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2014-07 Archive

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「ヴァロットン展」観覧会

2014年7月27日

次回の観覧会は、7月27日(日)に三菱一号館美術館(丸の内)へ、
「ヴァロットン展―冷たい炎の画家」をみにいきましょう。

【  日にち  】 7月27日(日)
【鑑賞集合】 15:20にJR有楽町駅の国際フォーラム口
【歓談集合】 歓談から参加なら17:40頃に丸の内~銀座の飲食店(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(20:30前後に)
【 チケット 】 学生1,000円/一般1,600円(15名以上なら団体料金で学生800円/一般1,400円)
【歓談費用】 ~3,500円程度
【  定 員  】 25名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
※ 初参加の方の参加連絡はお早めに。2週間前に定員に達することもあります。

日本初のヴァロットンの回顧展。オルセー美術館発の世界巡回展。
「冷たい炎の画家」ヴァロットンは19世紀末から20世紀初めにかけてパリで活躍したナビ派の画家。
独特の視点と多様な表現を持つ彼の作品は、100年以上たった今でも斬新現代的です。
胸騒ぎのする風景、クールなエロティシズム、洗練された線・構図・色彩。油彩60点版画60点

鑑賞の後には、丸の内~銀座の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想などについて歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。

◆ なお、その次の観覧会は、8月31日(日)に「オルセー美術館展―印象派の誕生」(乃木坂)を予定。
マネ《笛を吹く少年》、モネ《サン=ラザール駅》、ミレー《晩鐘》など、看板作品多数。アートスタディも併催。

デュフィ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

本展は、日本初のヴァロットンの回顧展です。オルセー美術館およびフェリックス・ヴァロットン財団 の監修による国際レベルの展覧会として、グラン・パレ(仏・パリ)、ゴッホ美術館(蘭・アムステルダム) を巡回。そして2014年という日本・スイス国交樹立150周年の記念すべき年に、当館において開催します。/独特の視点と多様な表現を持つヴァロットンの作品は、100年以上たった今でも斬新で現代的です。 胸騒ぎのする風景、不安な室内、クールなエロティシズム―。まるで解けない謎のように重層的な彼の 作品は、観る者に様々な感情を抱かせます。本展では約60点の油彩と、約60点の版画の計約120点を 展覧します。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
ヴァロットン展はなるべく7月22日までに、オルセー美術館展は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2014年6月版)
● 初参加~2回目の方のキャンセルは原則として1週間前までにお願いします。
それ以降のキャンセルについては、キャンセル料1,000円(銀行振込等)をいただきます。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。
参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ヴァロットン展    ヴァロットン展    ヴァロットン展

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カテゴリー:観覧会

第98回読書会『ペール・ゴリオ(ゴリオ爺さん)』

2014年7月6日

第98読書会7月6日(日)に実施し、バルザック『ペール・ゴリオ』を読みましょう。

【 日にち 】 7月6日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000~3,000円程度
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 バルザック『ペール・ゴリオ(ゴリオ爺さん)』(藤原書店・新潮文庫ほか、400~500頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 初参加の方の参加連絡はお早めに。2週間前に定員に達することもあります。

Arts&Books読書会は2014年度に100回を迎えます。
これを祝して、96~105回は過去にとりあげた作家も含めたスペシャル・セレクションで進めましょう。
サリンジャーからはじまり、カフカ村上春樹ドストエフスキー谷崎潤一郎など、ハズレなし。

◆ 今回のテキストは、バルザック『ペール・ゴリオ(ゴリオ爺さん)』

バルザック(1799~1850)は、近代リアリズム小説の創始者にして完成者。
驚異的な速度と質で、約90篇の作品群「人間喜劇」によってパリの社会と人間を描ききりました。
『ペール・ゴリオ』
(1835)は、その「人間喜劇」の入口にして中核の位置を占める代表作
最初の30~40ページは退屈かもしれませんが、これに耐えればあとは一気に読めます。

新潮文庫『ゴリオ爺さん』でもOKですが、藤原書店『ペール・ゴリオ』がオススメ。
翻訳の鮮度がちがいます(価格もちがいますが)。前者は1972年訳、後者は1999年訳。

◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。

◆ なお、次の第99回読書会は、8月10日(日)カフカ『失踪者(アメリカ)』を予定。
新大陸アメリカに追放された青年のカフカ的青春小説。なお、第101回読書会でヴォルフを
扱うため、両方参加の方には、『カッサンドラ』併録の河出の世界文学全集版がオススメ。

『ペール・ゴリオ』の概要は下記(「Book」データベースより)。

パリのヴォケール館に下宿する法学生ラスティニャックは野心家の青年である。下宿にはゴリオ爺さんと呼ばれる元製麺業者とヴォートランと名乗る謎の中年男がいる。伯爵夫人を訪問したラスティニャックは、彼女が、ゴリオの娘だと知らずに大失敗をする。ゴリオは二人の娘を貴族と富豪に嫁がせ、自分はつましく下宿暮らしをしていたのだ。ラスティニャックはゴリオのもう一人の娘に近づき社交界に入り込もうとするが、金がないことに苦しむ。それを見抜いたヴォートランから悪に身を染める以外に出世の道はないと誘惑されるが、ヴォートランが逮捕され、危やうく難を逃れる。娘たちに見捨てられたゴリオの最期を見取った彼は、高台の墓地からパリに向かって「今度はおれとお前の勝負だ」と叫ぶ。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
新入生~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
第98回はなるべく7月1日までに、第99回は詳細掲示後にお願いします。

ペール・ゴリオ    ゴリオ爺さん    バルザックがおもしろい

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