美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2016-07 Archive

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第119回読書会『崩れゆく絆』

2016年7月24日

第119回読書会7月24日(日)に実施し、アチェベ『崩れゆく絆』を読みましょう。

【 日にち 】 7月24日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円程度 + 歓談~3,500円程度
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 アチェベ『崩れゆく絆』(光文社古典新訳文庫、約300頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、アチェベ『崩れゆく絆』(1958)。

チヌア・アチェベ(1930-2013)は「アフリカ文学の父」と呼ばれるナイジェリアの作家。
その第一作にして代表作の『崩れゆく絆』(1958)が描くのは植民地支配の始まる19世紀後半。
アフリカの文化とヨーロッパ近代との出会いがもたらす激動と葛藤を重層的に描いた悲劇。
50以上の言語に翻訳され、世界で1千万部以上売れた超傑作。

◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。

◆ なお、その次の第120回読書会は、8月28日(日)ラクロ『危険な関係』を予定。
フランス心理小説の最高傑作。革命前夜のパリ社交界の恋愛ゲーム。長めですが必読。

『崩れゆく絆』の概要は下記(光文社古典新訳文庫の紹介文より)。

古くからの呪術や慣習が根づく大地で、黙々と畑を耕し、獰猛に戦い、一代で名声と財産を築いた男オコンクウォ。しかし彼の誇りと、村の人々の生活を蝕み始めたのは、凶作でも戦争でもなく、新しい宗教の形で忍び寄る欧州の植民地支配だった。「アフリカ文学の父」の最高傑作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。

大学生・大学院生・社会人、どなたでもどうぞ。
第119回はできるだけ7月19日までに、第120回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

崩れゆく絆    世界文学全集 短篇コレクションI

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カテゴリー:読書会

観覧会特別編 イタリア美術めぐり

2016年7月17日

7月17日(日)観覧会特別編として、イタリア美術めぐりを実施しましょう。

いつもよりもちょっとストイックな観覧会になりますが、興味のあるかたはぜひ。
今年の6~7月はArts系の活動を、Arts&Books史上もっとも充実させていきます。

鑑賞する展覧会は次の3つ。
「特別展 古代ギリシャ 時空を超えた旅」(上野、東京国立博物館)
「ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝」(新橋・汐留、パナソニック汐留ミュージアム)
「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」(乃木坂、国立新美術館)
すべてに参加できなくても参加歓迎です(②のみの参加はご遠慮ください)。

【  日にち  】 7月17日(日)
  ①集合   鑑賞前9:20または鑑賞後11:30に東京国立博物館(上野)の前の信号付近
  ②集合   鑑賞前13:50または鑑賞後15:10にパナソニック汐留ミュージアムの展覧会場入口付近
  ③集合   鑑賞前16:00または鑑賞後17:50に国立新美術館の正面入口付近(乃木坂駅直通でないほう)
【歓談集合】 歓談から参加なら18:30に喫茶室ルノアール四谷店
  流 れ   ①鑑賞 → 昼食 → 移動 → ②鑑賞 → 移動 → ③鑑賞 → 移動 → 歓談
【歓談費用】 ~1,500円前後(室料+ドリンク+軽食)
【  定 員  】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ ボッティチェリ、モランディ、ダ・ヴィンチ、カラヴァッジョ、ポンペイの壁画と、
日伊国交樹立150周年記念特別展がとにかく充実していた2016年前半の締め括りとして、
開催中のイタリア美術関連展をめぐり尽くし、イタリア美術を楽しみ尽くしましょう。
各展覧会の詳細はそれぞれのウェブサイトでご確認ください。

昼食は上野の飲食店でとる予定です。その際に、古代ギリシャ展の感想も交わしましょう。
3つの展覧会を鑑賞後の歓談は、喫茶店個室で軽食をとりながら、アートスタディやヨルカンに似たスタイルで。
今回の各展覧会の感想を交わしつつ、古代から現代までのイタリア美術(展)をざっとふり返りましょう。

◆ なお、その次の観覧会は、8月7日(日)「ポンピドゥー・センター傑作展」(上野)を予定。
20世紀の巨匠が全員集合。1年ごとに1作家1作品を厳選して1906~1977年をたどるユニークな展覧会。

とくにオススメの古代ギリシャ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

ギリシャには古代、時代や地域によりさまざまな美術が花開きました。その中心は一貫して神々と人間の姿と物語でした。大理石を削って作った小さなキュクラデス偶像、幾何学様式の壺絵からマケドニアの美しい金製品、ほぼ等身大のヘレニズムの神像まで、歴史の変遷とともに見事なまでの多様性を目にすることができます。本展は、ギリシャ国内40か所以上の国立博物館群から厳選された300件を超える古代ギリシャの貴重な作品を展示する、日本でかつてない規模の試みです。青きエーゲ海の美しい島々からはじまるギリシャ最古のエーゲ海文明やヘレニズム時代など、西洋文化の源である古代ギリシャ文明の黎明から最盛期に至るその壮大な歴史の流れを総合的に紹介します。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
イタリア美術めぐりは7月12日までに、ポンピドゥー・センター展は詳細掲示後にお願いします。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~常連の方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。

特別展 古代ギリシャ    ミケランジェロ展    ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち

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カテゴリー:観覧会

「メアリー・カサット展」観覧会(印象派めぐり)

2016年7月3日

次の観覧会は、7月3日(日)アサカン「ルノワール展」とあわせて、印象派展めぐりとして実施しましょう。

観覧会本編では、横浜美術館(みなとみらい)へ、「メアリー・カサット展」をみにいきましょう。
ルノワール展には参加せず、カサット展のみ参加も歓迎です。

【  日にち  】 7月3日(日)
【鑑賞集合】 15:10に横浜美術館の入口付近(最寄はみなとみらい駅)
【歓談集合】 歓談から参加なら17:30頃にみなとみらい~桜木町の飲食店(個別に連絡します)
  流 れ   集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 20:30までに解散
【 チケット 】 学生1,100円/一般1,600円(20名以上なら団体料金で学生900円/一般1,400円)
【歓談費用】 ~3,500円前後
【  定 員  】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 印象派を代表する女性画家メアリー・カサット(1844-1926)の35年ぶりの回顧展。
初期のアカデミックな作品から、ドガをはじめ印象派の影響を受けた明るく軽やかな作品を経て、
後期の浮世絵の影響を受けた作品やポスト印象派的な独自の作品まで、約100点を紹介。
カサットの全貌を紹介する展覧会はとても貴重です。この機会にぜひ。

◆ 鑑賞の後には、美術館付近の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想などについて歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。

◆ また、観覧会本編の前には、アサカン「ルノワール展」を実施しましょう。
オルセー美術館とオランジュリー美術館の所蔵作品によるルノワール展の決定版!

◆ なお、その次の観覧会は、7月17日(日)にイタリア美術めぐりとして実施しましょう。
「古代ギリシャ」(上野)→「ミケランジェロ展」(新橋)→「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠」(乃木坂)!
今年の6~7月はArts系の活動を、Arts&Books史上もっとも充実させていきましょう。

カサット展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

印象派を代表する米国人女性画家、メアリー・カサット(1844-1926)の回顧展を35年ぶりに日本で開催いたします。米国ペンシルヴェニア州ピッツバーグ郊外に生まれたカサットは、画家を志して21歳のときにパリに渡りました。古典絵画の研究から出発し、新しい絵画表現を模索するなかでエドガー・ドガと出会い、印象派展に参加するようになります。そして、軽やかな筆づかいと明るい色彩で身近な女性たちの日常を描き、独自の画風を確立しました。〔……〕本展では、カサットの油彩画やパステル画、版画の代表作に加え、エドガー・ドガ、ベルト・モリゾなど交流のあった画家たちの作品、画家が愛した日本の浮世絵版画や屏風絵なども併せて合計約100点を展観し、初期から晩年にいたる画業の全貌を紹介します。愛にあふれるカサット芸術の真髄をどうぞお楽しみください。。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
ルノワール展やカサット展は6月28日までに、イタリア美術めぐりは詳細掲示後にお願いします。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~常連の方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。

メアリー・カサット展    メアリー・カサット展    メアリー・カサット展

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カテゴリー:観覧会

アサカン「ルノワール展」(印象派めぐり)

7月3日(日)の「メアリー・カサット展」観覧会の前に、日曜朝のもうひとつの観覧会、アサカンを実施しましょう。

今回は国立新美術館(乃木坂)の「ルノワール展」をみにいきましょう。
初参加~2回目のかたはルノワール展とあわせてカサット展にもご参加ください
(ルノワール展には参加せず、カサット展のみ参加はOKです)

アサカンは、集合時刻までに各自で鑑賞を終え、お昼をとりながら展覧会の感想などで歓談するスタイル。

【  日にち  】 7月3日(日)
【 集 合 】 12:30に国立新美術館の建物正面入口付近(乃木坂駅直通ではないほうの入口)
【 流 れ 】 事前・当日に各自鑑賞 → 集合 → 移動 → 昼食 → 観覧会
【歓談費用】 1,000円前後

今回とりあげるルノワール展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
オルセー美術館とオランジュリー美術館所蔵のルノワールの代表作など約100点による回顧展。
印象派の最高傑作《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》までもが初来日。

世界でも有数のルノワール・コレクションを誇る、オルセー美術館とオランジュリー美術館。本展覧会は、両美術館が所蔵する、100点を超える絵画や彫刻、デッサン、パステル、貴重な資料の数々によって画家ピエール・ オーギュスト・ ルノワール(1841-1919)の全貌に迫ります。/写実的な初期作品から、薔薇色の裸婦を描いた晩年の大作まで、多様な展開を見せたその画業。全10章を通して、肖像や風景、風俗、花、子ども、裸婦といった画家が愛した主題をご紹介します。同時に、革新的な印象派の試みから、伝統への回帰、両者の融合へと至る軌跡も浮かび上がるでしょう。画家が辿った道のりは、常に挑戦であり、終わることのない探究でした。/そして、このたび、ルノワールの最高傑作《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》(1876年)が日本ではじめて展示されます。幸福に身を委ねる人々、揺れる木漏れ日、踊る筆触――本物のルノワールに出会う、またとない機会となるでしょう。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
ルノワール展やカサット展は6月28日までに、イタリア美術めぐりは詳細掲示後にお願いします。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

ルノワール展    ルノワール展

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カテゴリー:アサカン
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