美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

Arts&Books 美術鑑賞と読書会のサークル ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

2012-07-15 Archive

Home > Archives > 2012-07-15 Archive

第78回読書会『へルタースケルター』&映画「ヘルタースケルター」鑑賞会

2012年7月15日

第78回読書会7月15日(日)に実施し、岡崎京子『へルタースケルター』を読みましょう。
また、読書会の前に、映画「ヘルタースケルター」鑑賞会も併せて実施しましょう。

4~5月のいわゆる新歓期を過ぎても、Arts&Booksはいつでも新人歓迎。初参加の方もお気軽にどうぞ。

【 日にち 】 7月15日(日)
【 鑑賞会集合】 12:00に新宿ピカデリーの建物入口内
【 読書会集合】 15:00に新宿三丁目ビッグスビルの喫茶室ルノアール6号室
【 流 れ 】 集合 → 映画鑑賞会  → 移動 → 集合 → 読書会(感想→発表) → 移動 → 歓談
【 費 用 】 映画鑑賞会チケット代 + 読書会1,000円 + 歓談2,000円前後
【 定 員 】 25名前後まで(初参加の新人さんは7名前後まで)
【テキスト】 岡崎京子『ヘルタースケルター』(連載1996年まで、祥伝社)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

Arts&Books読書会では初の試み!
今回は1冊のマンガ(と1本の映画)について、ゆったりじっくり語らいましょう。

テキストは、カリスマ的なマンガ家岡崎京子の、現時点では最後の大作『ヘルタースケルター』
モデル界を舞台に描かれる、美しさへの強迫、落ちていく女の子の発狂しそうな痛みと苦しみと強かさ。

映画化に合わせて出版各社が特集ムックを発刊予定。この機会に、岡崎京子の他の代表作もぜひ。
本作は90年代後半の、『リバーズ・エッジ』は90年代前半の、『pink』は80年代後半の空気感をあまりに鋭敏に描いています。

読書会の前には、蜷川実花監督、沢尻エリカ主演の映画「ヘルタースケルター」鑑賞会を実施しましょう。
読書会のみの参加映画鑑賞会のみの参加も歓迎(初参加~2回目の方については映画鑑賞会のみの参加は不可)。

なお、次の第79回読書会は、8月19日(日)フローベール『感情教育』を予定しています。
ドストエフスキー作品と並ぶ、最高の長編小説のひとつ。
こちらもお楽しみにどうぞ。上下巻もののため、いまから読みはじてもよさそう。

作品の概要は下記(Amazon.co.jpの紹介文より)。

「もとのままのもんは骨と目ん玉と髪と耳とアソコぐらいなもんでね あとは全部つくりもんなのさ」。大掛かりな全身の整形手術とメンテナンスにより、完璧な美しさを持つモデルの「りりこ」。女優や歌手としても活躍し人気の絶頂を迎えるが、体は次々に異常を訴え始める。それにつれてりりこの心の闇も濃く、深くなり、彼女の人生はやがて手もつけられなくなるほどに壊れてゆく。/りりこをスカウトして、美しく変貌させたモデル事務所の社長。ひどい仕打ちをされても、りりこから離れられないマネージャーとその恋人。生まれながらに美しいがゆえに、美に執着しない15歳の新人モデル。最後まで、りりこを美しく仕上げることに全力を注ぐメーク担当者。ある事件を追いかけるうちにりりこに出会い、シンパシーを感じ始める検事。りりこをとりまく人々も絶妙に配置され、この物語を重層的で刺激的なものにしている。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく、映画鑑賞会は7月5日頃までに(それ以降は各自で座席予約を)、読書会は7月11日までに。

ヘルタースケルター    リバーズ・エッジ    pink

Comments: 0 / Trackbacks: 0
カテゴリー:読書会
Feed
クリア
ページの先頭へ戻る

美術鑑賞と読書会のサークル Arts&Books