第178回読書会「曽根崎心中」
2022年1月15日
第178回読書会を1月15日(土)夜にオンラインで開催し、
近松門左衛門「曽根崎心中(曾根崎心中)」を現代語訳で読みましょう。
オンライン開催にはZoomを使用します(参加者の費用負担はありません)。
【 日にち 】 1月15日(土)
【 時 間 】 21:30に開始(招待メールを2~3日前に送付)→ 23:00~23:30に終了
【 費 用 】 無料
【 定 員 】 20名程度まで(初参加のかたは5名程度まで)
【テキスト】 近松門左衛門「曽根崎心中」(角川ソフィア文庫の諏訪訳ほか)
※ テキストはあらかじめ読んできてください。
※ 参加連絡はお早めに。2週間以上前に定員に達することもあります。
◆ 今回のテキストは、近松門左衛門「曽根崎心中」(1703年、現代語訳約20頁)。
「日本のシェイクスピア」と讃えられることもある、江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎の作者
近松門左衛門(1653-1725)。
その世話物浄瑠璃の代表作から、遊女お初と手代徳兵衛の悲恋を描いた「曽根崎心中」を
とりあげ、現代語訳で読んでみましょう。「俗」と「聖」の極地。
もちろん上演作品のため、読むにはごく短いです。みなさんお気軽にご参加ください。
現代語訳は、角川ソフィア文庫の諏訪春雄訳『曾根崎心中 冥途の飛脚 心中天の網島
現代語訳付き』がオススメ(同じ角川ソフィア文庫に似たような別物があるため要注意)。
ほか、河出書房新社の池澤夏樹編の日本文学全集第10巻(2016年刊)に、いとうせいこう
によるほぼ最新の現代語訳が収録されています。
◆ なお、次の第179回読書会は2月20日(日)19:00~にオンラインでサルトル『嘔吐』を予定。
世界への吐き気と実存の不安。存在論的な哲学小説の極北を、新訳で読みやすくなったいまこそ。
「曽根崎心中」の概要は下記(角川ソフィア文庫の紹介文より)。
徳兵衛とお初(曾根崎心中)、忠兵衛と梅川(冥途の飛脚)、治兵衛と小春(心中天の網島)。恋仲になった男と女たち。女はいずれも苦界に堕ちた遊女。男は女をなんとか救いたい。募る恋情、行く手を阻む浮き世のしがらみ、義理、人情。追い詰められた2人を待ち受ける運命とは……。元禄16年の大坂で実際に起きた心中事件を材にとった「曾根崎心中」ほか、極限の男と女を描いた近松門左衛門の世話浄瑠璃の傑作3編を所収。
参加希望のかたはinfo@artsbooks.jpまでご連絡ください。
社会人・大学生・大学院生、どなたでもどうぞ(参加要件はとくにありません)。
第178回はできるだけ1月11日までに、第179回は詳細掲示後にお願いします。
※ 各回の参加者の増加に伴うお願い
● 初参加~2回目の方のキャンセルはできるだけ1週間前までにお願いします。
● 参加連絡のメールにはお名前と参加希望の活動をかならず記載してください。
● お返事には最長1週間かかることがあります(返信がない場合には不着の可能性あり)。
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