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第59回読書会『地下鉄のザジ』
2010年10月10日
第59回読書会は10月10日(日)に実施し、レーモン・クノー『地下鉄のザジ』をとりあげましょう。
【 日にち 】 10月10日(日)
【 集 合 】 16:15に高田馬場駅BIGBOX前
【 場 所 】 喫茶店か喫茶店個室
【 費 用 】 喫茶代(+室料300円前後)
【テキスト】 レーモン・クノー『地下鉄のザジ』(中公文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
レーモン・クノー(1903~1976)は、シュルレアリスムから出発し、ヌーヴォー・ロマンの先駆となった仏文作家。
その代表作である『地下鉄のザジ』(1959)は、適度に実験的な要素を含みつつも、心から笑える楽しい作品。
ちょっとマイナーに思えるかもですが、フランスの「20世紀の名作ベスト50」では、サガンやフィッツジェラルドよりも上位。
また、訳者の生田耕作は、ブルトン、セリーヌ、バタイユなどの翻訳・紹介でも知られています。
作品の概要は下記のとおり(文春文庫の裏表紙より)。
田舎からパリにやって来た少女ザジは、地下鉄に乗ることをいちばんの楽しみにしていたのに、あいにくの地下鉄ストで念願果たせず、警官か誘拐魔か奇妙な男につきまとわれたりしながら、なんともおかしな人生経験をする……。庶民の精神風俗の鋭い観察、言葉の可能性の執拗なまでの探究から生み出された新しい小説形式の秀作。
初参加のかたもお気軽にどうぞ。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
1~2年生・3年生以上・他大生・大学院生・社会人etc.、どなたでも歓迎します。
参加連絡はなるべく10月5日までに(キャンセルは読書会当日までOK)。
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