美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2012-05 Archive

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新歓企画! 「大エルミタージュ美術館展」観覧会

2012年5月20日

次回の観覧会は5月20日(日)新歓企画として実施し、国立新美術館(六本木・乃木坂)へ、
「大エルミタージュ美術館展―世紀の顔 西欧絵画の400年」を見にいきましょう。

【 日にち 】 5月20日(日)
【鑑賞集合】 鑑賞からなら15:30に国立新美術館の建物正面入口内
※乃木坂駅直通の入口ではなく建物正面の入口ですのでおまちがえなく。
【歓談集合】 歓談からなら17:40頃に六本木(個別に連絡します)
【 流 れ 】 集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(~20:30)
【チケット】 学生1,300~1,500円、一般1,000~1,200円
【歓談費用】 2,000~3,000円
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは12名程度まで)

◆ オーソドックスなものとしては、早くも今年度最注目の展覧会かも。
16世紀から20世紀における西洋美術の「顔」ともいうべき名作を、その世紀を象徴するキーワードを軸に紹介。

ルネサンス、バロック、ロココ&新古典派、ロマン派~ポスト印象派、そして20世紀のアヴァンギャルド。
ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、ブーシェ、モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ。
83作家の全89点と、400年にわたる西欧絵画の歴史をたどる豪華ラインナップで、まさに新歓にうってつけ。

時間のある方は観覧会の前に、国立新美術館で同時開催の「セザンヌ―パリとプロヴァンス」展もぜひどうぞ。
「近代絵画の父」セザンヌの約90点が、世界8か国の約40館から結集する、国内過去最大級の規模を誇る個展。

鑑賞の後には、六本木の飲食店で、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方の参加も歓迎です。新人さん向けのサークル紹介も。

◆ なお、6月の観覧会としては、24日(日)に「バーン=ジョーンズ―装飾と象徴」展 (丸の内)を、
アートスタディ「アール・ヌーヴォー&装飾美術」とともに実施予定。こちらもお楽しみにどうぞ。

エルミタージュ展の概要は下記のとおり(公式サイトより)。

エルミタージュ美術館はロシアのサンクトペテルブルクに位置し、ロマノフ王朝の歴代皇帝の宮殿からなる建物と、300万点を超える所蔵作品とが見事な調和を織りなす、世界有数の美術館です。本展覧会では同館の優れた所蔵品の中から、16世紀から20世紀における西洋美術の「顔」ともいうべき名作を、その世紀を象徴するキーワードを軸に紹介します。/16世紀=人間の世紀、17世紀=黄金の世紀、18世紀=革命の世紀、19世紀=進化する世紀、そして20世紀=アヴァンギャルドの世紀。各世紀を彩るのは、ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、ブーシェ、レノルズ、モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソら83作家の作品、全89点です。まさに400年にわたる西欧絵画の歴史をたどる豪華ラインナップです。特に注目されるのは、マティスの最高傑作の一つである《赤い部屋(赤のハーモニー)》。東京では実に約30年ぶりの展示となります。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく5月17日(木)までに。キャンセルは前日までなら自由にどうぞ。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、飲食店等での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談の会場を確保するなどします。

大エルミタージュ美術館展    大エルミタージュ美術館展    大エルミタージュ美術館展    大エルミタージュ美術館展

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カテゴリー:観覧会

新歓企画! 第76回読書会『オレンジだけが果物じゃない』

2012年5月6日

第76回読書会5月6日(日)新歓企画として実施し、
ジャネット・ウィンターソン『オレンジだけが果物じゃない』を読みましょう。

Arts&Booksはいつでも新人歓迎ですが、毎年、4~5月にはたくさんの新人さんに参加いただいています。
そこで今回も、前回に引き続き、広くておしゃれなスペースでできるように、渋谷の会場で実施しましょう。

【 日にち 】 5月6日(日)
【 集 合 】 15:00に渋谷の宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店前
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 歓談(19:00過ぎ~) → 解散(20:30頃)
【 費 用 】 読書会1,000円 + 歓談1,500円前後
【 定 員 】 30名前後まで(初参加の新人さんは12名前後まで)
【テキスト】 ジャネット・ウィンターソン『オレンジだけが果物じゃない』(1985、白水社Uブックスほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

ウィンターソンの自在な語り口と痛烈なユーモアの際立つ処女作をとりあげましょう。

狂信的なキリスト教徒の母から英才教育を受けて育ったジャネットは、幼くして説教壇に立つようになる。
しかし、とある女性と初めての恋に落ちた彼女には、恐るべき〈受難〉が待っていた……。
浮きまくりのジャネットが、コミカルなエピソードを重ねながら、想像力と物語とともに世界を駆け抜ける。
奇想とアイロニー、そしてガーリッシュに満ちた、現代英国流マジック・リアリズムの傑作。

なにはともあれ、タイトルが素敵すぎです。

読書会の後には、同じスペースで、夕食をとりながら歓談しましょう。新人さん向けのサークル紹介も。
観覧会と同様、初参加~2回目の方はこの歓談まで参加をお願いします。

作品の概要は下記(岸本佐知子「訳者あとがき」より)。

主人公ジャネットは、イギリス北西部の小さな工場町で、ブルーカラーの両親の養女として育てられる。両親、ことに母親は、カルト的なキリスト教の一派の熱狂的な信者で、聖母マリアの処女懐胎の向こうを張って、赤ん坊だったジャネットを孤児院から引き取り、”神の子”に仕立てるべく徹底的な英才教育をほどこす。『黙示録』を教科書がわりに歴史を教え、おとぎ話のかわりに聖人譚を語ってきかせる、といった厳しい鍛錬の甲斐あって、ジャネットは幼くして説教壇に立つようになる。だが教会と聖書しか知らずに育った少女に、世間の風は冷たい。地獄の恐ろしさを迫真の描写力で語って級友たちを震えあがらせ、家庭科の時間に地獄の業火に焼かれる罪人どもを刺繍して先生の眉をひそめさせる彼女は、小学校では完全に浮き上がる。かくして教会と家は、ジャネットにとってますます唯一の拠り所となるが、その蜜月も、彼女が女性と恋に落ちたことで崩壊する。自分の正直な心を殺して安全な壁の内側にとどまるか、それとも心を守りぬいて壁の向こう側の世界に飛び出すか。ぎりぎりの選択を迫られたジャネットは、ついに壁を打ち破る決心をする……。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく5月2日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

オレンジだけが果物じゃない    さくらんぼの性は    灯台守の話

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カテゴリー:読書会
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