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2020-07-12 Archive

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第164回読書会『取り替え子(チェンジリング)』

2020年7月12日

第164回読書会7月12日(日)にオンラインで開催し、
大江健三郎『取り替え子(チェンジリング)』を読みましょう。
オンライン開催にはZoomを使用します(参加者の費用負担はありません)。

【 日にち 】 7月12日(日)
【 時 間 】 13:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 最長16:00までに終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 大江健三郎『取り替え子(チェンジリング)』(講談社文庫ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。

◆ 今回のテキストは、大江健三郎『取り替え子(チェンジリング)』(2000年、約370頁)。

『取り替え子』は大江健三郎の「後期の仕事(レイト・ワーク)」の代表作であり、大江文学の到達点
大江自身や自殺した義兄・伊丹十三らをモデルに、実人生とフィクションが複雑に絡み合います
題はモーリス・センダックの絵本から発想。死者に替わる者としての、まだ生まれて来ない者への希望

『芽むしり仔撃ち』『万延元年のフットボール』につづき、大江を読書会でとりあげるのは三度目。
前者は、意外にコロナ時代に読むのにふさわしい、感染症と監禁の文学。未読のかたはこの機会に。

◆ なお、次の第165回読書会8月22日(土)ミルン『クマのプーさん』を予定。
ディズニー化される前のプーさんを石井桃子の名訳で。実写映画に大規模展覧会にと近年話題。

『取り替え子(チェンジリング)』の概要は下記(講談社文庫の紹介より)。

国際的な作家古義人の義兄で映画監督の吾良が自殺した。動機に不審を抱き鬱々と暮らす古義人は悲哀から逃れるようにドイツへ発つが、そこで偶然吾良の死の手掛かりを得、徐々に真実が立ち現れる。ヤクザの襲撃、性的遍歴、半世紀前の四国での衝撃的な事件……大きな喪失を新生の希望へと繋ぐ、感動の長篇!

参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第164回はできるだけ7月7日までに、第165回は詳細掲示後にお願いします。

※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。

大江健三郎『芽むしり仔撃ち』    大江健三郎『万延元年のフットボール』    大江健三郎『取り替え子(チェンジリング)』

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