Home > Archives > 2013-10-04 Archive
ヨルカン「竹内栖鳳展」
2013年10月4日
平日夜の観覧会、ヨルカンを10月4日(金)に実施しましょう。
今回は東京国立近代美術館(竹橋)の「竹内栖鳳展―近代日本画の巨人」をとりあげましょう。
【 日にち 】 10月4日(金)
【 集 合 】 20:00までに東京国立近代美術館の出入口付近(または後日連絡する飲食店へ)
【 流 れ 】 事前・当日に各自鑑賞 → 集合 → 移動 → 歓談 → 解散(22:00過ぎ)
【歓談費用】 3,000円前後
【参加要件】 Arts&Booksの活動に2回以上の参加経験があること
ヨルカン(夜の観覧会)とは、美術館が遅くまで開館している金曜などの夜に、事前・当日に鑑賞済みの
参加者が集まり、観覧会の歓談と同様に「アートのはなし」を楽しむ、新スタイルの観覧会。
参加要件を設け、顔なじみのメンバーと気楽に過ごせる活動として、不定期に開催していきます。
マイナーだったり時期がかぶったりで観覧会ではとりあげられなかった、はずせない展覧会をフォロー。
今回とりあげる竹内栖鳳展の概要は下記のとおり(展覧会サイトより)。
日本画家の竹内栖鳳(1864~1942)は、京都画壇の近代化の旗手として土田麦僊をはじめとする多くの後進に影響を与えるなど、近代日本画史に偉大な足跡を残しました。/栖鳳は京都に生まれ四条派の幸野楳嶺に学びましたが、積極的に他派の筆法を画に取り入れ、また定型モティーフとその描法を形式的に継承することを否定し、画壇の古い習慣を打ち破ろうとしました。その背景には、1900年のパリ万博視察のための渡欧がありました。現地で数々の美術に触れ、実物をよく観察することの重要性を実感したのでした。/しかし、やみくもに西洋美術の手法を取り入れたのではないところに栖鳳の視野の広さがありました。江戸中期の京都でおこった円山派の実物観察、それに続く四条派による対象の本質の把握と闊達な筆遣いによる表現は幕末には形式的なものとなり、定型化したモティーフとそれを描くための筆法だけが残されてしまいました。栖鳳は実物観察という西洋美術の手法を参考にしつつ、西洋と肩を並べられるような美術を生み出そうという気概でこれら伝統絵画の根本的理念をもう一度掘り起こそうとしたのです。/本展は、栖鳳の代表作、重要作、長らく展覧会に出品されてこなかった作品約110点、素描などの資料約60点で栖鳳の画業を通観し、栖鳳が新たな時代に築いた日本画の礎を示します。
参加するかもしれない方はinfo@artsbooks.jpまでひとまずご連絡ください。
お仕事の都合などによる連絡なしのドタキャンにも対応。ひとまずの参加連絡は9月30日までに。
- Feed