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精読会第03回 TEXT01 実践編
2010年10月17日
精読会第03回は10月17日(日)に実施しましょう。
今回はTEXT01 実践編。いくつかの短篇小説を、あえてバルト的に読んでみましょう。
今回からの参加、今回だけの参加も歓迎です。
【 日にち 】 10月17日(日)
【 集 合 】 16:15に高田馬場駅BIGBOX前
【 流 れ 】 集合 → 多読会 → 夕食 or 解散
【 場 所 】 高田馬場周辺の喫茶店かその個室
多読のつぎは精読を。精読会の概要説明はこちらの記事で。
実践編では、基礎編で読んできたロラン・バルト『S/Z』の考え方や手つきを使って、
いくつかの短篇小説を読んでみましょう。
太宰治と村上春樹!
今回は担当者が次の短篇小説のバルト的な読みを発表します。太宰と春樹は数ページ。
①バルザック「沙漠の情熱」(岩波文庫『知られざる傑作』所収)
②太宰治「燈籠」(ネットの青空文庫でどうぞ)
③村上春樹「パン(パン屋襲撃)」(講談社文庫『夢で会いましょう』所収)
この3作については、バルトの読みを意識しながら、参加者全員が読んできてください。
村上春樹「パン」については、「パン屋襲撃とパン屋再襲撃のあいだ」とでも題して読みます。
「パン屋再襲撃」(文春文庫『パン屋再襲撃』所収)のほうも読めたらぜひ。
オペラにもなった2作。初期のノイジーな文体が心地いい。
ちなみに、12月11日に公開の映画「ノルウェイの森」(メンバーがエキストラ出演!)にあわせ、
11月か12月の読書会で『ノルウェイの森』をとりあげます。今回はその下準備にもなるかも。
また、余裕のある方は他の好きな作品もぜひバルト的に読んできてみてください。
時間の都合上、読みの発表は担当者に限りますが、レジュメや文章を作ってきてくれてもOK。
何人かが作ってこられたら、小冊子にまとめてリリースしましょう。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人など、どなたでもどうぞ。
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