第170回読書会「刺青」「秘密」
2021年3月6日
第170回読書会を3月6日(土)夜にオンラインで開催し、
谷崎潤一郎「刺青(しせい)」「秘密」を読みましょう。
オンライン開催にはZoomを使用する予定です(参加者の費用負担はありません)。
【 日にち 】 3月6日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 最長23:00頃までに終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 谷崎潤一郎「刺青」「秘密」(新潮文庫『刺青・秘密』ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 今回のテキストは、谷崎潤一郎(1886~1965)の「刺青」(1910年、約12頁)と
「秘密」(1911年、約30頁)の短編2作。
永井荷風らの絶賛を受けてデビューした谷崎の最初期の短編2作をとりあげましょう。
とくに「刺青」は彼の書いた最初の作品。
残忍と快楽、フェティシズム、性的倒錯、秘されたもの、そして美のきらめき。
過去にとりあげた『春琴抄』や『細雪』とはまたちがったデカダンスが味わえます。
◆ なお、次の第171回読書会は4月17日(土)夜にJ・G・バラード『結晶世界』を予定。
ニュー・ウェーブSFの代表作家の「破滅三部作」最終作。全世界が美しい結晶と化していく。
『刺青・秘密』の概要は下記(新潮文庫の紹介より)。
「男と云う男は、皆なおお前の肥料(こやし)になるのだ」。『刺青』彫り針の先が柔肌にみだらな夢を描く時、痛みにうめく娘の眠れる欲望が目を覚ます。『秘密』女装癖をもつ男と、「夢の中の女」の奇妙なLove adventure――。耽美の祖・タニザキの出発点を鮮やかに刻む七つの異世界!
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第170回はできるだけ3月2日までに、第171回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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