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「奈良美智」展観覧会
2012年7月29日
次回の観覧会は7月29日(日)に実施し、横浜美術館(桜木町・みなとみらい)へ、
「奈良美智―君や僕にちょっと似ている」を見にいきましょう。
【 日にち 】 7月29日(日)
【鑑賞集合】 鑑賞からなら15:20にJR桜木町駅の改札前
【歓談集合】 歓談からなら18:00頃に桜木町~みなとみらいのどこか(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(20:30頃)
【 チケット 】 学生700円、一般1,100円(団体料金なら各100円引き)
【歓談費用】 未定(高くても3,000円前後)
【 定 員 】 25名程度まで(初参加の新人さんは7名程度まで)
◆ ことしは本当に楽しみな個展がいっぱいの年ですね。
4月の草間彌生、6月のバーン=ジョーンズにつづき、7月は奈良美智の新作展。
絵画やドローイングに加え、初挑戦の大型ブロンズ彫刻など。
一目見るだけで忘れがたい印象を残す、ときに挑戦的、ときに瞑想的な、奈良作品の子どもたち。
おなじみのイメージながらも、今回の展覧会では、作品の自立性、あるいは作品と作家・鑑賞者との
近いような遠いような不思議な距離の感覚に、作家のいっそうの成熟がうかがえそうです。
早めに見終わったら、横浜美術館の充実の常設展示もぜひ。
◆ 鑑賞後には、桜木町・みなとみらいの飲食店かゆったりスペースで夕食をとりながら、展覧会の感想や
その他について歓談しましょう。平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談から参加どうぞ。
◆ なお、その次の観覧会としては、9月2日(日)に「マウリッツハイス美術館展」(上野)を、
待望のアートスタディ「バロック美術」とともに実施予定。フェルメールとレンブラント!
詳細は7月の観覧会のあとで。こちらもお楽しみにどうぞ。
奈良美智展の概要は下記のとおり(公式サイトより)。
一目見ると忘れがたい印象を残す子どもや動物たち。奈良美智が作り出す作品は、時に挑戦的であり、またある時には瞑想しているような憂いを帯びた、多彩な表情を見せてくれます。そこには、可愛らしさの奥底に秘められた強い意思や、言葉にできない感情といった、相反する営みが共存する人間の奥深さが表れ、見る者の想像力をかきたてる魅力を秘めています。〔……〕絵画やドローイングをはじめ、大規模なインスタレーションなど、多様な作品を通じて広く世界中の人々を魅了してきた奈良美智は、今、再び創作活動の原点に立ち返り、文字通り自らの手によって生み出される指の跡もあらわな彫刻など、新たな作品世界を切りひらこうとしています。〔……〕本展は、作家にとって初の挑戦となる大型のブロンズ彫刻をはじめ、絵画やドローイングなどの新作により構成されます。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく7月25日(水)までに。キャンセルは2日前までなら自由にどうぞ。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、飲食店等での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談の会場を確保するなどします。
第78回読書会『へルタースケルター』&映画「ヘルタースケルター」鑑賞会
2012年7月15日
第78回読書会は7月15日(日)に実施し、岡崎京子『へルタースケルター』を読みましょう。
また、読書会の前に、映画「ヘルタースケルター」鑑賞会も併せて実施しましょう。
4~5月のいわゆる新歓期を過ぎても、Arts&Booksはいつでも新人歓迎。初参加の方もお気軽にどうぞ。
【 日にち 】 7月15日(日)
【 鑑賞会集合】 12:00に新宿ピカデリーの建物入口内
【 読書会集合】 15:00に新宿三丁目ビッグスビルの喫茶室ルノアール6号室
【 流 れ 】 集合 → 映画鑑賞会 → 移動 → 集合 → 読書会(感想→発表) → 移動 → 歓談
【 費 用 】 映画鑑賞会チケット代 + 読書会1,000円 + 歓談2,000円前後
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 岡崎京子『ヘルタースケルター』(連載1996年まで、祥伝社)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
Arts&Books読書会では初の試み!
今回は1冊のマンガ(と1本の映画)について、ゆったりじっくり語らいましょう。
テキストは、カリスマ的なマンガ家岡崎京子の、現時点では最後の大作『ヘルタースケルター』。
モデル界を舞台に描かれる、美しさへの強迫、落ちていく女の子の発狂しそうな痛みと苦しみと強かさ。
映画化に合わせて出版各社が特集ムックを発刊予定。この機会に、岡崎京子の他の代表作もぜひ。
本作は90年代後半の、『リバーズ・エッジ』は90年代前半の、『pink』は80年代後半の空気感をあまりに鋭敏に描いています。
読書会の前には、蜷川実花監督、沢尻エリカ主演の映画「ヘルタースケルター」鑑賞会を実施しましょう。
読書会のみの参加や映画鑑賞会のみの参加も歓迎(初参加~2回目の方については映画鑑賞会のみの参加は不可)。
なお、次の第79回読書会は、8月19日(日)にフローベール『感情教育』を予定しています。
ドストエフスキー作品と並ぶ、最高の長編小説のひとつ。
こちらもお楽しみにどうぞ。上下巻もののため、いまから読みはじてもよさそう。
作品の概要は下記(Amazon.co.jpの紹介文より)。
「もとのままのもんは骨と目ん玉と髪と耳とアソコぐらいなもんでね あとは全部つくりもんなのさ」。大掛かりな全身の整形手術とメンテナンスにより、完璧な美しさを持つモデルの「りりこ」。女優や歌手としても活躍し人気の絶頂を迎えるが、体は次々に異常を訴え始める。それにつれてりりこの心の闇も濃く、深くなり、彼女の人生はやがて手もつけられなくなるほどに壊れてゆく。/りりこをスカウトして、美しく変貌させたモデル事務所の社長。ひどい仕打ちをされても、りりこから離れられないマネージャーとその恋人。生まれながらに美しいがゆえに、美に執着しない15歳の新人モデル。最後まで、りりこを美しく仕上げることに全力を注ぐメーク担当者。ある事件を追いかけるうちにりりこに出会い、シンパシーを感じ始める検事。りりこをとりまく人々も絶妙に配置され、この物語を重層的で刺激的なものにしている。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく、映画鑑賞会は7月5日頃までに(それ以降は各自で座席予約を)、読書会は7月11日までに。
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