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2019-07 Archive

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第155回読書会『ある家族の会話』

2019年7月21日

第155回読書会7月21日(日)に実施し、ギンズブルグ『ある家族の会話』を読みましょう。

【 日にち 】 7月21日(日)
【 集 合 】 13:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 読書会(最長18:00まで)→ 解散
【 費 用 】 読書会1,000~1,200円
【 定 員 】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 ナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』(白水uブックス)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、ギンズブルグ『ある家族の会話』(1963年、約280頁)。

現代イタリアを代表する女性作家の自伝的小説。迫りくるファシズムの嵐に翻弄される
ユダヤ系イタリア人の家族の群像を、ときどきに交わしたことばをたどって構築。
「女性的」であること、「追想的(ノスタルジック)」であることをみずからに禁じて
きた作家が、その制限から解き放たれて自由に描いた、悲惨な時代の美しい生の物語
知る人ぞ知るオススメの一冊です。須賀敦子の翻訳も見事。

◆ なお、その次の第156回読書会8月25日(日)ゲーテ『若きウェルテルの悩み』を予定。
18世紀以来、熱狂的なファンを生み続ける恋愛と破局の書簡体小説。集英社文庫の新訳がオススメ。
読書会の後には、Arts&Books全体の納涼会も実施予定。読書会には不参加のかたもぜひ。

『ある家族の会話』の概要は下記(白水uブックスの紹介より)。

イタリアを代表する女流作家の自伝的小説。舞台は北イタリア、迫りくるファシズムの嵐にほんろうされる、心優しくも知的で自由な雰囲気にあふれた家族の姿が、末娘の素直な目を通してみずみずしく描かれる。イタリア現代史の最も悲惨で最も魅力的な一時期を乗りこえて生きてきたある家族の物語。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第155回はできるだけ7月16日までに、第156回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

ある家族の会話    マンゾーニ家の人々    須賀敦子全集1

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カテゴリー:読書会

「クリスチャン・ボルタンスキー」展観覧会

2019年7月7日

次の観覧会は7月7日(日)に実施し、国立新美術館(乃木坂)へ
「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」を見にいきましょう。

【  日にち  】 7月7日(日)
【鑑賞集合】 10:15に国立新美術館の建物正面入口内(乃木坂駅直通の入口ではなく)
※ チケットは集合後にまとめて購入します(すでにお持ちならそちらを利用可)。
【歓談集合】 歓談から参加なら13:00に渋谷または四ッ谷の喫茶店(個別に連絡します)
  流 れ   集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 15:00までに解散
【 チケット 】 一般1,600円・学生1,200円(団体料金なら一般1,400円・学生1,000円)
【歓談費用】 1,000~1,500円程度(飲食代)
【  定 員  】 25名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

クリスチャン・ボルタンスキー(1944~)は、瀬戸内国際芸術祭や越後妻有アート
トリエンナーレへの出展などでよく知られる、フランスを代表する現代美術の作家。
本展はその50年にわたる活動の全貌を紹介する、日本では過去最大規模の回顧展。

記憶歴史存在の痕跡などをテーマに、映像写真などを駆使した約45点
「空間のアーティスト」と自負する作家が構成した展覧会場もみどころです。

鑑賞の後には、軽めの昼食をとりながら、展覧会の感想などについて歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、お気軽に歓談からご参加ください。

その次の観覧会は、8月4日(日)「松方コレクション展」(上野)を予定。
モネ、ルノワール、ゴッホ、マティス、セガンティーニ……。世界に散逸した名作が集結。

ボルタンスキー展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

現代のフランスを代表する作家、クリスチャン・ボルタンスキー(1944年~)の活動の全貌を紹介する、日本では過去最大規模の回顧展です。作家は1960年代後半から短編フィルムを発表、1970年代には写真を積極的に用いて、自己や他者の記憶にまつわる作品を制作し、注目されます。1980年代に入ると、光を用いたインスタレーションで宗教的なテーマに取り組み、国際的な評価を獲得。その後も歴史や記憶、人間の存在の痕跡といったものをテーマに据え、世界中で作品を発表しています。/本展では、50年にわたるボルタンスキーの様々な試みを振り返ると同時に、「空間のアーティスト」と自負する作家自身が、展覧会場に合わせたインスタレーションを手がけます。

参加希望のかたは、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
ボルタンスキー展は7月2日までに、松方コレクション展は詳細お知らせ後にお願いします。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~常連の方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。

クリスチャン・ボルタンスキー    クリスチャン・ボルタンスキー    クリスチャン・ボルタンスキー

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カテゴリー:観覧会
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