美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2013-06 Archive

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「貴婦人と一角獣展」観覧会

2013年6月23日

次回の観覧会は、6月23日(日)に国立新美術館(六本木・乃木坂)へ、「貴婦人と一角獣展」を見にいきましょう。

【  日にち  】 6月23日(日)
【鑑賞集合】 14:30に国立新美術館の建物正面入口内(乃木坂駅直通の入口ではありません)
【歓談集合】 歓談から参加なら、16:30頃に六本木の飲食店(個別に連絡します)
【 流 れ 】 (AS →) 集合 → 移動 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(19:00頃)
【 チケット 】 学生1,200円/一般1,500円(20名以上なら団体料金で学生1,000円/一般1,200円)
【歓談費用】 ~3,000円程度
【  定 員  】 25名程度まで(初参加の新人さんは7名程度まで)
※ 初参加の方の参加連絡はお早めに。2週間前に定員に達することもあります。

中世美術の最高傑作《貴婦人と一角獣》連作の6面すべてを日本ではじめて公開。
このタピスリーに描かれた貴婦人や動植物などのモティーフを、関連する彫刻・装身具・
ステンドグラスなどで読み解きます。フランス国立クリュニー中世美術館から約40点

鑑賞の後には、六本木の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。今回は19:00頃には解散しましょう。

◆ また、観覧会の前には、アートスタディ「初期キリスト教美術&ビザンティン美術」を実施しましょう。
観覧会のついでに気軽にどうぞ。観覧会のみの参加ももちろん歓迎。

◆ なお、その次の観覧会は、7月28日(日)に「プーシキン美術館展」(横浜)の予定です。
震災の影響で流れてしまった幻の企画展。ルノワールの最高傑作の肖像画が来日。

貴婦人と一角獣展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

フランス国立クリュニー中世美術館の至宝《貴婦人と一角獣》は、西暦1500年頃の制作とされる6面の連作タピスリーです。19世紀の作家プロスペル・メリメやジョルジュ・サンドが言及したことで、一躍有名になりました。/千花文様(ミルフルール)が目にも鮮やかな大作のうち5面は、「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表わしていますが、残る1面「我が唯一の望み」が何を意味するかについては、“愛”“知性”“結婚”など諸説あり、いまだ謎に包まれています。/本作がフランス国外に貸し出されたのは過去にただ一度だけ、1974年のことで、アメリカのメトロポリタン美術館でした。 本展は、この中世ヨーロッパ美術の最高傑作の誉れ高い《貴婦人と一角獣》連作の6面すべてを日本で初めて公開するもので、タピスリーに描かれた貴婦人や動植物などのモティーフを、関連する彫刻、装身具、ステンドグラスなどで読みといていきます。/クリュニー中世美術館の珠玉のコレクションから厳選された約40点を通して、中世ヨーロッパに花開いた華麗で典雅な美の世界を紹介します。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく6月19日までにお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方は、できるだけ鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握したうえで、歓談の会場を確保するなどします。

貴婦人と一角獣    貴婦人と一角獣展    貴婦人と一角獣

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カテゴリー:観覧会

アートスタディ「初期キリスト教美術&ビザンティン美術」

6月23日(日)の観覧会の前に、貴婦人と一角獣をもっと楽しむために、
アートスタディ「初期キリスト教美術&ビザンティン美術」を実施しましょう。

お昼をとりながらなど、観覧会のついでに気軽に参加どうぞ。
ASのみの参加や観覧会のみの参加、サブテキスト未読の参加も歓迎

【  日にち  】 6月23日(日)
【  集 合  】 11:10に渋谷駅のハチ公前(参加状況に応じて変更の可能性あり)
【  会 場  】 渋谷の喫茶店等の個室
【  費 用  】 ドリンク+場所代なら1,000円、昼食+場所代なら1,000~1,500円前後
【サブテキスト】 岡田温司『キリストの身体』

全20回のアートスタディの第16回は「初期キリスト教美術&ビザンティン美術」
前半では、展覧会に関連したサブテキストについて、読んできた参加者の感想を。
後半では、展覧会に関連した美術史上の時代・潮流を、担当者が教科書的におさらい。

今回のサブテキストは、岡田温司『キリストの身体―血と肉と愛の傷』(中公新書、約260頁)

キリスト教は、精神というよりも身体を、霊魂というよりも肉体を重視する。
以前、『食べる西洋美術史』をとりあげた際に知って驚いた、キリスト教の一般像とは真逆のこの見解を
さらに掘り下げるのに最適な一冊。キリストの身体をめぐるイメージが、西洋の人々の意識をいかに
規定してきたかを、従来の美術史や図像学の枠組みにとらわれない、学際的な視座から考えています。
まさに身体の機能である五感をモチーフとした《貴婦人と一角獣》にもきっとつながります。

後半では、初期キリスト教美術&ビザンティン美術を扱います。
その後の中世美術はもとより、近世~現代にも影響を及ぼす、西洋美術の二大源泉のひとつ。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

キリストの身体

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カテゴリー:アートスタディ

哲学カフェ第02回(セッション01)

2013年6月16日

哲学カフェ第02回(セッション01)6月16日(日)に実施しましょう。
前回からひきつづき、「プラトン」「愛」をとりあげます。

【 日にち 】 6月16日(日)
【 集 合 】 スタディからなら14:40にJR新宿駅の南口改札前、セッションからなら16:00に会場へ(MLで連絡)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → スタディ → セッション1 → セッション2 → 歓談(20:00~22:00
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度 + 歓談2,000円程度
【 定 員 】 25名前後まで(参加要件はArts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること)
【サブテキスト】 プラトン『パイドロス』(岩波文庫ほか、約180頁)
※ サブテキストは読んできてもこなくてもOKです。

■ 今回のサブテキストは、プラトン『パイドロス―美について』
イデアエロス(恋)、プシュケー(魂)の3大キーワードをめぐり、また、ソフィストと哲学者のちがいをめぐり、
自然のなかでのびやかに交わされる哲学対話。『饗宴』の続編。戯曲形式なのでかなり読みやすい作品です。

■ 今回(セッション01)の進めかたは次のとおり。

① [スタディ]「プラトン」についておさらい(60分)
プラトンの全体像について、時間の都合で前回できなかったおさらいを。②から参加も歓迎。

② [セッション1]『パイドロス』をその場で読む(90分)
事前に読んできてもこなくてもOK。
重要箇所をいっしょに読みながら、プラトンの哲学を学んだり、プラトン的なテーマについて考えたりしましょう。

③ [セッション2]「愛」についてプラトンとともに考える(90分)
前回と同様のテーマについて、前回とはちがう角度からみたり、プラトンをふまえたりして考えてみましょう。
主催者が提題者をします。前回に不参加でも問題なし。

哲学カフェの後には、そのままそこで夕食をとりながら歓談しましょう。

なお、次回の哲学カフェ第03回(スタディ02)7月14日(日)に実施の予定です。
「ニーチェ」と「善/悪」(または「道徳/倫理」)をとりあげましょう。

■ 参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
参加連絡はなるべく6月6日までに。キャンセルは哲学カフェ当日までOK。

饗宴  パイドロス    ソクラテスの弁明

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カテゴリー:哲学カフェ

第87回読書会『赤頭巾ちゃん気をつけて』

2013年6月2日

第87回読書会6月2日(日)新歓企画として実施し、庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』を読みましょう。

【 日にち 】 6月2日(日)
【 集 合 】 14:40に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 歓談(19:00頃~21:00)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談2,000円程度
【 定 員 】 30名前後まで(初参加の新人さんは10名前後まで)
【テキスト】 庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫ほか、約180頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

学生運動と性の解放の華やかなりし60年代末に熱狂的にヒットし、その後もロングセラーの純文学作品。
テキトーなタイトルとライトな語り口ではあるものの、それだけではない傑作。作者は丸山眞男の弟子。
現代日本文学の展開に影響を与え、村上春樹的なものを生み出す素地を作った、1969年の芥川賞作品。

今回の読書会も渋谷のおしゃれ空間で実施しましょう。
読書会の後には、そのままそこで夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、できるだけこの歓談まで参加をお願いします。

なお、次の第88回読書会は、7月7日(日)ボルヘス『砂の本』を予定。
ラテンアメリカ文学ブームを牽引したアルゼンチン出身の巨匠の幻想的な短編集。

『赤頭巾ちゃん気をつけて』の概要は下記(新潮文庫の背表紙より)。

学生運動の煽りを受け、東大入試が中止になるという災難に見舞われた日比谷高校三年の薫くん。そのうえ愛犬が死に、幼馴染の由美と絶交し、踏んだり蹴ったりの一日がスタートするが――。真の知性とは何か。戦後民主主義はどこまで到達できるのか。青年の眼で、現代日本に通底する価値観の揺らぎを直視し、今なお斬新な文体による青春小説の最高傑作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく5月29日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

赤頭巾ちゃん気をつけて    ぼくの大好きな青髭    女の子を殺さないために

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カテゴリー:読書会
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