ください。

雑誌づくりの詳細は専用のメーリングリスト「CP-ML」(登録者約40名)にて随時お知らせしています。
追加で登録希望・参加希望の方は、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpへ。
雑誌づくりの作業そのものには関与せずに、コンテンツの投稿だけしたい方も歓迎。

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カテゴリー:編集会議

「デ・キリコ展」観覧会

2014年11月9日

次回の観覧会は、11月9日(日)にパナソニック汐留ミュージアム(汐留)へ、
「ジョルジョ・デ・キリコ展―変遷と回帰」を見にいきましょう。

【  日にち  】 11月9日(日)
【鑑賞集合】 15:20にパナソニック汐留ミュージアムの4階エントランス付近
【歓談集合】 歓談から参加なら18:00頃に汐留~新橋の飲食店(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(20:30前後に)
【 チケット 】 学生700円/一般1,000円(20名以上なら団体料金で学生600円/一般900円)
【歓談費用】 ~3,000円程度
【  定 員  】 25名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
※ 初参加の方の参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ ジョルジョ・デ・キリコ(1888~1978)は、ギリシャで生まれパリでデビューしたイタリア人画家。
当時の流行とは異質な独自の「形而上絵画」が、ダダシュルレアリスムに大きな影響を与えました。
今回の回顧展では、デ・キリコ夫人のコレクションを中心に、約100点の作品で彼のスタイルの変遷をたどります。
人気のない広場に配されたオブジェたち。そこから漂う謎めいた憂愁と神秘的なポエジー。

パナソニック汐留ミュージアムはルオーのコレクションで知られています。
早く見終わったかたは、この機会にぜひ常設のルオー作品も見てみてください。

◆ 鑑賞の後には、汐留~新橋の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想などについて歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。

◆ なお、その次の観覧会は、12月7日(日)に「チューリヒ美術館展」(乃木坂)を予定。
印象派~シュルレアリスムの巨匠たちの代表作が惜しげなく勢ぞろい。ジャコメッティの彫刻まで!

デ・キリコ展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

20世紀を代表する画家ジョルジョ・デ・キリコ(1888–1978)。イタリア人の両親のもとギリシャで生まれたデ・キリコは、青年期をミュンヘンで過ごした後、パリで画家としてデビューします。彫像や建築物の影が伸びる人気の無い広場、そこに配されるマネキンや玩具。「形而上絵画」と称されるこうしたデ・キリコ独自の世界が描かれた作品は、目に見える日常の裏側に潜む神秘や謎を表現しようとしたもので、後のシュルレアリストたちに大きな影響を与えました。第一次世界大戦以後は、古典主義絵画への関心からその様式を大きく変え、伝統的な技法と題材で制作を続けます。しかし晩年は、再び形而上絵画に回帰し、絶えることのない創作意欲で、新たな形而上的主題に取り組むのです。/本展は、パリ市立近代美術館に寄贈された未亡人イザベッラの旧蔵品を中心に、イタリアの美術館や個人のほか、日本国内の所蔵作品から、画家の各時代の代表作約100点を紹介します。謎めいた憂愁が漂い、神秘的で詩的な雰囲気を持つ彼の作品の魅力に触れていただくことはもちろん、生気に満ちた70年もの彼の画業を通観する貴重な機会となっております。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
デ・キリコ展はなるべく11月4日までに、チューリヒ美術館展は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2014年9月版)
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。

ジョルジョ・デ・キリコ展    ジョルジョ・デ・キリコ展    ジョルジョ・デ・キリコ展

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カテゴリー:観覧会
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