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哲学研究会第1期第1回記録&第2回以降予定
2006年3月19日
きのうはおつかれさまでした。
まず、哲学研究会第1期第1回(ルノアール高田馬場第一店にて)の活動記録。
今回はIntroductionということで、メルロ=ポンティや『知覚の現象学』、現象学の解説書を各自で選んで読んできて、全員がそれについて発表しました。
最初にnakamuraが、村上隆夫『メルロ=ポンティ』(清水書院)をもとに、「メルロ=ポンティの基本的な思想概念」について「パースペクティヴ」と「ゲシュタルト」を中心に発表しました。
つぎにKが、山口一郎『現象学ことはじめ―日常に目覚めること―』(日本評論社)をもとに、現象学について「意識」「感覚」「時間」「気づくこと、心と身体が育つこと」の4点を中心に発表しました。
最後にigarashiが、おもに廣松渉・港道隆『メルロ=ポンティ』(岩波書店)の「内篇 メルロ=ポンティ哲学の輪郭と軌跡」をもとに、メルロ=ポンティ哲学の全体像について「前期」を中心に発表しました。
今回は欠席のhhは、熊野純彦『メルロ=ポンティ―哲学者は詩人でありうるか?―』(NHK出版)をもとに、『知覚の現象学』についてまとめたレポートを配布しました。
各自の発表のあとには、基本的な概念等について質問しあい確認しあいました。
つづいて、以後の活動予定。
第2回以降はMainということで、以下のとおりに進めていきます(内部資料「&Critiques哲学研究会の進めかた」より)。
【追記(2006/05/15)】
哲学研究会の参加条件や進めかたを緩める方向で改訂しました。
哲学研究会に興味のあるかたはお気軽にお尋ねください。
Main テキストを読む
【事前】
1.各自で、テキストのその回の範囲を読みこむ。
・発表担当者以外の参加者も、発表担当者の整理と解釈とを批評できる程度に読みこむ
2.発表担当者は、テキストのその回の範囲について、内容を整理し、自身の視角・問題意識からの解釈を盛りこみ、レジュメをつくる。
・レジュメはA4用紙4枚までとし、30?60分程度で発表できるものとする。
【当日】
1.発表担当者は、テキストのその回の範囲についての整理と解釈とを、事前に準備してきたレジュメに沿って発表する。
・レジュメは発表担当者が参加人数分を印刷してくる。
2.全体で、発表担当者の整理と解釈とを批評し、各自の視角・問題意識からの解釈を披露しつつ、テキストのその回の範囲について議論する。
3.各回の終了後には、発表担当者は、「&Critiques Blog」に活動記録を書きこむ。
第2回以降のテキスト配分・発表担当は以下のとおりです。
[第2回] 序文・緒論(hh)
[第3回] 第1部I(nakamura)、第1部II・III(igarashi)
[第4回] 第1部IV・V(K)、第1部VI(nakamura)
第2部・第3部については、第1部を読んでみてから読む/読まないを決めましょう。
そして、第2回の活動日時。
とりあえず4月16日(日)の16:00に高田馬場駅BIGBOX前集合で実施の予定です。
この日の1週間前頃にメールを流しますので、都合が悪くなった場合はそのときにお知らせください。
なお、次回以降は各回の発表担当者(あるいは司会者)に活動記録&予定を書いてもらいます。
よろしくお願いします。
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