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第204回読書会『失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ』
2025年2月8日
第204回読書会を2月8日(土)昼に実施し、
フランスコミック版のプルースト『失われた時を求めて スワン家のほうへ』を読みましょう。
今回はリアル開催となります。
【 日にち 】 2月8日(土)
【 集 合 】 14:00に喫茶室ルノアール新宿3丁目ビッグスビル店の会議室(新宿三丁目駅直通)
【 流 れ 】 14:00に集合 → 14:05に開始 → 16:30頃に終了・解散(16:40~最長17:30に雑誌編集会議)
【 費 用 】 1,500円(会場費等の割勘相当+珈琲・紅茶等のドリンク代含む)
【 定 員 】 15名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 プルースト『失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ』(祥伝社)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
◆ テキストの概要
20世紀最大の長篇小説、フランス文学の最高峰、マルセル・プルースト『失われた時を求めて』(1913~1927)。
読書会プラスでとりあげ、岩波文庫でいうと全14巻(全7篇)中の第7巻(第3篇)まで読み進めてきました。
が、ぜひもっと多くの方にこの傑作を味わっていただきたい、どんなかたちであれ触れてみていただきたい。
そこで、折り返しを機に、あらためてこの作品のエッセンスが凝縮された第1篇(第1巻~第3巻)を、
今度は良質なマンガ版でとりあげましょう。みなさんぜひ気軽に読んでみて参加してみてください。
原作と同じ老舗出版社から刊行されたこのフランスコミック版は、フランスだけで10万部超のベストセラー。
フランスの大学・高校の授業でも採用されており、翻訳は中条省平訳と頼もしい一冊です。
白夜書房から出ているものは3分の1のみの翻訳のため不可で、祥伝社から出ている翻訳を読んできてください。
また、同シリーズの別巻(『失われた時を求めて フランスコミック版 花咲く乙女たちのかげに』)とおまちがえなく。
なお、Arts&Booksの雑誌の最新号「ABYB06」でも『失われた時を求めて』をとりあげます。
読書会終了後に、参加できる関係者や関心のある方のみで、この雑誌の編集会議も実施予定です。
(読書会のみ・編集会議のみの参加もまったく問題ありません)。
◆ その次の読書会
その次の第205回読書会は3月8日(土)夜にオスカー・ワイルド『サロメ』を予定。オンライン開催。
2月23日(日)昼のビアズリー展観覧会とも連動。聖書のファム・ファタールを妖艶に描く、世紀末の代表的戯曲。
『失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ』の概要は下記(Amazonの紹介文より)。
20世紀最高・最大の小説。そのエッセンスをコミック1冊で!/あまりにも有名でありながら、その長大さと、観念的な文章ゆえに多くの人が挑んでは通読できず挫折してきたであろう、マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』。本書はその第1篇「スワン家のほうへ」をコミック化したものです。フランスだけで10万部を超えるベストセラーとなり、フランスの大学や高校でプルーストの文学を教えるために採用されました。/本書の特徴は、コミックでありながらプルーストの原文に忠実であることです。原文から煩瑣な枝葉をとって、すっきりと読みやすく編集してあります。絵の支えがあるために、人物や舞台装置や出来事の具体的なイメージが立ちあがり、作品世界を明確に把握することができます。とくに第1篇「スワン家のほうへ」は、『失われた時を求めて』のエッセンスが詰まっています。/これまでに挫折した人も、これから読もうと思っていた人も、本書ならば読み通すことができ、奥深いプルーストの世界を味わえます。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ。
第204回はできるだけ2月4日までに、第205回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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