美術鑑賞と読書会のサークル “Arts&Books” ― 早稲田を中心に活動、学生も社会人も歓迎

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2015-10 Archive

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「ニキ・ド・サンファル展」観覧会

2015年10月25日

次回の観覧会は10月25日(日)に実施し、国立新美術館(乃木坂)へ、
「ニキ・ド・サンファル展」を見にいきましょう。

【  日にち  】 10月25日(日)
【鑑賞集合】 15:10に国立新美術館の建物正面入口内(乃木坂駅直通の入口ではありません)
【歓談集合】 歓談から参加なら17:30頃に六本木の飲食店(個別に連絡します)
  流 れ   集合 → 鑑賞 → 移動 → 歓談 → 解散(20:30前後に)
【 チケット 】 学生1,200円/一般1,600円(20名以上なら団体料金で学生1,000円/一般1,400円)
【歓談費用】 ~3,500円前後
【  定 員  】 30名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ ニキ・ド・サンファル(1930~2002)は再評価の気運の高まる、米仏で活躍した女性現代アーティスト。
絵筆ではなく銃で描く「射撃絵画」から、「女性」の表象を解放する彫刻へ。
草間彌生を思わせるポップな色とかたちの作品が100点以上。初期から晩年までをたどる大回顧展

◆ 鑑賞の後には、六本木の飲食店で夕食をとりながら、展覧会の感想などについて歓談しましょう。
平日や別の機会にすでに鑑賞済みの方も、ぜひ歓談からご参加ください。

◆ なお、その次の観覧会は、11月29日(日)に「フリオ・ゴンサレス展」(用賀)を予定。
ピカソに彫刻を教えた、スペインの鉄彫刻のパイオニア。ニキ展に続き、とても貴重な大回顧展。

ニキ展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。

ニキ・ド・サンファル(1930-2002)は、戦後を代表する美術家のひとりです。フランスに生を受けたニキは、少女時代を過ごしたアメリカや母国フランスの抽象絵画に影響を受けるなど独自のスタイルを作り上げていきました。そして、1961年に発表した「射撃絵画」で一躍その名が知られることになります。絵具を入れた缶や袋を石膏によって画面に付着した絵画に向けて銃を放つことで完成する「射撃絵画」は、絵画と彫刻の両方の要素を兼ね備え、また制作行為そのものがパフォーマンス・アートの先駆例として美術史上高く評価されています。その後ニキは女性の表象への関心を強め、「ナナ」シリーズでは鮮やかな色彩と伸びやかな形態を用いて解放的な女性像を示し、今日まで多くの人々に愛されています。〔……〕/2014年秋にパリのグラン・パレで開かれた大規模な回顧展は、2015年春にスペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館に巡回し、再評価の機運が高まっています。ニキの生誕85年目に開催される本展では、初期から晩年の創作活動を辿りながら、日本との関わりにも光を当て、その豊かな芸術世界をご紹介します。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
ニキ展はできるだけ10月20日までに、ゴンサレス展は詳細掲示後にお願いします。
大学生・大学院生・社会人など、どなたでも歓迎します。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
● 初参加~2回目の方は、鑑賞後の歓談まで参加をお願いします。
美術館での鑑賞時は各自で自由に行動し、歓談時などにコミュニケーションを楽しみましょう。
● 3回目~常連の方も、歓談には不参加の場合には事前にご連絡ください。
事前に人数を把握した上で、歓談の会場を確保するなどします。

ニキ・ド・サンファル展    ニキ・ド・サンファル展    ニキ・ド・サンファル展

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カテゴリー:観覧会

哲学カフェ第12回「ベルクソン」

2015年10月18日

ひさびさの哲学カフェ第12回(スタディ06)を、10月18日(日)に実施しましょう。
今回と次回はベルクソンをとりあげ、「時間」について考えてみましょう。

哲学カフェの参加要件は、Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること。

【 日にち 】 10月18日(日)
【 集 合 】 14:40に紀伊国屋書店新宿本店前(または14:50に喫茶室ルノアール新宿区役所横店へ直接)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → スタディ&セッション(3時間程度) → 解散 or 夕食
【 費 用 】 哲学カフェ1,000円程度
【サブテキスト】 前田英樹『ベルクソン哲学の遺言』(岩波現代全書、約240頁)
※ サブテキストは全部読んできてもOK、途中まででも、読んでこなくてもOK。

◆ 通常の哲学カフェはスタディ編とセッション編の2回で1組(片方だけ参加でもOK)。
スタディ編では、Arts&Booksの選ぶ「哲学者20」から1人をとりあげ、担当者のレジュメを
もとに、その哲学者の哲学・思想の全体像をおさらいします。
セッション編では、スタディ編でとりあげた哲学者の代表作をその場で読み解きます。
どちらの回も、特定のテーマを中心としたセッションをはさみながら進めていきます。

哲学カフェの様子を知りたいかたはアートと読書の雑誌「コレコネ」を読んでみてください。
ヘーゲルの回のスタディ編が収録されています。

◆ 今回はスタディ編
サブテキストを参考に、アンリ・ベルクソン(1859~1941)の哲学・思想の全体像をおさらい。
それと並行して、「時間」について私たちなりに考えてみましょう。
ベルクソンの画期的な時間論は前回の読書会でとりあげた『モモ』のそれと近いかも。
彼の美しい文章を読むと、世界の見えかた、アートや文学の受けとりかたが確実に変わります。

今回のサブテキストは、前田英樹『ベルクソン哲学の遺言』
アートスタディでとりあげた『絵画の二十世紀』のとてもよかった著者が本領を発揮。

◆ なお、その次の哲学カフェ第13回(セッション05)11月22日(日)に実施を予定。
ベルクソンの最初の主著『時間と自由―意識に直接に与えられたものについての試論』(岩波文庫)
「第2章」と「結論」を読み解きながら(計90頁)、ひきつづき「時間」について考えてみましょう。

サブテキストの概要は次のとおり(同書のカバーより)。

アンリ・ベルクソン(1859-1941)は、1937年2月8日に記した遺言状で「公衆に読んでもらいたいものすべてを刊行した」と断言し、生前刊行した7冊の著書以外の死後出版を厳に禁じた。この言葉を正面から受けとめるため、処女作『意識の直接与件に関する試論』(1889年)から『道徳と宗教の二源泉』(1932年)に至る哲学者の歩みが丹念に追跡され、その軌跡から遺言状に込められた意味が浮かび上がる――長らく待望された、著者初の本格的モノグラフ。

参加希望のかたは、参加要件をご確認の上、info@artsbooks.jpまでご連絡ください。
参加人数に応じて会場を決めるため、できるだけ10月13日までにお願いします。

ベルクソン哲学の遺言    時間と自由―意識に直接に与えられたものについての試論    ベルクソン―人は過去の奴隷なのだろうか

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カテゴリー:哲学カフェ

第111回読書会『カリギュラ』

2015年10月4日

第111回読書会10月4日(日)に、コレコネ発行記念として実施し、カミュ『カリギュラ』を読みましょう。

【 日にち 】 10月4日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 感想 → 発表 → 移動 → 歓談(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円程度 + 歓談3,500円程度
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは5名前後まで)
【テキスト】 カミュ『カリギュラ』(ハヤカワ演劇文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、カミュ『カリギュラ』(1945年初演、約140頁)。

小説『異邦人』、哲学的エッセイ『シーシュポスの神話』とともに、カミュ自身が不条理三部作と呼んだ、
彼の戯曲における代表作。ローマ帝国の若き皇帝カリギュラが狂気の淵で不条理の果ての世界を求める。
ごく短いですが、圧倒的な読後感。小説以外のカミュもぜひ。

今回もアートと読書の雑誌「コレコネ」を多数持参します。興味を持たれたかたはお手にとってみてください。
コレコネはジュンク堂書店池袋本店の文芸誌コーナーにも多数並んでいます。

◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。

◆ なお、その次の第112回読書会は、11月8日(日)太宰治『人間失格』を予定。
「とても素直で、よく気がきいて、神様みたいないい子でした」。最後のコレコネ発行記念企画。

『カリギュラ』の概要は下記(ハヤカワ演劇文庫の裏表紙より)。

「不可能! おれはそれを世界の涯てまで探しに行った。おれ自身の涯てまで」。ローマ帝国の若き皇帝カリギュラは、最愛の妹ドリュジラの急死を境に、狂気の暴君へと変貌した。市民の財産相続権の剥奪と無差別処刑に端を発する、数々の非道なるふるまい。それは、世界の根源的不条理に対する彼の孤独な闘いだった……『異邦人』『シーシュポスの神話』とともにカミュ〈不条理三部作〉をなす傑作、新訳で復活。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
大学生・大学院生・社会人、どなたでもどうぞ。
第111回はできるだけ9月29日までに、第112回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

異邦人    カリギュラ    シーシュポスの神話

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カテゴリー:読書会
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