美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2011-12 Archive

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「ゴヤ」展観覧会(クリスマスVer.)

2011年12月23日

次回の観覧会は12月23日(金・祝)に実施し、国立西洋美術館(上野)へ「ゴヤ―光と影」を見にいきましょう。
また、鑑賞と歓談の後には、銀座~丸の内のイルミネーションを楽しみましょう。

なお、今年度は忘年会は実施せず、1月8日(日)7日(土)9日(月・祝)新年会を実施しましょう。

【日にち】 12月23日(金・祝)
【集合①】 鑑賞からなら15:15にJR上野駅の公園口改札前
【集合②】 歓談からなら16:45に国立西洋美術館前、または会場決定後に直接会場へ
【集合③】 イルミネーションからなら19:30に東京メトロ銀座駅のA9出口
【流 れ】
 集合① → 鑑賞 → 集合② → 歓談 → 移動 → 集合③ → イルミ → 解散(21:00~21:30)
【費 用】 チケット代(一般1,500円・学生1,200円)、喫茶代か夕食代(安めに)
※ 20名以上の団体料金(一般1,300円・学生1,000円)で入れそう。
【定 員】 20~25名まで(初参加の新人さんは5名前後まで)

◆ スペインのプラド美術館の全面的な協力により、日本では40年ぶりに開催される本格的な「ゴヤ展」
代表作《着衣のマハ》を含む計123点(油彩25点・版画57点・素描40点・書簡1点)のすべてがゴヤの作品
ロココ的な雅さからロマン派的な激しさや幻想の世界まで、激動の時代を生きた近代絵画の先駆者の魅力を紹介。

◆ 国立西洋美術館では、約40点と小規模ながら、「ウィリアム・ブレイク版画展」も同時開催中。
集合時間よりも早く来られる方や早く見終わった方は、こちらも併せてどうぞ。

鑑賞後には、上野の飲食店で、展覧会の感想やその他について歓談しましょう。気楽に参加できる雰囲気と費用。
今回から何回かをかけて、歓談の際に感想がもっと交わしやすくなる仕組みを整えていきます。
半分はその回の展覧会や美術・アートの話題で、半分はその他の話題で楽しめるように工夫していきます。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談から参加してみてください。

◆ 歓談後には、希望者で、イルミネーションにときめきながら、銀座~丸の内の夜を散歩しましょう。
去年は時期がちょっと早かったようですが、今年は最高のタイミングで。21:00~21:30に東京駅で解散予定。
Arts&Booksの活動に3回以上参加したことのある方は、イルミネーションからの参加も歓迎です。

ゴヤ展の概要は下記のとおり(美術館サイトより)。

鋭い批判精神によって社会と人間の諸相を捉え、近代絵画への道を開いたスペインの巨匠、フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)。その作品はヨーロッパ社会の一大変革期の証言であるとともに、時代を超えて私たちの心に響きます。/ゴヤは地方の職人の息子から国王カルロス4世の首席宮廷画家へと登りつめ、王侯貴族や廷臣たちの優雅な肖像画によって名声を得ました。しかし、ナポレオンの侵略によりスペインの平和が覆されると、老年期のゴヤは、戦争と混乱に見舞われた民衆の悲惨な現実を見つめます。さらに、彼のまなざしは現実を超えた夢や幻想の世界へも向けられ、近代絵画の先駆とも言われるユニークな作品群を生み出しました。人間への飽くなき好奇心に支えられたゴヤの創造活動は、82年の生涯の最後まで衰えることを知りませんでした。/この展覧会は、ヨーロッパ絵画の宝庫として名高いプラド美術館(マドリード)のコレクションから選ばれたゴヤの油彩画、素描など72点に、国立西洋美術館などが所蔵する版画51点を加えて構成されます。「光と影」というキーワードのもとで、さまざまな切り口からゴヤの画業の断面を示し、その核心に近づいてゆくことが本展の狙いです。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い(2010年9月~)
● 初参加~2回目の方は、喫茶店・飲食店での歓談まで参加するか、アートスタディから参加してください。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~レギュラーの方も、鑑賞のみに参加して歓談の前に抜ける場合、事前に連絡ください。
事前に人数をおおまかに把握し、必要に応じて歓談のお店を確保するなどします。

ゴヤ展    ゴヤ展    ゴヤ展

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カテゴリー:観覧会

読書会SIDE-B「一日で小説を書いてみる会」

2011年12月10日

12月10日(土)~11日(日)に、読書会SIDE-Bとして、「一日で小説を書いてみる会」(即興小説会)を実施しましょう。
半年前に実施した即興演劇会につづく、未経験者中心の即興創作シリーズ第2弾。

◆ ちょっと小説でも書いてみようかなというごくごく軽い好奇心で、とりあえず一日だけかけて一作を書きあげてみましょう。
プロも歓迎ですが、参加者の大半はほとんど未経験であることを想定しています。準備は一切不要。
作品は参加者以外へは公表しませんので、どんなに恥ずかしいデキや内容になってしまっても気にしなくて大丈夫。

◆ 2日間の仮の流れは下記のとおり。一日で書き、半日で読み、半日で語ります。
2日間通しての参加がベストですが、1日目のみの書くだけ参加や、2日目のみの読むだけ参加も歓迎。
また、授業や用事があって途中で抜けたり途中から加わったりもOK。

【12月10日(土)】
08:55 喫茶室ルノアール高田馬場第一店へ集合
09:00 テーマを決定
09:15 テーマをめぐってしゃべってアイデアをあたためる
10:15 解散~移動

11:00 各自で書く(ベースキャンプはビジネスブース池袋西武横店)
13:00 昼食(いっしょにでも各自別々にでもOK)
14:00 各自で書く
20:00 原稿を提出(メール、USBメモリ、CD-Rなどで)

20:30 池袋へ集合して夕食(自由参加)
22:00 解散
23:30 全作品を各参加者へメールで配布

【12月11日(日)】
~昼過ぎ 各自で全作品を読む

14:55 カフェミヤマ高田馬場駅前店2号室へ集合
15:00 読む会(各作品について感想・意見や意図・想いをしゃべる)
20:00 閉会~夕食(自由参加)
22:00 解散

◆ 即興が重要ですので、テーマの決めかたも当日の朝に集合してから決めます。

◆ ベースキャンプはビジネスブース池袋西武横店になる予定です。
1日目の朝と夜、2日目の午後に集合する以外は、ここのブース(個室)で書いてもOK、他の好きな場所で書いてもOK。
参加希望のかたは、参加連絡の際に、ブースの要不要を連絡ください(11/13に締切)。

◆ 読む会の開始時刻については、参加人数によっては1時間ほど遅らせるかも。


参加希望のかたは
info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく11月13日までに。

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カテゴリー:読書会

第71回読書会『野ブタ。をプロデュース』

2011年12月4日

第71回読書会12月4日(日)に実施し、白岩玄『野ブタ。をプロデュース』をとりあげましょう。

【 日にち 】 12月4日(日)
【 集 合 】 15:45に高田馬場駅BIGBOX前(参加多数の場合は場所変更も)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 閉会(19:30頃) → 夕食(自由参加)
【 費 用 】 1,000円前後(ドリンク代+お部屋代)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 白岩玄『野ブタ。をプロデュース』(河出文庫、約180ページ)など
    ※ テキストはあらかじめ読んできてください。

今回は、日本の同時代文学をとりあげる、一年に一度の回(去年は村上春樹『ノルウェイの森』をとりあげました)。
17歳の綿矢りさから14歳の三並夏まで、極端に若い書き手の受賞が話題を集めていた00年代前半の文藝賞作品から、
21歳の専門学校生が書き、70万部のベストセラーとなった、『野ブタ。をプロデュース』(2004)をとりあげましょう。

「辻ちゃんと加護ちゃんが卒業らしい」という書き出しのとおりゆるい作品ではありますが、〈装われた自分〉という
古典的なテーマを、高校生の日常を舞台に、〈キャラを演じる〉という現代的な意匠で描く、まっとうな文学でもあります。
設定や結末が大幅に異なるテレビドラマ版(2005、主演は亀梨和也・山下智久・堀北真希)もいい作品です。

今回の後半の発表パートでは、精読会第10回(TEXT04実践編)を兼ね、ゴフマン『行為と演技』のドラマトゥルギー論を
あえてなぞって作品を読み解きます。精読会の実践編にハズレなし。刺激的で感動的な発表になるのでは。

作品の概要は下記(河出文庫の裏表紙より)。

人間関係を華麗にさばき、みんなの憧れのマリ子を彼女にする桐谷修二は、クラスの人気者。ある日、イジメられっ子の転校生・小谷信太(こたにしんた)が、修二に弟子入りを志願するが……。はたして修二のプロデュースで、信太=野ブタは人気者になれるのか?! TVドラマ化もされた青春小説の決定版・第41回文藝賞受賞作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく11月末日までに。キャンセルは読書会当日までOK。

インストール    野ブタ。をプロデュース    平成マシンガンズ

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カテゴリー:読書会
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