Home > Archives > 2022-12 Archive
第187回読書会『失われた時を求めて 全一冊』
2022年12月17日
※第187回読書会はAB-MLでお知らせしたとおり延期となりました。
1回ずつずらし、第188回を予定していた12月17日(土)夜に第187回を開催します。
以下、変更後の内容を掲載します(変更点はオレンジ色字)。みなさんぜひご参加ください。
第187回読書会を12月17日(土)夜にオンライン開催し、プルースト『失われた時を求めて』を読みましょう。
ただし、今回は角田光代・芳川泰久編訳の抄訳『失われた時を求めて 全一冊』(新潮社)をとりあげます。
オンライン開催にはTeamsを使用します(参加者の費用発生なし)。
【 日にち 】 12月17日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 マルセル・プルースト『失われた時を求めて 全一冊』(新潮社、角田光代・芳川泰久訳)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
今回のテキストは、プルースト『失われた時を求めて』(1913~1927年)を、一冊に編集して
翻訳した角田光代・芳川泰久編訳の抄訳『失われた時を求めて 全一冊』(新潮社、約500頁)。
20世紀最大の長篇小説、フランス文学の最高峰を、この一冊から読みはじめてみましょう。
「作家志望の『ぼく』が味わう苛烈な恋、そして『時』の不思議」。
全訳では文庫全10冊以上・1万枚ほどの本作を、小説家+仏文学者が全1冊・1千万枚に縮約。
しかし、ただの安易な要約でも超訳でもなく(原文にないものは一語も付け加えない)、主人公の恋愛に
焦点を集めて読み通しやすくしつつ、原作の長大で捉えがたい全体の構成を見えやすくした画期的な抄訳。
今回の読書会が盛況なら、その後、全訳を数回に分けてとりあげる別企画を立ち上げるか検討していきます。
◆ その次の読書会
第188回読書会は1月29日(日)昼に太宰治『斜陽』を予定。いまのところリアル開催。
太宰の『人間失格』と並ぶ代表作。女性の告白体で語られる、敗戦直後の没落する上流家庭の滅びの美。
『失われた時を求めて 全一冊』の概要は下記(新潮社の紹介文より)。
角田光代×プルースト。世界文学最大・最強の長篇小説の画期的〈縮約版〉刊行!/作家志望の「ぼく」が味わう苛烈な恋、そして「時」の不思議――。あまりの長大さと複雑な文体ゆえに、名声ほどには読破する者の少なかった二十世紀小説の代表作が、いま蘇える。現代を代表する小説家と仏文学者のコラボレーションによって、プルーストのエッセンスはそのままに、贅美きわまる日本語でついに読める、読み通せる驚異の縮約版一千枚!
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第187回はできるだけ12月13日までに、第188回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
「展覧会 岡本太郎」観覧会
2022年12月3日
12月3(土)昼に「展覧会 岡本太郎」観覧会を実施しましょう。
土曜の昼に開催という変則です。展覧会場は東京都美術館(上野)。
今回はリアル開催の予定です(Teamsでオンライン参加も可)。
【 集 合 】 各自で事前に鑑賞後、15:00に歓談会場(喫茶室ルノアール四谷店会議室)へ
※ JR上野駅から20分程度(JR+徒歩)の広めの会場で開催。
【 時 間 】 15:00に集合 → 15:05に開始 → 17:00までに終了
※ オンライン参加の場合には15:05にTeamsにログインしてください(数日前に招待メールを送付)。
【 費 用 】 1,500円(会場費・機材費等の諸経費割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 展覧会の紹介
岡本太郎(1911-1996)の過去最大規模の回顧展。ここから彼の再評価がはじまるかもしれません。
岡本作品のほぼすべてを所蔵する川崎市岡本太郎美術館と岡本太郎記念館が主催者として参画。
最初期から晩年までの代表作・重要作が網羅的に紹介され、体感的に展示されます。
パリ大学、ピカソ、アヴァンギャルド、民族学的洞察、パブリックアート、ふたつの太陽……。
※ 当日窓口販売ありの日時指定制。まだ余裕ありですが、土日は1週間前にはチケット予約がオススメ。
※ 12月3日までに鑑賞できなかった場合でも、図録を読めば観覧会には参加いただけます。
◆ その次の観覧会
1月15日(日)昼に「ヴァロットン 黒と白」(丸の内)をリアル開催予定。
19世紀末パリのナビ派の画家ヴァロットン。その真骨頂のスタイリッシュな木版画180点を一挙公開。
岡本太郎展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
絵画、立体、パブリックアートから生活用品まで、強烈なインパクトのある作品を次々と生み出し、日本万国博覧会(大阪万博)の核となる「太陽の塔」をプロデュースし、晩年は「芸術は爆発だ!」の流行語とともにお茶の間の人気者にもなった岡本太郎。彼は、戦後日本の芸術家としてもっとも高い人気と知名度を誇るひとりでありながら、あまりに多岐にわたる仕事ぶりから、その全貌を捉えることが難しい存在でもありました。「何が本職なのか?」と聞かれ、彼はこう答えます。「人間――全存在として猛烈に生きる人間」。18歳で渡ったパリの青春時代から、戦後、前衛芸術運動をけん引した壮年期の作品群、民族学的視点から失われつつある土着的な風景を求めた足跡や、大衆に向けた芸術精神の発信の数々、さらにアトリエで人知れず描き進めた晩年の絵画群まで――。本展は、常に未知なるものに向かって果敢に挑み続けた岡本太郎の人生の全貌を紹介する、過去最大規模の回顧展です。
参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。
岡本太郎展は11月29日までに、ヴァロットン展は詳細お知らせ後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
- Feed