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2016-12-11 Archive

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第123回読書会『赤い高梁』

2016年12月11日

第123回読書会12月11日(日)に実施し、莫言『赤い高梁』を読みましょう。

【 日にち 】 12月11日(日)
【 集 合 】 14:40にJR池袋駅東口の地上出口(いけふくろう前の階段を上った先)
【 流 れ 】 集合 → 移動 → 読書会 → 移動 → 歓談 → 解散(~21:00頃)
【 費 用 】 読書会1,000円程度 + 歓談~3,500円程度
【 定 員 】 30名程度まで(初参加の新人さんは5名程度まで)
【テキスト】 莫言『赤い高梁』(岩波現代文庫ほか、約300頁)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、莫言『赤い高梁(こうりゃん)』(1987)。

莫言(ばくげん、1955~)は2012年に中国籍の作家としては初めてノーベル文学賞を受賞。
ガルシア=マルケスやフォークナーの影響を受けた、「幻想的なリアリズムによって民話、
歴史、現代を融合させた」作風で知られます。

『赤い高梁』は中国の農村のありようを豊穣な語りで凄烈に描いた、莫言の代表作。
もとは『続 赤い高梁』(岩波現代文庫ほか)とあわせて1作の連作中篇集ですが、今回は
『赤い高梁』1冊のみをとりあげましょう(余裕があれば『続 赤い高梁』もどうぞ)。
1987年に制作された本作品原作の映画はベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。

◆ 読書会の後には、池袋の飲食店で夕食をとりながら歓談しましょう。
初参加~2回目の方は、この歓談まで参加をお願いします。
今回は2016年の読書会をふり返る会を兼ねます。みなさんぜひ。

◆ なお、その次の第124回読書会は、1月8日(日)バーネット『秘密の花園』(1911)を予定。
お屋敷の秘密の花園をめぐる少女と少年たちの物語。早めの開始で読書会後に全体の新年会。

『赤い高梁』の概要は下記(岩波現代文庫の紹介文より)。

婚礼の輿が一つ、赤に染まる高粱畑の道を往く。輿に揺られる美しい纏足を持った少女。汗に濡れ輿を担ぐ逞しい青年。中国山東省高密県東北郷。日本軍が蛮勇を振るうこの地を舞台に、血と土、酒に彩られた一族の数奇な物語が始まる。その名「言う莫れ」を一躍世界に知らしめた、現代中国文学の旗手の代表作。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。

大学生・大学院生・社会人、どなたでもどうぞ。
第123回はできるだけ12月6日までに、第124回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を記載してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

赤い高梁    続・赤い高梁    白檀の計

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カテゴリー:読書会
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