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第199回読書会『存在の耐えられない軽さ』
2024年6月22日
第199回読書会を6月22日(土)夜に実施し、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』を読みましょう。
今回はオンライン開催(Teams、無料)となります。
【 日にち 】 6月22日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』(集英社文庫ほか、約380頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ テキストの概要
『存在の耐えられない軽さ』(1984年)は、2023年没の巨匠、チェコ出身の亡命作家ミラン・クンデラの代表作。
「プラハの春」(1968年)に対する激しい弾圧・迫害を背景に描かれる、4人の男女の愛と受難の物語。
派手なストーリーと深く静かな哲学的省察とが織りなす、20世紀を代表する歴史的傑作・世界的ベストセラー。
翻訳は河出書房新社の世界文学全集の西永良成訳がオススメ。クンデラ自身が徹底的に手を入れた決定版からの翻訳。
西永訳の入手がむずかしければ、集英社文庫の千野栄一訳でもかまいません。とにかくぜひ読んでみてほしい一冊。
◆ その次の読書会
その次の読書会は記念すべき第200回。
7月21日(日)昼にリアル開催で三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』をとりあげてみましょう。
4月発売の集英社新書の驚異のベストセラー。明治以来の読書史と労働史をたどり私たちの悩みの根底を問います。
読書会後に、読書会とは別に、Arts&Books全体歓談会(納涼会・懇親会)を検討中。みなさんご予定ください。
『存在の耐えられない軽さ』の概要は下記(河出書房新社の世界文学全集の紹介文より)。
妻か愛人か、仕事か思想か、人生は常に選択を迫る。/優秀な外科医トマーシュは女性にもてもて。しかし最初の妻と別れて以来、女性に対して恐怖と欲望という相反する感情を抱いている。彼は二つの感情と折り合いをつけ、複数の愛人とうまく付き合うための方法を編み出し、愛人たちとの関係をエロス的友情と呼んで楽しんでいた。そんな彼のもとにある日、たまたま田舎町で知り合った娘テレザが訪ねてくる。『アンナ・カレーニナ』の分厚い本を手にして。その時から彼は、人生の大きな選択を迫られることとなる――「プラハの春」賛同者への残忍な粛正、追放、迫害、「正常化」という名の大弾圧の時代を背景にした4人の男女の愛と受難の物語は、フランス亡命中に発表されるや全世界に大きな衝撃を与えた。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第199回はできるだけ6月18日までに、第200回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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