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2020-09-12 Archive

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アートスタディ「抽象02:絵画編」

2020年9月12日

9月12日(土)夜アートスタディ「抽象02:絵画編」オンラインで開催しましょう。
オンライン開催にはZoomを使用します(参加者の費用負担はありません)。

【 日にち 】 9月12日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→  最長23:00頃までに終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは4名程度まで)
【 テキスト 】 『新しい造形』『無対象の世界』(+『新しい造形芸術の基礎概念』
※ テキストについては以下の説明もお読みください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 「抽象」シリーズの第02回となる今回は「絵画編」をテーマに、バウハウス叢書のなかの、
前回とりあげたカンディンスキーとクレー以外の抽象画家による芸術論をとりあげます。

モンドリアン『新しい造形(新造形主義)』(第5巻)とマレーヴィチ『無対象の世界』(第11巻)を
必読とし、ドゥースブルフ『新しい造形芸術の基礎概念』(第6巻)も読めたら読むものとしましょう。
彼らの芸術論は、もちろん絵画論に留まらず、芸術全般や人間の認識そのものにまで及びます。

いずれも図版多数で、長くはありません。
この機会に、抽象絵画の代表画家たちの考えにふれてみましょう。
また、8月29日(土)夜のバウハウス展観覧会もあわせてどうぞ。

◆ なお、その次のアートスタディ10月24日(土)夜「音楽03」を予定。
「commmons: schola」のvol.5~7(ドラムス&ベース、古典主義、ベートーヴェン)をとりあげます。

『新しい造形』と『無対象の世界』の概要は下記(中央公論美術出版のサイトより)。

ピート・モンドリアン『新しい造形(新造形主義)』(1925年)
抽象絵画の創始者にしてデ・ステイルの理論的旗手、ピート・モンドリアンによる芸術論集。垂直線と水平線、アシンメトリー、三原色の造形——単純化された構成要素で均衡関係を純粋に表現し、普遍的なものへ一体化しようとする彼の「抽象的なリアリティー」は、20世紀の造形理論に深い影響を与えた。本書では絵画論から、文学、音楽、演劇、建築の諸芸術に向けて展開された芸術論を収録。

カジミール・マレーヴィチ『無対象の世界』(1927年)
抽象絵画の先駆者でありロシア・アヴァンギャルドを代表する芸術家、マレーヴィチによるシュプレマティズムの芸術論。無対象絵画の追求から、一方で病理学的な語彙による現代美術(教育)論、他方において無対象としての世界という哲学へと至るその特異な抽象思考は、本書によって西欧へ伝えられ衝撃を与えた。第一部「絵画の付加的要素の理論序説」、第二部「シュプレマティズム」、および第一部のロシア語版草稿の翻訳を附録として収録。20世紀美術史における重要な自己証言。

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生等、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
「抽象02」はできるだけ9月8日(火)までに、「音楽03」は詳細お知らせ後にお願いします。

ピート・モンドリアン『新しい造形(新造形主義)』    テオ・ファン・ドゥースブルフ『新しい造形芸術の基礎概念』    カジミール・マレーヴィチ『無対象の世界』

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カテゴリー:アートスタディ
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