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2018-06-02 Archive

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第141回読書会『変身』(Arts&Books@京都・大阪)

2018年6月2日

第141回読書会6月2日(土)に実施し、京都でカフカ『変身』を読みましょう
(第139回は4月15日、第140回は5月13日、第142回は6月17日に東京で実施します)。

Arts&Booksは年に4回以上、関西でも活動しています。
東京での活動にはなかなか参加できない関西在住などのみなさんもぜひ。
初参加のかたや今回だけ参加のかた、読書会初心者のかたも歓迎します。

【 日にち 】 6月2日(土)
【 集 合 】 14:40に京都タワーの地上スタバ脇の入口付近
【 費 用 】 1,000円(=会場代+ドリンク代)
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは10名程度まで)
【テキスト】 フランツ・カフカ『変身』(白水uブックスほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。

◆ 今回のテキストは、フランツ・カフカ『変身』(1912年執筆、100頁前後)。

「ある朝、目を覚ますとセールスマンのザムザは一匹の虫に変わっていた。
なぜ虫に変身したのか、作者は何ひとつ説明しない。
ただひたすら、虫になった男とその家族の日常を描いていく。」(白水uブックス)

さまざまな読みかたのできる、カフカのもっとも有名な中編小説を、
ぜひこの機会にあらためて深く読みましょう。初読のかたももちろん歓迎。

翻訳はどれを読んできてもOK。迷ったら、白水uブックスの池内紀訳が読みやすくてスタンダード。
光文社古典新訳文庫の原文に忠実な丘沢静也訳、集英社文庫の個性の強い多和田葉子訳も新しめ。

◆ 読書会の後には京都駅付近の飲食店で夕食をとりながら歓談も(自由参加)。
読書会だけの参加でも遠慮なくどうぞ。

◆ なお、第140回は5月13日に東京でヴォネガット・ジュニア『タイタンの妖女』を、
第142回は6月17日に東京で室生犀星『蜜のあわれ』を予定。

『変身』の概要は下記(白水uブックスの紹介文より)。

ある朝、セールスマンのザムザは気がかりな夢から目覚めると1匹の虫に変身していた。あおむけに寝ている背中が鎧のように固く、茶色い腹からは無数の細い足が生えていた。/なぜ虫に変身したのか、作者は何ひとつ説明しない。ひたすら冷静に、虫になった男とその家族の日常を描いてゆく。父と母と息子と娘の4人家族、その唯一の働き手が虫になったからには家族のそれぞれが日常の変化を強いられる。しかし誰もがこの変身に対して疑問を感じていない。とりわけ奇妙なのは、主人公自身が突然の変化をいささかも奇妙に思っていないことだ。/カフカの数多くの風変わりな作品の中でも、ひときわ異彩を放つ小説、待望のUブックス化!

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください(できるだけ5月28日までに)。
社会人・大学生・大学院生など、どなたでもどうぞ。

※ 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動を明記してください。
お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

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カテゴリー:読書会
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